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2022年わたしの中のBEST ワンツー!ブルックスグリセリン20& サッカニートライアンフ20


みなさん、こんにちは。お陰さまで10年、
ジャストフィットのお手伝い
藤原商会代表: シューズアドバイザー藤原です

さて、本日は20代目、まさにハタチ対決にして、2022年デイリートレーナー、わたしの中のベスト1、2と言っていい、「ブルックスグリセリン20」と「サッカニートライアンフ20」のご紹介をしましょう。


どちらも20代目なので、当たり前ですが、初代から20年発売されている、アメリカでは誰もが知る定番中の定番ですが、モデル名をはじめて知ったと言うランナーも少なくないでしょう。

例えば、ブルックスならゴーストというあなた、ゴーストは15代目、グリセリンは20代目ですから!

さあ、解説していきましょう。

What is グリセリン20?

ブルックスと言えば、アメリカランスペシャリティーショップでNO.1のブランド。ここのモデルと言えば、ゴーストなんですが、まさにゴーストは定番ヒットメーカー・ベーシックモデル。

このシューズを履いたことがあるランナーは、この機会に是非、グリセリンにアップグレードしてほしいと思いますね。

今回グリセリンは19から大幅なフルモデルチェンジがありました。ミッドソール素材に以前発表されたコンセプトモデルオーロラに搭載されたDNALOFTv3という、素材を使っています。。

「人類は月を歩いたことはあるが、走ったことはない」というコンセプトから発想したあのフワッフワッの素材です。

それが定番のモデルに搭載されたそれは、浮ついた雰囲気はなく、いい仕事をするミッドソールになっています。

ちなみにゴーストは最新版15でもDNALOFTv2です

クッションと安定感を実現した理想的モデル

おさらいですが、DNALOFTとは、スポンジ構造の空洞をゴム補強して耐久性を出す技術のこと。

v3ではEVAという従来ながらのスポンジ素材に他の樹脂をブレンドして、それをさらに高発泡したもの。それのソールプラットフォームを広げて、耐久性とクッション、安定感の全てを両立させようとしたミッドソール技術になっています。

クッションと安定感とは柔らかいと硬いという相反するもの、それがこのシューズはバランスがとてもいい。クッションもいいし、安定感もいい、というまさに理想形です。今年のベストである理由はそのバランス感です。

そして忘れてはならないのはフィット感。甲と踵でしっかり掴むこの感じは、やはりブルックスと唸る感覚ですね。

今シーズンはデイリートレーナーはどこも良かったのですが、このシューズの出来は本当に素晴らしい、後世に残る出来だと思います。

ジョグをしていると足を乗せたときの安定感とその後推進力は、まさに、ぐにゃぐにゃでもなく、コチコチでもない、心地いいバランスのクッションですね。

サッカニートライアンフはまる1年待っていた

そして、2022年最後に来て、すごいのが出てきました!サッカニートライアンフ20は、悪いところが見つからないベストデイリートレーナーと言っておきましょう。

こちらもライド15のアップデイトモデルという、ブルックスのゴーストとグリセリンの関係性と同じですね。

クッションはまるでレーシングカテゴリーのエンドルフィンシリーズを思わせるソフトライド、単純に心地いい。エンドルフィンと同じ素材かなと思うぐらいです!

こちらのミッドソールにはパワーランPBではなくて、パワーラン+を使用していて、今回は混ぜ合わせた素材レシピが絶妙というわけですね。だからと言ってグラグラするわけでもない安定感はソールの広いプラットフォームがなせる技なんでしょう。

そして、アウトソールのXT900カーボンラバーは耐久性がとてもいい。すごくいい、現状150K弱使用ですが、耐久性が最近の商品の中でもかなりあることを追記しておきましょう。

アッパーは前足部は広めで、しっかりとした甲まわりと踵のフィット感、グリセリン同様に足入れはいいですね。トライアンフ20は今のところ不満がない、強いて言えばシューレースが結んだときに少し短い、ぐらいです!

こちらも確認くださいね!


あなたは、どちらを選ぶか?


どちらもドロップ、傾斜は10mm。坂道のタイプのトラディショナルな乗り心地です。

サイズ感もどちらのシューズもトゥーサイズ、普段のサイズで大丈夫です。ご自身の足の実測から1cm以内におさまるサイズ感ですね。

価格はグリセリン20が18150円、トライアンフ20が19800円ですが、
どちらも既に何足も他社も含めたデイリートレーナーを履いたことのある、違いの分かるランナーは、是非これらのモデルを選んでみましょう。

とは言っても、ランナーを選ばないスタイルなので、もちろん初めての1足でもいいですよ。

敢えていうならば、よりバーサタイル(多目的)な目的で使用したいランナーは、グリセリン20かな、フルマラソンならレースデイシューズになる方もいると思いますね。

LSDなどロングランで使用するマックスクッションスタイルを希望するランナーはトライアンフ20という選びわけがいいでしょう。

もう一回言っておきます。今年のベスト1、2のモデルです
そして、前モデルは買っちゃいけません、最新モデルがとてつもなくいいですから。

シューズアドバイザー藤原でした。

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