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動物愛護初心者あるあるの質問に答えてみました

中学3年生の方から可愛らしい質問を、勤め先でいただきました。

Twitterや各種SNSでよく聞かれるあるあるでしたので、いい機会だと思い、

こちらに残しておこうと思います

※こちらはあくまで、佐藤の考えです。今は2020.8月、ここから自分の意見がどう変わるかも楽しみです

・ペットの店頭生体販売に賛成ですか?反対ですか?それはなぜですか?

A:どちらがいいとは、簡単には申し上げられません。
なぜなら、良い面と悪い面があるからです。今は悪い面ばかり目立っていますが多くのご家庭が、犬や猫といったペットを介して命のすばらしさを知り、そして日本の動物愛護法が発展してきたのは、店頭販売という流通販売を通して多くの方々が命と出会ったからだと思うからです。

・海外ではペットの店頭生体販売が主流ではありませんが、日本ではほとんどが店頭生体販売を行っています。それはなぜだと思いますか?また、今後続けていくべきだと思いますか?

A:現在、多くの諸外国でも生体の店頭販売や大きな流通網を構築し生体販売を行う事例が出てきております。それは、あちらのペット業界の方々が、日本のペット業界のいいところに着目したからではないでしょうか?
店頭の生体販売は今後も、しばらくは続くのではないかと佐藤個人は考えています。しかし、今より生体の値段はかなり高額になるのではないかと考えています。
それは、今までの、そしてこれからも動物愛護法が進化し、動物の福祉と権利が進化したり日本の人々がペットを家族の一員と考え、人と動物がお互いに気持ちよく暮らせるための方法を模索し行動するからだと思うからです。
今後、日本ではワンちゃんや猫ちゃんも、その心と体の成長に合わせてや、人とお互い気持ちよく生活するためのルールを人が一緒にくらすワンちゃんや猫ちゃんの保護者となって真剣に考える人がもっと増えるのではないかと思います。なので、ごはんも良いもの、教育もいいとこというように、今よりずっと、ワンちゃんや猫ちゃんとの生活にお金をかける人がおおくなるのではないでしょうか?なので、お母さんになるワンちゃんや猫ちゃんにも気を使う業者さんとしか付き合いたくないという風に消費者が変われば生体販売も変わると思います。

・動物保護法の改正によって販売環境が改善されたと思いますか?
A:少しの前進だとは考えています。しかし、結果がでるのは数年後です。今回の改正を良かったで終わらせるのではなく次への課題を見つけそれを改定していくように、国民がより動物愛護法を学び、こう変えていきたいとアクションを起こすべきだと考えています

・さまざまな情報がありますが実際はペットショップで売れ残ってしまったペットにどのような対応がなされていると認識していますか?また、それはどのように改善されるべきだと思いますか?
A: 様々な情報があり、どの情報が正しいかなどは各会社によって違うと思いますし、把握しきれておりませんので
回答は差し控えさせていただきます。
本来なら、きちんとした教育を施し、その付加価値をつけ、子犬子猫といった生体販売より高額で売っても良いのではと思いますが
今の日本の価値観では少し難しいかなと考えています

・ペット販売の理想的な形態はどのようなものだとお考えですか?
A:個人的にはペットが生まれてから死ぬまで、そして亡くなった後も、ずっとお付き合いできる人間関係の構築だと思います

・活動していく上で大変なことはありますか?
A:団体としての質問なので、差し控えさせていただきます
個人的には、Tさんのような若い世代が、興味をもってくれて非常にうれしく思っています
動物の活動をされてる方にとっては嬉しいできごとだと思います
自分より弱い立場のもの(庇護するもの)の立場になって、考え、行動し、社会に反映することはとても大事です。今後ともその優しい心と、今の社会をもっとよくするためにはどうしたらいいだろうという
疑問と、それを解決する行動力を是非持ち続けてください

中学生からの質問でしたが、よく聞かれるあるあるでしたので、個人的な記録としてのこしておこうと思います

ネットやSNSの情報だけを信じるのではなく、書籍や信頼のおけるデータ会社または現地の様々な声、色んな角度や面からみて、自分がどう思うか自分が社会に何を求めて、そのためには何をクリアしていけばいいのか、多面的な角度から物事を実際に自分で見て確かめるのが今一番必要だなと感じています


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