Fate / Grand Order iOS版のリリース日から今に至るまで連続ログインを切らさない程度には入れ込んできたゲームだ。 アプリゲームでは最高峰のストーリーと渋めのガチャ、頑張ってはいるが時代から取り残されつつある戦闘システムというのが、世間一般の評価だろうか。 マイナーなPCゲームを大本としながらも、一時はアプリゲーム界の覇権を握り、シリーズが巨大プロジェクトと化した今もなお、最も多くのファンが付いているであろう作品である。 元々Fateが好きだったし、やは
3月4日。 ニトロプラス原作のスマホゲーム『咲うアルスノトリア』が、遂にリリースされた。 巷を席巻する『ウマ娘』ほどの超長期の延期というわけではないが、それでも1年以上待った。 どんな出来になるのか不安半分ではあったが、いよいよプレイできるとなると、やはりワクワクが勝っていた。 何と言ってもニトロプラス。僕が初めて触れたPCゲーの制作会社であり、最も好きなPCゲーの制作会社でもある。 いざ、と始めて4日間。 今に至るまで、なかなか楽しんで触らせてもらっている。 その魅力
前回は熱量モリモリの作品を紹介したので、今回は儚い系。 一部画像が小さいのはご容赦ください。 基本的に公式サイトで見ることができる画像のみを載せるようにしているので。 第六回 『白詰草話-Episode of the Clovers-』 《概要》 2002年にLittlewitchより発売された18禁ゲーム。同ブランドの処女作でもある。 Littlewitchの中心人物である大槍葦人が1996年に発表した漫画『ANDROID DOLL』とリンクした物語とされる。 ノ
今回は厨二の権化みたいなゲームの話。 正田卿、Gユウスケさん、頑張れ。 第五回 『Dies irae 〜Amantes amentes〜』 《概要》 インディーズゲームブランドであるlightから発売されたバトルオペラアドベンチャー。PCゲーム随一の厨二性を誇る、『神座シリーズ』の代表作である。 2007年に『Dies irae 〜Also sprach Zarathstra〜』通称無印版が、アダルトゲームとして発表される。しかし、発売延期に加えて、発表されていたイベ
今回はまた萌え寄りのゲームの紹介。 できるだけ燃えと交互にやりたいが、ストック的に萌えがいつまでもつかはわかりません。 第四回 『なないろリンカネーション』 《概要》 老舗エロゲブランドであるエルフ、シルキーズのスタッフが独立して立ち上げた『シルキーズプラス』の第一作目。 萌えゲーアワード2014の準大賞を受賞している。 2015年にはPSVitaソフトとして全年齢版が発売された。 ほのぼの・ギャグ要素の多い作品ではあるが、タイトルに『リンカネーション』とある通り、輪
今回は『燃え』のターン。 書きたい内容の関係でほんの少し項目を変えているがご容赦願いたい。 第三回 『塵骸魔京』 《概要》 2005年にニトロプラスから発売されたアダルトゲーム。 私が初めて触れたエロゲである。 本作のシナリオライター・夜刀史郎が世界観設定を担当していたTRPG、『BEAST BIND 魔獣の絆RPG』のキャンペーンシナリオを下敷きとして製作されたとされる。 ちなみに夜刀史郎はペンネームの一つであり、一般には海法紀光としての名前の方が有名。最近の作品
初回につき二連投。 第一回は『燃え』寄りだったので、次は『萌え』に寄せる。 第二回 『グリザイアの果実』 《概要》 フロントウイング設立10周年記念作品として制作され、2011年に発売された。 萌えゲーアワード2011大賞部門の金賞を受賞している。 18禁ゲームだが、2年後にはPSP、PSVitaソフトとして全年齢版が発売された。 続編や外伝が多く、漫画やアニメシリーズによる展開があるなど、一般層にも比較的認知度の高い作品だろう。 共通ルートでは主要登場人物全員でわ
ノベルゲームと呼ばれるジャンルの作品に初めて触れてから、今年で10年になる。 大学に入って一人暮らしを始めた。バイトをして、自由に使えるお金が増えた。趣味に回せる時間も増えた。 近所のGEOで、PS2ソフト『機神咆哮デモンベイン』を見つけて買ってきたのは、そんな頃だった。 せっかくの節目なので、今までプレイした作品についてまとめてみようと思う。 レビューのようなかたちを取るが、自分のための備忘録も兼ねるので、軽度のネタバレについてはご容赦願いたい。 第一回 『Phant