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土木学会誌 第109巻 第6号特集『土木と広報-片思いから相思相愛へ-』

この六月で岩城 一郎先生が編集長の体制は無事終了しました。皆さん、二年間きっと駆け抜けた感覚だと思います。まずは、本当にお疲れ様でした!また次の旅が始まりますね。bon voyage!

さて、昨日はたいへん遅くなってしまいましたが、二ヶ月ぶりの土木学会誌動画(略してDD)の収録でした。小川 慎太郎おがしんさん、六月からはもう二年土木学会誌編集委員会副幹事長に就任された川口 暢子先生とともに、主査の石丸さん(鉄道運輸機構)、副主査の長谷川さん(大成建設)をお招きして、6月号特集『土木と広報ー片思いから相思相愛へ』の編集について、あれこれお話をうかがいました。

石丸さんイチオシの善本さんの記事
長谷川さんイチオシの丸田さんの記事

いつも以上の笑顔で「面白かったぁ!」を連発しておられたのは、おがしんさん。すっかり広報マインドを身につけたお二人に感心しきりでした。「好きになったことは、伝えたくなる」「自分は関係ない、と思わず、一人一人が広報人として」など、素晴らしい言葉がお二人から聞かれました。

真っ向か土木と広報に向き合った特集担当チーム

川口先生からは、「土木学会誌編集委員だったからこその出会いは?」の質問にも、それぞれ特集記事の中の出会いをお答え下さいました。会いたい、と思った人に出会える。それが、土木学会の価値の一つと言えるでしょう。

本特集の見どころの一つに、土木学会で初めて学生主体の委員会を立上げた水谷昂太郎さんの活躍があります!学生の皆さんも、これからの土木学会の主役は皆さんなので、ぜひ一緒に、土木学会誌を読んで、そしてつくってみませんか?

水谷さんの記事

長谷川さんの「最初の読者になれます!」にはシビれましたました◎

文責:田中尚人(熊本大学大学院 先端科学研究部 准教授)プロフィールfrom DOBOKU 副偏集長。専門は土木史、景観マネジメント、都市地域計画。趣味は散歩と妄想。文化的景観保全の研究と実践を熊本県を中心に行い、水辺の国土史を紡ぎたいと考えている。著書に恩師中村良夫先生らと編んだ『都市を編集する川-広島・太田川のまちづくり(渓水社,2019.12)』がある。