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20字の小説・5話

君の街へ向かうバス、もう恋かもしれない。


水底は揺れて見えない君の心、瞳を凝らす。


立ち向かうような金木犀の香りよ我に宿れ。


私の心に、君の手のあとがまだ残っている。


姿見たさにそっと街角人の流れが美しいゆうべ


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5つのラブストーリーでまとめたつもりですが、20字は初めてで
物語が見えてくるかどうか・・・

小牧さんよろしくお願いいたします。

#小牧幸助文学賞

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