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FOMCの利上げとか利下げはもはや意味がありません。ポーズなだけです。

JPモルガンも相場のミンスキーモーメントが近いと言っています。
暴落が近づいている。

午後4:44 · 2023年3月21日

ミンスキー・モーメントは、
バブル的な信用(債務)膨張に支えられていた経済において、
長く隠れていたリスク(問題)が突然顕在化し、
慌てふためいた投資家による資産の投げ売りが
マーケットの暴落を誘発する瞬間を指します。

FOMCの利上げとか利下げはもはや意味がありません。ポーズなだけです。FRBはすでに量的緩和に舵を切って4ヶ月ぶりに
バランスシートを拡大させました
。最新のノートで解説しています。

FOMCで据え置きもしくは利下げが来たら
それこそ相場がパニックになります。
それは金融システムの状況が思ったより酷いと解釈されからです。
25bpの利上げはもっとも無難で株も上がりやすい。

コロナショックの時に株価の暴落が止まったの要因は
利下げでも量的緩和でもありません。
危機時の緩和転換はネガティブ材料です。
CARES ACTという2.2兆ドルの財政出動とFRBによる社債購入で
株の暴落が止まりました。

米国にとってユーロダラーシステムの継続は国家存亡にかかっています
ユーロダラーとは欧州とか通貨であるユーロとは関係ありません、
名前がそうだけで、米国以外の国の銀行にあるドル預金のことをいいます世界の貨幣経済のバックボーンです。

ユーロダラーに加えペトロダラーも重要です。
つまり、エネルギーはドルでしか買えない世界システム。
この二つは米国の覇権の基礎であり、
米海軍はこの秩序を力で保っています。
ユーロダラーとペトロダラーに挑戦する国とは米国は戦争をして潰します。相手はロシアでも中国でもかまいません

世界の覇権は未だかつて平和的に変わったことがありません。
かならず大きな戦争で変わります。
ドイツと日本は第二次世界大戦で挑戦して負けました。
中国はコソコソ戦略はろうがなかろうが
戦争で米国に勝たない限り覇権をとれない。
中国は戦争で世界の覇権をとったためしがないので到底無理な話。

スイスというのは世界の独裁者とかトップクラスの悪党が
昔から資産を逃していた国です。
しかし、リーマンショック後に米国はスイスに圧力をかけて
銀行口座情報の開示を迫りました。
スイスの金融システムの衰退はそこから始まった気がします。

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