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予備試験受験の心得 ② 論文式試験編

試験の山場である論文式試験について、様々なアプローチがあることは認識していますが、私がベストだと思うものについては、以下の通りです。

1、過去問をまず読んでみて、論文式試験というものが、どういう感じのものなのかを把握します。
過去問題集に掲載されている再現答案を読んで、どういうものが、合格答案なのか、ザッと把握します。
2、入門書(なるべく基本的なものが記述されたもので、分厚くないもの)を読み込みます。
3、再度過去問を自分の手で解いてみます。最初、論文として書くことがハードルが高いと感じる場合には、答案構成のようなもの(論点をメモして結論を記述したもの)でも構いません。
4、自分の解いた問題に対する解答としての、合格者再現答案を何通か読み込みます。その際、自分の書けなかったところや、各論点について書く分量を把握します。
同時に、問題文も分析します。
5、4の際に、自分に足りていなかったと思われる判例、学説の知識がある場合には、基本書等の該当箇所を読み込んで、理解を定着させます。
6、3、4、5を繰り返します。
7、直前期は、あまり手が疲れるようであれば、3の部分は答案構成のみにとどめます。

試験会場における対策

私の場合は、下見をして、当日は時間に可能な限り余裕を持って行きました。
トイレの位置は、最初に確認すべきことです。


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