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小さなことは決して小さなことではない

小さなことは決して小さなことではない、
愛読書「7つの習慣」の書籍には、そのようなことも書かれています
そして本当に「そうだな」と思ったのが、きのう

わたしの娘は中学2年の時に心が傷つき、私立中学を退学し地元の公立中学に編入しました
その時からすでに5年が経っています

いまでも当時の傷のためか、心の風邪のためか、朝起きられなかったりご飯が食べられない、人と会うのが怖かったり動悸や息切れがする、そんなことがあります

そして今まで、そうした娘に正面からフルスイングで向かい合えていなかったのダメダメ母親であり、ダメダメなわたし 

娘のことで自分が傷つくのが怖かったり、一緒に涙を流すのが恥ずかしかったり、自分に都合のいい言い訳や理由をつけてなんとなく逃げていました
そしてそんな自分でさえも「それでいいんだ」と思い込もうとしていました
大きな間違いをしていました

でも今回7つの習慣の学びや、その学びを共にした多くの仲間がいたのがキッカケで、娘と一緒にこうした苦しみや辛さを乗りこえて「どう生きていくのか」を考えようと思えたのです

傷ついてもいい、みっともなく泣いてもいい、わたしの覚悟も決まりました
そう、今までなかったのは自分への覚悟と娘を守という責任、母親という役割

それが7つの習慣の学びの基礎が終了するその日に、ようやく気づいたわたしの「ボイス」です

それがきっかけになり、いまは一人暮らしをしている娘に会いに行くことを決めました

「水曜日は娘の日」


そう決めて昨日でまだ2週間、2回目の訪問でしたが、けさ早くから娘からLINEがきたのです
それが「めっちゃスッキリ起きた」「ありがとう!!!」「今日朝ごはん食べてレポートやる」「やったー!」というメッセージ

娘はいつも私に気を使って「大丈夫」「心配ないよ」「死なないよ」と言い続けていました
ときどき泣いて電話をかけてくることはありましたが、基本的に「迷惑をかけたくない」とか「心配させたくない」という、周りを気遣っての気持ちや周りを想っての気持ちから、いままではすごく我慢をしたり無理をしていたように思います
そしてそれは、まるで昔の自分のよう

だけど、7つの習慣にふれて、共に学んだ仲間や、導いてくれた先輩やファシリテーターの方がいらっしゃって気がつきました
自分が本当に成し遂げたいことは何か?何から目をそらしているのか、どうなりたいのか、どうすれば本当に「幸せ」と言えるのか、そして本当の「成功」を感じることができるのか、という多くのことに

17歳になって「めっちゃスッキリ起きた」ことはもしかしたら「小さなこと」という人もいるかもしれません
でも私は違うのです、これは大きな一歩につながる「小さなこと」

幼いころは「いま笑った」とか「ようやくハイハイができるようになった」とか「歩けるようになった」とか「お話しできるようになった」とか、たくさんのうれしいことに包まれていました
だけど知らず知らずのうちに、そうしたことも「当たり前になっていた」

だから今になっても「スッキリ起きれたこと」や「朝ごはんが食べれたこと」など、普通の人からすれば「当たり前」な小さなことも、もう一度「当たり前じゃない幸せ」と感じる時間をもらっているような気がしています

小さなことは決して小さなことではない、
書籍や仲間から学んだこの言葉を、しみじみ感じています。

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