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何者 レビュー:「頭の中にあるうちは傑作」

どうも、まっすーです。1日1映画紹介も3作目に突入しました(笑)このまま継続できるように頑張ります。

本日紹介するのは「何者」2016年10月15日に公開され、所要時間は97分。値上がりで人々を騒がせたAmazon primeにて鑑賞しました。朝井リョウさんの小説が原作です。評価:★★★(主観)

就活に苦悩する大学生たち。就活っていう独特な波に押し寄せられ、

自分と他人の嫌な部分が垣間見れる少し闇のある作品。

SNS世代にはいい意味でも悪い意味でも心に響くものがあるのではないだろうか。

〇予告編

〇あらすじ

就職活動の情報交換のために集まった、5人の22歳。

企業に入れば特別な「何者」かになれるのか、そして自分は「何者」になりたいのか。それぞれが疑問を抱えながら、就活に立ち向かっていた。

かつて演劇サークルで脚本を書いていた、人を分析するのが得意な拓人(佐藤健)。天真爛漫で何も考えていないようで、着実に内定に近づいていく光太郎(菅田将暉)。光太郎の元カノで、拓人が思いを寄せ続ける、実直な性格の瑞月(有村架純)。「意識高い系」でありながら、結果が出ず不安を募らせていく理香(二階堂ふみ)。社会の決めたルールには乗らないと宣言しながらも、焦りを隠せない隆良(岡田将生)。そんな5人を先輩として見守る、大学院生のサワ先輩(山田孝之)。

力を合わせて就活を進める中、5人はそれぞれの思いや悩みをツイートするが、それはあくまで表の顔。内定が決まらない中、お互いの就活へのスタンスや取り組み方の違いに嫌悪感を抱き、人間関係に歪みが生じ始める。やがて「内定者」が現れたとき、そこで見えてきたのは、これまで隠されてきた裏の顔だった、、、(filmarksより引用)

〇感想

「頭の中にあるうちは傑作」

就活という世間が作った波に沿って、自分は「何者」なのかを問われる話。

日本は特に「肩書」というものにとらわれている気がする。私含めて。

企業に属するということで得られる安心感、「内定」を得ることで「自己肯定感」を高めることができる。それが正しいかは別にして。

主人公の拓人は他人の分析ばかりして、肝心の自分は内定をもらうことができずもがき苦しむ。徐々に内定を勝ち取る周囲に焦り、出てくる裏の顔。人間の醜さと気持ち悪さを存分に味わうことができる作品。       

 ダメな自分を認めてもがき苦しむしかないなって映画をみて実感。自分のなかの戒めにしよう。

就活中にみることはあまりお勧めしません。見終わってからみると色々考えさせられるのではないでしょうか。






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