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【チーズプロフェッショナル】タイプ別製法2

2では青カビ、ウォッシュ、加熱圧搾・非加熱圧搾の製法を見ていきます。

1の白カビから出てきた「加塩」が2でも出てきます。そして、同じタイプでも2種類の加塩方法出てきます。

引用はチーズの教本2019です

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1.青カビタイプ

青カビタイプはチーズの内部に「ペニシリウム・ロックフォルティ」などを繁殖させて作るチーズです。
青カビの摂取と加塩方法には2通りあります。

青カビ摂取のタイミング
1.温めた原料乳
2.カッティング後のカード

青カビタイプの加塩方法
1.成形前のカードに→スティルトンやフルム・ド・モンブリゾンなど
2.成形後何度かに分けて→殆どの青カビタイプ

[ロックフォール]

羊乳を30℃程度まで温め、青カビの胞子と
スターターを加えて乳酸発酵を促す

レンネット添加
凝固

約1.5cmにカッティングをして、撹拌する

カード粒をばらばらにして型詰めを行う

反転を繰り返し成形

表面に数日かけて塩を塗り込む
最終的に塩分は4.5%前後に

金串を刺し、空気孔を開ける
洞窟で熟成
[洞窟→ロックフォール・シュル・スールゾン村のコンバルー山]

青カビが繁殖したら、金属箔で包み熟成を続ける

・なぜカード粒をバラバラにするのか
・なぜ金串を刺すのか
・なぜ金属箔で包むのか
  を要チェックです


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