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はじめてのお仕事は憧れの書店で

こんにちは。Fruitです。
前回初投稿した記事、多くのリアクションをいただき、非常に嬉しいです。
読んでくれた皆様、本当にありがとうございます!

現在、noteで「春の連続投稿チャレンジが」が催されているので、流れに乗って連日投稿させていただきます(^_-)-☆

私の「はじめての仕事」について

さて、最初に紹介ですが、私は22卒の社会人2年目の代になります。
大学を卒業し、正式に社会人として働き始めたのは昨年度(2022年4月~)のため、「はじめての仕事」は新卒で入社した会社になります。
(実は今月、同業種の別会社に転職しております。この話も追々…。)

しかし、はじめて給料が発生する仕事を体験したのは、高校三年生の受験後、2~3月の間に少しだけ働いた、書店でのアルバイトになります。

人生はじめてのお仕事は、憧れの書店で

新学期前の数か月間、毎年その書店では、近くにある母校の教科書販売を行っていました。
教科書販売の時期は、通常の業務と並行して準備を進める必要があるため、進路が決まった高校3年生を一時的に募集をして人員確保していました。

家から徒歩1分もかからない距離にあるため、幼少期からほぼ毎日通っていました。
私が漫画好きになったきっかけでもあり、思い出と大好きが沢山詰まった場所で働くことができて、当時とても嬉しかった記憶があります。

教科書販売の準備は、思った何倍もハード

正直、教科書販売とはいえ、書店での仕事なんて「そこまでハードじゃないでしょ」と心の中で思っていました。
また、高校時代は吹奏楽部の副部長を務めていたことから、外部の講師や保護者など、大人と話す機会が多くありました。
そのため、高校生ながらにコミュニケーション能力には自信があり、自分ならなんとかなるという、根拠もない自信に溢れていました。
今思うと、世間知らずな、幼い子供でしたね。。

いざ仕事を始めてみると、予想に反して、かなり体力仕事であることに驚きました。
それもそのはず。
私の母校は一学年6~7クラス、各クラスに40人程度います。
自称進学校だったので、履修する科目数もそれなりにあり、全科目が入った教科書のセットを全校生徒の人数分作る必要がありました。

膨大な量の教科書を運び、人数分ごとに仕分けを行い、節目節目で確認を行う…。
単純な作業に思えますが、体力的にも精神的にも、とても負担がかかる仕事でした。
何十冊もの教科書を持ちながら往復を繰り返す場面が多かったので、すぐに腕と足が痛くなりました。
初日の夜、久しぶりに筋肉痛に襲われたことをすごく覚えています。(笑)
中腰になりながら教科書の仕分けも行ったので、日を追うごとに腰も痛くなりました。
加えて、教科書の入れ間違いがないよう、注意を払いながら行ったので、精神的にも疲れる作業でした。
最初思い描いていた何十倍も、地味できつい作業が多く、毎日へとへとになりながら仕事に励みました。

書店のメンバーは、私以外全員孫がいる、65~70歳くらいのおじいちゃんおばあちゃんばかり。純粋に尊敬するばかりでした。
「わずか18歳の自分ですら疲弊してしまう作業なのに、普段の仕事と並行してやってのけてしまうの、凄すぎる…!」と。

そんなこんなで準備を終え、最後の数日は母校で教科書販売を行いました。
大好きな書店の一員として、母校で教科書販売できることに、喜びと達成感でいっぱいになりました。
部活の後輩が買いに来てくれた際は、「バイトしているの。」と、大人ぶって接客をした記憶があります。(笑)
販売の場面では、やっと、お得意のコミュニケーションスキルを発揮できたのかもしれませんね。

最後に…

今思うと、仕事のやりがいや、楽しさを知ったのは、この瞬間だったのかもしれません。
思い出して、とても懐かしい気持ちになりました。
社会人として、今は当たり前のように仕事をしているけれど、当時は「働く」ことに対して、強い憧れや社会的価値を感じていたんだな…と。

最近、仕事に対してネガティブな感情を抱いてしまったり、迷走することが多くなってきました。
純粋な気持ちで仕事ができていた学生時代を思い出し、今後生きていく上で大切なことを、見つけられるきっかけになれたらいいな、と思います。

長くなりましたが、以上で終わります。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!また今度!!

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