エモい大喜利、エモ喜利
面白いとは別にエモーショナルな気分になってしまう大喜利の回答ってありますよね。私はそんな回答が大好きなのです。
茶屋の色んな人のエモ回答
勝手ながら過去に遡りまして「好きぃ……」ってなったやつを紹介させていただきます。今のところ私は大喜利茶屋とX上でしかネット大喜利に触れていないのでその他の大喜利サイトのエモ回答は知りません。「これよかったよ」みたいなやつあればぜひ教えてください。
茶屋編の最後に拙作を
いかがでしたでしょうか。エモい回答というものは、悲哀や哀愁といったブルーな雰囲気をまとったものが多いですね。また、メルヘンであったり、空想の歴史を感じさせたりするのもまたエモの形。エモい回答は情景が素晴らしいですね。
Xでエモい大喜利をしてもらったよ
以前Xにてこのようにエモ喜利の募集をかけまして、8つほど回答をいただきました。ありがとうございます。
2376件の表示に対して8つって。
と思いましたが、このような無名で名前も覚えづらくて大した実績もない自分には8つはむしろ多すぎるくらいかもしれません。本当にありがとうございます。
というわけでそんなあーだこーだ言える立場ではないのですが、私が特にいいと思ったやつを紹介します。
素晴らしい。私の解釈が合っているのかは定かではないのですが、去年よりパーティーの人数が減っているのだと思います。
恐らく切り分けているのは誕生日を迎えた本人で間違いないでしょう。「やった~ケーキ食べるぞ~」と思って大きめのナイフを手に取った彼は、去年よりも多くケーキが食べれることに気づき、喜んでいるかのように見えます。しかし、本当に喜んでいるのでしょうか?彼は誕生日を迎えて一つ大人になりました。そんな彼にとって、ケーキを多く取り分けられることはもう喜ばしいこととして捉えられなくなっている。彼は嘘を覚えました。自分を守る嘘を。「いっぱい食えるじゃん、ラッキー」と言う彼の内面はすすり泣きです。けどここで実際にすすり泣いてしまっては、誕生日を迎える前の自分と何も変わっていないことになってしまう。この誕生日パーティーは彼がケーキを切り分けるという通過儀礼の舞台として存在意義を果たしたと言えるでしょう。
言外の意味を汲み取る文章の教科書みたいな回答でした。ありがとうございます。
というわけでいかがでしたでしょうか。他にも紹介したいと思ったのですが思ったよりも難解だったので語れないなと思いました。すいません。もっと活字を読みます。
普段の大喜利で悩んだ時、ちょっとエモを意識してみてはいかがでしょうか。自分の作り出した物語に刺さる人がいるってわかるとほかほかした気持ちになりますよ。
では、また。
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