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世界大会2位のブレイクダンサーがiOSアプリを作った理由

 僕が高校生ぐらいの頃にブレイクダンスを頑張っていたんですが、とあるダンスの大会でとても上手だなと思っていた人がいました。後に彼をリルオッサという名前だと知りました。彼の事はTwitterInstagramでフォローしていたのでどういう活動をしていたかはなんとなく知っていましたが、ある時にnoteのアカウントがあることを発見しました。

元々ブレイクダンスをしていた人がプログラミングに興味を持つだけでも嬉しいのに、更にSwiftでiOSアプリの開発の勉強をするということで仲間が増えた感じがして嬉しかったです。しかもあっという間にアプリをリリース(しかも2つ)してしまい、片方が1000ダウンロードを超えたということで話を聞いてみました。

ダンスをはじめたのは親がアイドルにしたかったから?

インタビュアー
ダンスをはじめたきっかけは何だったんですか?
オーサム平岡(以下オーサム)
4人兄弟の末っ子なんですが、上が3人男で親が最後に女の子が生まれるのを望んでいたらしいんですが、僕が生まれてしまって(笑)それでアイドルにしたかったらしくてダンススクールに通っていました。当時はブレイクダンスではなく立ちのダンスを習っていました。そこで先生がブレイクダンスにハマってたらしくて持ち込んできたのがきっかけでブレイクダンスをはじめました。その後中学2年生ぐらいからブレイクダンスのレッスンに通いはじめました。

いきなりブレイクダンス世界大会2位

インタビュアー
2007年にBattle Of the year 2007で準優勝をしましたが、Turn Phrase Crewはどういうチームだったんですか?

オーサム
僕の記憶が正しければ当時E.X. MENやイタズラして~ブレイカーズで活動していたメンバーでBOTY出たいねという話をしていたんですがFaith→EXISTは別で出るから残りのメンバーで出ようかという感じで出ることになりました。そうしたら日本大会で優勝、アジア大会で準優勝、世界大会でも準優勝してしまいました。周りは本気でBOTYで優勝する為に頑張ってる人も多い中、いきなり世界大会に行けてしまったので正直結構空気は重たかったですね(笑)

ダンスを辞めようと思って東京に住んだ

インタビュアー
2008年から2009年ぐらいに東京住んでませんでしたか?
オーサム
そうなんですよ。当時ダンスがあまり面白くなくなってもう辞めようと思って東京に行きました。そこでFoundnationのメンバーと知り合ってUSUI KIKAKUとかを一緒にやりましたね。

インタビュアー
広島に帰ったのはもうダンス辞めたなと思ったから帰ったんですか?
オーサム
いやむしろ辞めれなかったんですけど、親との契約で25歳まではフラフラしてていいよというのがあったんですけど、それが終わったので帰りました。

契約終了で広島に帰った

インタビュアー
25歳からだと仕事を探すのは大変じゃなかったですか?
オーサム
最初は期間従業員として入って、そこから正社員になったので苦労はしなかったですね。もう合計7年ぐらい働いてますね。
インタビュアー
ビールソムリエの資格を持っているかと思いますが何故取ったんですか?
オーサム
昨年家を建てたんですが、その時の夢で家にビールサーバーが付けたかったんですよね。それでビールのことを勉強しようと思って勉強してたんですが、ビールの世界が奥深くて楽しかったので、勉強ついでに資格を取ろうと思いました。
インタビュアー
絵をよく拝見しますが何故描いてたんですか?
オーサム
東京にいる時に絵を描き始めました。それで広島に帰った時に個展を開きたいなと思ってたくさん絵を描いて色んな人に見てもらうということをやりました。そこから趣味みたいな感じで描き続けていますね。
インタビュアー
たくさんの人の似顔絵を書いてましたがあれは何故始めたんですか?
オーサム
コロナの影響でおうち時間で退屈してるかなと思って #リルオッサのみんなの似顔絵チャレンジ という企画をInstagramでやりました。元々似てない似顔絵を描いてみたいという思いもありました(笑)ただ、結果的に520人以上が集まってしまいとても大変でした。知り合いは良かったけど、鍵アカの人は何も見えず完全に想像上の人なので(笑)
インタビュアー
絵を続けることで結果的にエンジニアと人生というコミュニティのヘッダー画像に使われたりもしましたね。

アプリ開発を始めたのは子どものため

インタビュアー
最初になまえタップというアプリをリリースしましたが何故作ろうと思ったんですか?

オーサム
娘が幼稚園に入ったんですが色んな物に名前を書く必要があるんですが、これを娘が認識しないといけないんですね。それで自分の名前がどんな形なのかを教えるためのアプリを作りました。

インタビュアー
そもそもiOSアプリを作ろうと思うとMacが必要だと思うんですがMacは持ってたんですか?
オーサム
Macは結婚式のプロフィール動画を作るために買いました。ただ、それ以降全然使ってなかったですね(笑)
インタビュアー
アプリを作りながらプログラミングを学んでいたかと思いますが何か大変なことはありましたか?
オーサム
全部大変でした。それでもワクワクすることの方が大きかったですね。作りたいものは頭の中にあるのでそれを一つずつ作っていく感じでした。3日ぐらいエラーが解決できなくて辛くてもある時ふと思いついて解決できた時にスカッとしましたね。
インタビュアー
勉強を始めるにあたって何か参考にした教材があったんですか?
オーサム
色々テキストは買ったんですけど途中で辞めちゃったりしましたね。そんな中でUdemyのApp Breweryの動画はとても参考になりました。テキストの教材ではスルーされるような細かい箇所も教えてもらえるので助かりました。

インタビュアー
アプリはSwiftUIで開発したんですか?
オーサム
いや、教材がUIKitだったので今はStoryboardで画面は開発してます。GUIでポチポチするのが分かりやすかったですね。

本当に自分が欲しかったアプリ

インタビュアー
次に作ったDance Noteというアプリはなぜ作ったんですか?
オーサム
これこそ自分でダンスを頑張ってた時に欲しいなと思ってたアプリなんですよね。

元々他のノートアプリとかで試したりしてたんですけどしっくりこなくて、ネタの名前を辞書登録して、バトルに出る前に書き出して使ったら消してって使ってたんですよね。
インタビュアー
なるほど。バトルで使うネタをまとめて使ったら消していくみたいな使い方がしたかったんですね。

インタビュアー
他言語対応はどのように対応しましたか?
オーサム
英語は自分で書いたんですけど、その他はGoogle翻訳に頼ったので文脈とかが合ってるかは分からないですね(笑)
インタビュアー
英語はできたんですか?
オーサム
20代後半ぐらいでダンスやってなくて暇だったから英語勉強しようと思って勉強しましたね。
インタビュアー
話を聞いてるとある時期はこれをやるぞって決めてやってるように聞こえますね。
オーサム
そうなんですかね?何かしらアウトプットしたいなと思ってて、そのために勉強するというのはありますね。

今後について

インタビュアー
今後どうしていきたいとかはあるんですか?
オーサム
純粋に思いついたアイデアを形にしていきたい・ただアウトプットしていきたいなと思っています。ただ、その為には生活の基盤やフリータイム・開発の時間を確保する必要はあるなと思ってて、フリーランスになるのがいいのかなと思っています。
インタビュアー
まずは少しずつ仕事を請けてこなしていくのがいいのかもしれないですね。
オーサム
そうですね。まだプログラミングの業務経験が無いので初めはプログラマーとして就職するのがいいのかな?とも思いますね。

まとめ

 ダンスだったり、ビールだったり、絵だったりと多才だなと思ってたオーサム平岡さんがiOSアプリの開発を始めたというので話を聞いてみると、根底には更なるアウトプットをするための一つの武器としてのプログラミングというものがありそうだなと思いました。プログラマーとしての活動はまだ始まったばかりなので今後の活動にも要注目ですね。

ブレイクダンスの事はオリンピックの正式名称ではBreakin'と呼び、ダンサーの事はBreaker(ブレイカー)もしくはB-Boyと呼びますが、この記事のタイトルでは敢えて一般認知度の高いブレイクダンサーとしています
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