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【徒然ボカロ一人語り】第5週目

※【前書き】これは私が学生の頃から今までの間に個人的に感銘を受けてきたボカロ楽曲の数々を今更ながらに振り返り、紹介してみようというブログのようなコーナーです。予めご了承ください。

こんにちは、Sai.です。今週の頭から突然気温がグッと下がり、ようやく過ごしやすくなってきましたね。その反面、大好きな夏が終わってしまうことに悲しみを感じている今日この頃です… 下記、今週も更新して参ります↓

『月見夜ラビット』

papiyon(蝶々P) feat.初音ミク

季節はもう秋! ということで、今回は「季節を感じる楽曲」をテーマに曲が選定されている全4作のボカロコンピCDのひとつ『Vocaloseasons Autumn』よりピックアップしました。

この作品は軽快なリズムの中でベースとピアノがそれぞれ独立した、それでいて全体に調和したメロディを奏でており、とてもノリが良く気分がアガル一曲だと思います。加えて間の使い方も特徴的でカッコ良く、サビの「もっともっと跳ね回れ→月のラビットにお願いを」の部分では、聴いていていつも鳥肌が立ちます笑。

また、歌詞の面でも「月」にまつわる要素がふんだんに盛り込まれており、一種の日本人らしさがよく表れた世界観となっています。「兎に角」・「脱兎の勢い」など「兎」の字を用いた歌詞が個人的にはお気に入りです。

太陽と月を「金烏玉兎」と表してきた日本人の古くから続く感性が、長い期間を経て「初音ミク」という現代の歌声と出会い、音楽で形になる。そんな創作文化の奥深さをも、この作品から感じることができますね(少し大げさかもですが…)。

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