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花のプレゼント

「海砂糖」を読んでくれた友人から、ロマンチックなメールが来ました。

海の底には秘密がある、その秘密の一つのお話です。

ヘッダーの写真の渦巻き、ご覧ください。

「1990年代に奄美の海で発見された時はミステリーサークルとして話題になったそうですが、それは雄のフグが作りメスを誘い卵を産みつける産卵場でした。
つい最近『クジラの歌を聴け』という本で知りました。奄美の人が地元にちなんだ名前をと願ったのと、奄美は星空がきれいなのと、そのフグに星のような斑点があるという理由で、学名をつけた研究者が『アマミホシゾラフグ』と名づけたということだそうです。名づけた人も粋ですね。」

                 
          天満星空フグ(当て字)👇

約15cmで白い水玉模様が特徴。頭部と体の後ろ部分が茶色で腹部には白色と銀白色の水玉模様がある。2014年時点で、白い斑点をもつフグで図形を作成する唯一の種であると考えられている

こんな河豚初めて知ったのでびっくりしました。
サークルというより花のようにも見えます。
オスからメスへのプレゼント、大きな花・・・

そういえば6月25日の朝日新聞の短歌欄にこんな歌がありました。

「海底にアマミホシゾラフグ作の芸術的な砂のゆりかご」

          おわり

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