「背負った」者の覚悟へ声援を

世間がWBCに沸く裏で、ファジアーノ岡山のサポーターの多くは別の「日の丸を背負ったサムライ達」の活躍に心を動かされていたのではないでしょうか。

現在、ウズベキスタンで開催されているU-20アジアカップにはファジアーノ岡山から佐野航大選手と坂本一彩選手が選出されました。

佐野選手は開幕戦である中国戦でビハインドの状況から2アシストで逆転勝利に導き、坂本選手はヨルダン戦で日本代表をU-20ワールドカップ本戦出場に導く先制ゴールを挙げるなどお互いにチームの主軸を担いました。

残念ながらチームは本日のイラク戦にはペナルティキック方式の延長戦で敗れ、ベスト4の成績に終わりました。そのPK戦では結果的に佐野選手のシュートが相手GKに止められたことが勝負の決め手となってしまいました。

目標としていたアジア制覇はならなかったものの、チームにはまだU-20ワールドカップが控えています。この悔しさをバネに、本大会での日本代表のさらなる飛躍に期待したいですね。

特に、悔しさが残る最後となってしまった佐野選手には、本大会だけではなくその後の自身の成長に繋げ、これからのファジアーノ岡山にどんどん貢献してほしいですね。

彼は逆境や高い壁があってもそれを乗り越えて大きくなれる選手であると、我々は一番よくわかっていると思います。

最後に、ある名選手のPKに関する名言でこの記事を締めたいと思います。

「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ」(ロベルト・バッジョ)

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