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Blur 個人的ランキング

サマソニ用に聞きました
気分によります 前提として全部良いです マジックウィップだけ聞けてないので省いてますごめん

8.Leisure (1991)
元々シューゲイザー好きなのもあって思ったより全然良かった。特に「Slow Down」や「Repetition」、「Come Together」とかが好きなんだけど、他のアルバムを聞いていく内に印象薄くなっていったから一応最下位にした。めちゃ良いんだけど別にこれブラーじゃなくてもいいな…という感はちょいある

7.Think Tank (2003)
かっこいいんだけどM5〜7くらいでダレる気がする……。というか5枚目でアメリカのオルタナティブに接近してからアルバムの中盤ダレがちだと思う。でも「Crazy Beat」「Good Song」「Moroccan People's Revolutionary Bowls Club」とかは格好いい。「Sweet Song」も超名曲だと思うし、夏だ……となる。ただその後の曲はもう少しシンプルでも良かったのでは…と思う。M13の隠しトラックが隠されてる感そんなにない。初聴で曲終わった後にこれ後に続きそうだな…と思って残り時間見たらやっぱり隠されてた。
あとゴリラズとの両立、グレアムの脱退っていう要素もあると思うんだけど、だからといってそれがどうとかは別になかった

6.The Great Escape (1995)
ブラーの「捻くれ感」が最も強いアルバム。M1「Stereotypes」のギターのイントロからもう「よっしゃ」てなる。M2「Country House」で得意の捻くれポップ Parklifeで期待された中でM7「The Universal」が書けるのは凄いと思う(M3「Best Days」もかなり良いバラード) 「Charmless Man」はブラーの中でもトップクラスに好きだし、「Globe Alone」も結構好き それ以外の曲も捻くれてる感がブラーっぽくて良いんだけど、曲順というか、最後の「Yuko and Hiro」で終わるのは流石に間抜け感が否めない気がした

5.The Ballad of Darren (2023)
こういう歳の取り方をしたいですね…となる最新アルバム。「The Narcissist」が最強、これさえあれば暑い夏も涼しく過ごせそう、曲終盤の音がデカくなるミックス?に圧倒される。まああんまりアルバムとしてボリュームはないからこの辺の位置にしといた

4.Parklife (1994)
まあ間違いないアルバムだと思う。初心用っぽい 地味に「Magic America」がサマソニで聞きたい。今更言うまでもないけど、「Girls and Boys」と表題曲「Parklife」がめっちゃ良い 「Jubilee」もいいよね でもやっぱりアルバム中盤の印象薄いんだよなあ……ブラー毎回こう

3.13 (1998)
全カタログの中で1番尖りを感じる。アルバムの構成が1番良くできてるのでは?前半に「Tender」「Coffee & TV」置いて、「B.L.U.R.E.M.I.」「Battle」を挟んで、「Trimm Trabb」で暴れて、「No Distance Left to Run」「Optigan I」で締める構築美。そんで「Bugman」がめちゃくちゃ格好いい。あとこれは3位のアルバムに対して言うことではないかもしれないけどM8〜M10が曲名見ただけだとどんな曲かあんまり思い出せないのが悲しい(思い出せるようになるまで聴き込めと言われたらそれまでなんだけど)

2.Modern Life Is Rubbish (1993)
本格的にアメリカ市場に乗り込む前のブラーに関してはポップとギター色の塩梅がかなり俺好みで、このアルバムはそれが特に顕著だったからこの位置になった。あと3位の『13』の時に言った「曲名だけだと内容思い出せない現象」が1番薄い。何曲かピックアップするとすれば、「Star Shaped」はイントロがめっちゃ良くて中盤くらいでポップになる展開が素晴らしい。「Turn It Up」のイントロも痺れる。「Oily Water」のアウトロが長い曲めっちゃ好みだし、「Chemical World」は本編のギターめっちゃかっこよくて、アウトロで流れる"Intermission"で好きだった東京事変もこんな感じだったなあ…となった んで「Resigned」で締める……完成度で言ったらParklifeとかの方が高いかもしれないけど、こっちのもうちょっとロックしてるのが好きなんだなあ

1.Blur (1997)
路線変更して1曲目が「Beetlebum」だったときの当時のファンはどういう気持ちだったのだろうか、あまりにも完璧な曲(ノエル?に俺の曲にしてえなあと言わせたことで有名) 「M.O.R.」はブラーの中で俺がおそらく最も多く聞いた曲、このオルタナ感がたまらん M6〜M10でドロドロした曲過ぎた後に「Look Inside America」を配置する狡さったらないね(Primal Scream『Screamadelica』のDamagedという曲と曲の配置が似てる) それと「Strange News from Another Star」「Essex Dogs」から溢れ出る実験精神を浴びてアルバムが締められるのなかなか渋いね


 何回か書いたけど、やはりアルバム中盤によく置かれてるローテンポでドロドロした曲が連続する感じがあんまり好きじゃないんだと思う だからアルバム通して聴くと中盤の印象が薄くなることが多くて、そこがなければもっと好きになれるアルバムが多いのかなと。
 あと初めて音楽を文章で評したけど、曲を褒めるボキャブラリーが「良い」「格好いい」とかしかなくて嫌だった いつも見てるレビューの人たちは凄いんだな……


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