いつかの夢が手の中に

東と西が出会うところへ赴くことになりました。
昔、隊商やマルコポーロと聞いても自分とは関わりのないところと思っていましたが、あと5か月ほどでその地で生活をし、仕事をしていくことになりました。 
初めて見る文字は、ハートを崩したような、はたまた古代文字かと思うような、見たこともないグルジア文字。
5個の母音と28個の子音があるそうです。
今から積み重ね、最初の挨拶をなんとかグルジア語でできるようになることがとりあえずの目標です。

絹は、お姫様がお茶を飲もうとしたときに、服についていた繭がお茶に落ち、それをつまみ上げたら綺麗な糸が見つかったという、偶然と偶然が重なり、そして世界に広まりました。
そんな偶然の重なりも今の我が身に照らし合わせると、ひと言では言い表せないほど感慨深く、シルクロードという姫が思うことも想像することもなかった歴史が重く、ありがたく、期待が膨らむばかりです。
はてさてこの先どうなりますでしょうか。

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