FOMCの利上げとか利下げはもはや意味がありません。ポーズなだけです。
JPモルガンも相場のミンスキーモーメントが近いと言っています。
暴落が近づいている。
FOMCの利上げとか利下げはもはや意味がありません。ポーズなだけです。FRBはすでに量的緩和に舵を切って4ヶ月ぶりに
バランスシートを拡大させました。最新のノートで解説しています。
FOMCで据え置きもしくは利下げが来たら
それこそ相場がパニックになります。
それは金融システムの状況が思ったより酷いと解釈されからです。
25bpの利上げはもっとも無難で株も上がりやすい。
コロナショックの時に株価の暴落が止まったの要因は
利下げでも量的緩和でもありません。
危機時の緩和転換はネガティブ材料です。
CARES ACTという2.2兆ドルの財政出動とFRBによる社債購入で
株の暴落が止まりました。
米国にとってユーロダラーシステムの継続は国家存亡にかかっています。
ユーロダラーとは欧州とか通貨であるユーロとは関係ありません、
名前がそうだけで、米国以外の国の銀行にあるドル預金のことをいいます。世界の貨幣経済のバックボーンです。
ユーロダラーに加えペトロダラーも重要です。
つまり、エネルギーはドルでしか買えない世界システム。
この二つは米国の覇権の基礎であり、
米海軍はこの秩序を力で保っています。
ユーロダラーとペトロダラーに挑戦する国とは米国は戦争をして潰します。相手はロシアでも中国でもかまいません。
世界の覇権は未だかつて平和的に変わったことがありません。
かならず大きな戦争で変わります。
ドイツと日本は第二次世界大戦で挑戦して負けました。
中国はコソコソ戦略はろうがなかろうが
戦争で米国に勝たない限り覇権をとれない。
中国は戦争で世界の覇権をとったためしがないので到底無理な話。
スイスというのは世界の独裁者とかトップクラスの悪党が
昔から資産を逃していた国です。
しかし、リーマンショック後に米国はスイスに圧力をかけて
銀行口座情報の開示を迫りました。
スイスの金融システムの衰退はそこから始まった気がします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?