『「である」ことと「する」こと』で丸山真男が伝えたかったことを怒られそうなくらいアバウトかつざっくりと理解してみようという記事

高校生の皆さん、おはようございます(午前3時に執筆中)。

現代文Bの定期テスト勉強、進んでおりますか?

えー、何人が読んでいるか全く分かりませんこのnote。いつもはテクノとか好きなこととか書いてますが今日だけ唯一役に立ちそうなことを書きます。


現代文B「『である』ことと『する』こと」を

怒られそうなくらいスーパーざっくり理解してみようの記事ーーー!!!


えー、まともに理解しようと思っている方は読むのやめてください(笑)

これは

やべぇ。。。テストは明日なのにぜんっぜんわかんねぇ。。。このおっちゃん、何言ってんだ……?プディング……???


という悩める皆さんの為に「法律のくだりとかプディングのくだりとかあれやこれやをおいといて結局丸山真男が何を伝えたかったのか」をスーパーざっくり説明させていただきます。

※昔履修した時のメモを頼りに書くので、間違いがあっても許してください。悪気はありません。

では参ります。



いきなりクイーーズ!!

A:東大生だけどポンコツすぎて月収5万
B:中卒だけどえらい才能を発揮して月収100万
どっちについて行きたい??

はい答えて!!!


そうですね。Bですね。
(Aと答えた方、この解説ではついていけないと思うので他探してください)




そしてもう1問!!!!



A:お父さんがあの大物政治家だけどこいつはろくな政治をしないドラ息子政治家
B:最近よくニュース番組で見かけるようになった日本をより良く変えてくれそうな実力派新人政治家
どちらが政治家に向いている?



そうですね。Bですね。
(Aと答えた方、この解説ではついていけないと思うので他探してください)



当然評価されるべきはどちらの例でもBなんだけど日本は「東大生であるから」「お父さんが大物政治家であるから」というように「である」ブランドでAのような人を評価しがちだからそうじゃなくてBのような何を「する」人なのかで評価しなきゃダメだよね。


と、真男はまず私たちに説き始めたんですね。

前半戦終了。



今までの話だけだとあたかも「である」はこの世の中のダメな部分で「する」が広まるのが理想じゃん!!って感じだけども「である」だって全部がダメじゃない。

例えばある映画がめっちゃ観たいから友達を誘って映画館へ観に行こうとAさんとBさんにLINEする。



A「あそれって○○監督の最新作でしょ?いつか観ようと思ってたんだ〜あの人の作る映像ってとても繊細で綺麗だよね‼︎」

B「観ても良いけど観た事で僕が何か得することはあるのかい?苦手な英語の偏差値を10上げてくれるのかい?その映画は今後僕の人生に何か役立つ事を教えてくれるの?」

さて、どっちと観に行く?



そうですね。フツーAですね。
(Bと選んだあなた。かなりのモノ好き!僕と話が合いそうですが今回は解説からは離れてしまうのでここでさようなら)


そしてここでアンケート。
数学大嫌い勢に「数学についてどう思う?」と聞きました。さて、どうなった?

A:数学をやった所で今後何に役立つんだ‼︎何が微分だ積分だ💢
B:数学は数を学ぶと書く。僕はその言葉通り数学を勉強する時は数字の奥深さを堪能してるんだ。この数式は最終的に答えが整数になる。なんて美しい……!



文系の数学大嫌い勢ならAですね。
(今回は数学を例に出しましたが、この辺は各自"この科目やったところで何の意味もねーだろ!やってられっか!!"という科目を想像して先に進んでください)


「映画」は映し出される画を楽しむ。つまり、観る側は映し出された画、そのままを受け取っている。スクリーンから「これが『君の名は』である」映像を受け取るのだ。そして時には感動したり笑ったりする。

実は学問も同じで古典は「昔の人が書いた文学を楽しむ」数学も「数を学び、数に触れ楽しむ」はずなのだ。本来なら「これが宇治拾遺である」「これが微分積分である」ことを受け取って楽しむはずなのに、先ほどのアンケートでも分かるように「である」事に対して「する」意味を求めてしまうのだ。


「微分積分である」を楽しむはずが「微分積分である」が私に何をしてくれるの?と考えてしまうのだ。つまり、日本人は「である」ものに「する」ことを求めるのだ。でもそれはおかしい。「である」もの(=映画や数学)はそのモノ自体を存分に堪能する事に意味があってそこに合理性を求めてはいけない。


まとめると
日本人は政治や金儲けの時みたいに「する」評価をしないといけない時に政治家・東大生のような「である」を持ち出し、芸術の時みたいに「である」を存分に堪能しないといけない時に合理性といった「する」を持ち出しているからダメダメであるので逆転させないといけないよね。


………ということを丸山真男は伝えたかったのだと思います。多分。

でも、何となく筆者が伝えたいことは分かったべ?

少なくとも読む前よりは分かったよな?

分かったでしょ?(脅迫)


ということで、一体高校生の何人がこれを読んでいるのか(絶対読んでないけど)分からないけどテスト頑張ってください。

※高得点が取れなくても恨まないで下さい。穏やかな人生を過ごしたいです。

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