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【日記】腐った我慢はしたくない

月曜、朝起きていそいそと支度。ワーホリに出るまでの繋ぎとして働く先の研修のため、池袋へ。久々に早い時間に家を出た、といっても10時すぎで、前職ならばとっくに始業の時間だ。退職してから、今までの寝不足を取り戻すように毎日心ゆくまで寝てしまう。本当は朝8時とかに起きて勉強や読書に励むなり、朝活すべきなのだろうけど。

11時に店に着いて、案内されるまま2階へ。電話で何度か段取りについて打ち合わせていた統括らしき男性と契約書類のあれこれを進める。良い意味で偉い人っぽくないというか、ブランド自体に通底するコンセプトも相俟って、マイナスイオンを帯びたような爽やかな人だった。面接時同様、これまでの経歴とこれから何がしたいかを簡単に話し、なるほどねえと聞き入ってもらう。ちらりと見えた面接官のメモ用紙に「清潔感や社会人としての態度:とても良いです。ぜひ当社で採用したい人材です。」と書かれて嬉しかった。しかし実体は弩級の不器用なので、どうにかボロが出ないように、誠実に働きたい。

記入する契約書類のタイトルを見て、あれ、と思う。アルバイト勤務として面接を行なったはずが、「契約社員用」と書かれていたからだ。出勤日数とか時間とか、ちょっと考えなければいけないことが発生して戸惑ったが、特に指摘はしなかった。保険入れるし、両親も安心するだろうし、まあいいかと。契約書類の記入を終えたあとは5時間ほど実地研修をして、雷雨がぎりぎり過ぎ去った頃の夕方に退勤し、店Bへ急ぐ。

店Bについて、ひとまずシャワーを浴びてから、途中セブンで買ったクッキーシューのアイスを買った。濃厚でさくさくしていて美味しい。大雨だし月曜日だしで暇かと思ったが、店のリピーターからの予約が入った。見た目60すぎぐらいのおじさんなのに孫が4人いると言っていた。よく喋る人で業界の客歴も長く、色々話して楽しかったが、加齢臭がきつかったのと過剰要求がしんどくて疲れた。稼ぎに来てるんだからこれくらい我慢しろ、なんて間違っても客側は口に出しちゃいけない。自分は勤務歴がそこそこあって、色んなパターンを見てきたので笑って流せるし、基本客の前では心を無にしているから大丈夫だけど、そんなのはレイプと一緒だ。

22時半に店を出て、23時すぎに帰宅した。低気圧で眠たくてドロドロだった。ほたてバーとサラダチキンを食べ、2時頃に寝た。