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LIFE TUNINGレポートvol.7 :『リモートワーク を快適にするためのDIYを楽しみたい』ミテモ株式会社・シニアプロデューサー 乾善彦 さん

働き方、暮らし方に大きな変化が起きている昨今。まだ状況が落ち着かない中、ストレスを抱えがちな方も多いのではないのでしょうか。
このような時代の中、心身ともに健康な状態で過ごすにはどうすればよいのかを追求する連載「LIFE TUNINGレポート」、第七回はミテモ株式会シニアプロデューサーの乾 善彦さんにお話していただきました。

乾 善彦さん(41歳)
1978年生まれ、奈良出身。企業向けに研修や人材組織開発サービスを提供するミテモ株式会社にて、シニアプロデューサーとしてクリエイティブ面の責任者及びeラーニング事業を担当。
北海道大学・大学院にてバイオテクノロジーを学んだ後、興味のあったITに携わるべく、東京のIT企業にてエンジニア、マーケティング、ビジネス開発を担当。2016年に独立し、原っぱ大学柏かわせみキャンパスの立ち上げに従事しながら、スタートアップ企業のシステム開発のPMやイベントプロデュースを行い、2018年から現職。
趣味は、息子にプレゼントしたが遊んでくれず、自分ではじめたらハマったスケボー。

「リモートワーク になってから、組織体系を変更しました」


ーーリモートワークでのご調子はいかがですか?

今年の3月末からリモートワーク を始め、緊急事態宣言の解除後もリモートワーク 中心の働き方をしています。

オフィスにいるだけで仕事をしている気分になるのが嫌で、もともと週3-4日出社だったので、今の状況は働き方は、自分が目指していたものに近いと感じています。

チームマネージメントの観点では、リモートワーク になり、皆の状況が見えづらくなってきたので、フラットだった組織体系を階層的にして5人1チーム制にしました。そのうえで、問題点があれば各チームのリーダーから共有してもらうようにしています。今のところ、この仕組みはうまく機能しています。

メンバーを管理することと、自律的に働いてもらうことのバランスをとることは難しいですが、日々調整しながら、皆が気持ちよく働いて成果を出すことができるチームとなることを目指しています。

ーーリモートワークに合わせて最適化を進められているのですね。リモートワーク 期間中、どのように1日を過ごされていますか?

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(乾さんの一日の調子グラフ)

現在(6月初旬)、小学生の息子が1日ごとに午前・午後登校を行う分散登校とをしているので、それに合わせて午前6時起き、8時起きと起きる時間を変えています。

起きてから一時間後くらいから働き始めますが、集中力は三時間程しか持続しないと思っているので、午前中からお昼過ぎまでを集中して企画書など頭を使う仕事をやり切る時間とし、それ以降は集中力がいらない作業をする、メリハリをつけた働き方をするようにしています。

夕方6時頃まで仕事をしてから、家族で夕食を食べます。夕方に打ち合わせがなければ、奥さんに代わって自分が夕食も作ることも、たまにあります。

夕食後は、息子の宿題を見たり、最近ハマっている「フォートナイト」というゲームで遊んだりしています。フォートナイトはもともと息子が遊んでいたのですが、リモートワーク になり自分もやってみたら、はまりました。

ーーメリハリをつけること、とても大切ですね。具体的に心身の調子を調える「チューニング」としてやっていることはありますか?

始業後、いきなり難しい提案書を作るのはハードルが高いので、まずは集中モードへの切り替えをするために、軽くゲームをしています。

今ハマっている「フォートナイト」は100人程のプレイヤーが一つの島に集まって、ナンバーワンを目指して闘うゲームです。1ゲームが 20分くらいなので、時間的にもちょうど良いウォームアップとなっています。

仕事中の切り替えは、コーヒーやハーブティーを飲んだり、部屋で音楽をかけたり、その時の気分に合わせて様々なことをしています。

音楽を聞くときは、植木鉢にBluetoothスピーカーを入れて再生し、音をいい感じに反響させて楽しんでいます。このようにちょっとしたDIYをすることが良い気分転換となっています。

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       (植木鉢にBluetoothスピーカーを入れて再生)

また、ベランダでのガーデニング も楽しんでおり、今はアボカドの種を鉢植えに植えてみて、無事に咲くかどうか実験中です。

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        (ベランダでのガーデニングの様子 )         
           
ーーリモートワーク で買ってよかったものやはじめてよかった習慣があれば教えていただけますか?

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    (とてもリラックスできそうな、乾さんのご自宅での仕事環境)

・部屋の模様替え
もともと家で仕事をするときは、リビングのダイニングテーブルでしていたのですが、リモートワーク になってから、自分の部屋で仕事をするようになりました。自分好みのくつろげる空間にするために、いらないものを処分し、ラグを引いてキャンプ風の部屋にするなどの模様替えをしました。

・PCの買い替え
動画を作る敷居が下がってきているので、動画制作を始めようと思い、PCを買い換えました。2mの自撮り棒、アクションカメラを持っているので、動画編集の勉強ついでに、最近スケボー動画を制作しました。

         (乾さんの編集されたスケボー動画)

・フェイスリグ
フェイスリグは、zoom打ち合わせで簡単に3Dキャラクターになれるサービスです。同僚たちを和ませるために、このサービスを利用してかわいい3Dキャラクターになり、全体会に出たりしています。
部屋が汚くても、髪がボサボサでも、3Dキャラクターになれば関係ないので、そういった点でも重宝しています。

ーーそのほかにも、これからリモートワークで試してみたいことや買いたいものはありますか?

今後も家で働く時間が多く占めると思うので、より良い仕事環境にするために、椅子をゲーミングチェアに買い換えたいです。

また、これから夏場で暑くなってくるので、ベランダにミストシャワーを置いて室外機を冷やし、エアコンが冷却性能を維持できるようにしたいなと考えています。そういったリモートワーク を快適にするための工夫を、今後も楽しみながらやっていきたいです。

ーー最後に、乾さんの今後の目標・ありたい姿について教えてください。

今、興味関心があるのが「サーキュラーエコノミー」です。

国連がSDGsを提唱したり、パリ協定が締結されるなど、今後持続性がないビジネスはどんどん淘汰されていくと思います。そのような中で、どうやって持続性のあるビジネスを作っていけるかに興味があります。

個人的に手伝いをしている「SHIMA DENIM WORKS」というデニムブランドはサトウキビの搾りかすを材料の一部としてデニム生地を作り、ジーンズなどを作る「循環型のものづくり」を行っています。

サトウキビは年間18億トンも世界で作られて、そのうち2億トンが搾りかすとしてでます。

一般的にサトウキビの絞りかすは処理に困り、製糖工場のボイラーの燃料として燃やされたり、放置されているものなので、それを活用するアイデアは、ビジネス的にも可能性があり、わざわざデニム制作のために森林伐採をしなくてすむので環境にも優しく、とても素晴らしいと思っています。

今後もそのような「良い循環」を作るべく、ビジネスとして成立して、ソーシャルグッドでもある、取り組みを手伝っていきたいと考えています。

ーーありがとうございました!乾さんの今後のご活動、楽しみにしています!

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