小指の爪程の大きさで雫型・透明な花弁を五枚つけたこの花は、雨唄の花。気圧の変化を察知して雨が降る頃に蕾を開く。花弁に雨粒が触れると弾くような柔らかい音と淡い光を発する。旅人の足元を照らし、幸へと導く花。湿地帯に多いそれを川沿いで見掛けて、ふと足を止めた。花言葉はなんだったかな。

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