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ふたつの趣味
以前、患者さんから聞いた話で、毎朝近くの山道の入口まで車で行き、登山してくる方が昔親類にいたそうです。登る山は低くて登りやすい山ですが、それでも雨の日も雪の日も毎日行う事にいたく感心しました。足腰も丈夫だろうと思い仕事柄「長生きされたでしょう?」と質問しところ、「それが病気で動けなくなって登山出来なくなったら、一気に元気が無くなってそこから早かったです」と、意外な答えが返ってきました。運動習慣があるのは良い事ですが、不意なアクシデントで生きがいだった大黒柱のような習慣が断たれてしまうと、もうその後がありません。
ウチの師匠はしょっちゅうゴルフに行ってましたが、その一方で囲碁もたしなんでおり、よく「ゴルフに行けなくなっても囲碁があるわ」と笑っていました。春や秋の気候の良い日はコースに出たり打ちっぱなしに行き、冬や真夏には空いてる時間に自分の部屋でひたすらに囲碁を打ってました。
このように、普段から外と内でひとつずつ趣味を持っておくのは意外と大事なことなのかなと思いました。
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