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弘前の桜のこと

期間中、約200万人の見物客が訪れる弘前さくらまつり
多くの方が言う弘前の桜とは「弘前公園の桜」のことで、毎年4月中旬~GWまで開催されるのが「弘前さくらまつり」です🌸

市民にとっては「この季節がやってきた!!」ととても心が躍る時期でもあります。

今年は近年の桜の早咲きに対応して、4/12(金)~5/5(日)の開催が決まっています。
4/2 時点の情報では、今年の満開見頃はおそらく4/20前後あたりでは?と思います。

弘前の桜を見たいという方が一人でも増えればいいなという思いで、この記事ではこれまで撮った弘前の桜の写真を、おすすめ理由と一緒に紹介しています。(※今年の写真ではありません)

何年にもわたって撮ったもので、その時の天気や時間帯も違うので、かなり写真のテイストがばらばらなのはお許しください♡

またもし桜満開のタイミングが過ぎてしまってたら…という時のおすすめも掲載していますので、そちらもご覧ください🥷


おすすめ理由① 花のボリューム

弘前公園の桜は、青森といえばの「りんご」の剪定技術が生かされていて、一つの花のかたまりにたくさんの花芽がついています。
木1本1本がこのボリューム感なので、桜の枝が風に揺れる姿はこれまた迫力があります。

まんまるもこもこです

弘前公園の桜を守り、育てる「チーム桜守(さくらもり)」といわれる方々が一年を通して活動してくださっており、よくローカルニュースでも取り上げられています。(この時期〇〇の作業を始めたよ、みたいな感じです😊)
この方々のおかげで、ボリュームがあり枝バランスも素晴らしい弘前公園の桜が長年保たれているのです。市民は心から感謝しています🙇‍♀️


おすすめ理由② 花の見頃のフェーズが豊か

公園内の桜の見頃は大きく分けて3つあり、
・外堀
・園内
・西堀

の順に満開を迎えます。
よってまつり期間中に複数回訪れる人も多く、長期間にわたって桜を楽しむことができます。

道路に面している外堀の桜がまず咲き始めると、市民は「きたきたきた…🥷✨」とソワソワし始めます。

外堀の満開時期 
夕方頃の感じですね🌸

この「お堀と桜」の相性もバツグンで、天気がよいとこのように ↑ 水面に映る桜も楽しめます。


外堀の満開時期が過ぎそうな頃、今度は園内が満開を迎えます。

園内のお堀と桜。
橋の色と映えます^^

追手門側から入ってすぐ左のあたりには、↓ 桜がハートの形に見える部分もあり、人気の撮影スポットです。(人だかりができているのですぐわかると思います💡)

この日は曇りだったようでちょっと残念

園内には出店がたーーくさんありますので、花も団子も同時に堪能できます。毎年大行列の老舗の出店だったり、その年ならではのスイーツのお店が登場していたりです。
(個人的に好きなのは「トルネードポテト」🫥)


そしてこの園内満開の時期と重なるのがこちら ↓

「外堀の花筏(はないかだ)」です🌸
外堀が散り始めると花びらが水面に敷き詰められ、とても美しい景観となります。近年SNS上で有名になり、今では大人気の写真スポットになっています。
上の写真のようにこれだけ花びらが落ちていても木々に葉桜感が無いのが、もともとの花のボリュームを物語っています!

ちなみにびっしり敷き詰められた状態だけでなく、花びらがまばらに浮かんでいる光景も違った美しさがありおすすめです。

※以下の写真数枚は「さみしさ醸し出し系のカメラ設定」にハマっていた時期で笑…  全体的に青の強い写真ばかりですが、弘前公園の桜をこんな風に撮るのも大好きです😋

毎年水面の一部に掘り出しものカットを
見つけるのも楽しみです
その年の花筏🌸
これは風が強く水面が波立っていた日です。
でも綺麗だった!


園内の満開・外堀の花筏の次は、「西堀」が満開を迎えます。

(健康的カラーに戻りました🌸)

橋の上から西堀全体を見渡せるスポットです。広い空と遠くまで続く桜の木々が圧巻です!

「桜のトンネル」と呼ばれるゾーンをたくさんの人々が行きかいます。
途中にベンチもいくつかあり、休みながらゆっくり桜を満喫できます。ただ混雑日のベンチは争奪戦です💦
↑ 写真の日は確かかなり寒かった日の午前中です。逆にこういう日は人が少なくておすすめだったりも🤭


ここまで弘前公園の桜について紹介してきましたが、「実際に見ると本当にすごいね」と多くの方が仰る通り、写真で見るより実物の方が何倍も美しく迫力があるのです。
「視界いっぱいに桜!!!」というこの感じをたくさんの方に味わっていただきたいです✨

近県の方でちょっと見てみたいなという方はぜひ足をのばしてみてください😊
遠方の方は...ホテルがもう空いていないかと思うので、今年じゃなくても来年にぜひ!!


(「弘前の桜の良さを伝える」というより、ただ私が「さくらまつりに想いを馳せている記事」になってしまった気がします笑)


弘前に来てみたはいいが桜の満開時期が過ぎてた..という時のおすすめ花スポット

をご紹介します🥷

観光客の方は桜の見頃を狙って旅行計画を練っても、気温が高い日が続き満開が予定より早まってしまった年・やたら強風が続いてしまった年などは、来たらもう葉桜…ということもあると思います。
そんな時は「桜ではないが見頃を迎える花たち」はいかがでしょうか?

※ただそちらもちょうどよく咲いていないことも全然考えられますので、事前に観光協会のHPやSNSをチェックして、実際の咲き具合を調べてから行くのをおすすめします!🙇‍♀️


◆りんごの花

りんご畑が広がる地区も多い弘前。桜の見頃が過ぎる頃、ちょうどりんごの花が咲き出します。
りんごの品種によって早めだったり、あまり山の方ではなく里にある畑の方が早めだったり、ということもあります。

岩木山とりんごの花はセットです
りんごの品種によって、上品だったり
丸く可愛かったりもみどころ。

まだつぼみが多い頃は白ピンクで可愛いビジュアル、満開時期は白く華やかな印象になります♪

もし桜の満開に間に合わなかった時は、「りんごの花って見れそうかな?」と思い出してみてください。
タイミングがよければ「りんご公園」の満開時期で、りんごのお花見も楽しめるかもしれません🍎

↓ りんご公園紹介の(市の)サイトです

※りんご花まつりは毎年同じ時期に行われている為「5/4~6」となっていますが、桜が早い年はりんごの花も早い傾向にあり、まつり期間より早めに満開を見れる年もあると思います。(必ずではありません💦)


◆水芭蕉

同じく街の桜が終わる頃、「岩木山麓の水芭蕉」が見頃を迎えます。

山の雪解け具合によって、もしかしたらまだ ↑ ここまで伸びていない可能性もありますが、全く咲いていないということは無いと思います。
雪解け水が沼に流れ込んでいるのを見れたりして気持ちいい時期です。

右下に映っているグリーンは水芭蕉

興味のある方は「ミズバショウ沼公園」で検索して行ってみてください。
ミズバショウ沼公園自体はそこまで長時間楽しめる場所ではないこともあり、このあたりの温泉や食堂を楽しむ&もう少しふもとに下りた所にある「岩木山神社」にお参りする、などもよいかと思います!

↓ ミズバショウ沼公園について書いた記事です

↓ 岩木山神社について書いた記事です
(前田の大好きな神社です!!)

※岩木山のふもとでさくっと歩いて色々と移動できる距離でもないので、事前のバス時間などは調べてから行くのがおすすめです💡



わざわざ遠い所から弘前公園の桜を見に来てくださる全ての方たちに満開の桜を見てもらいたい!!と心から願いますが、どうしてもそうならないのが花が目的の旅行の難しいところですよね。
(というか市民でも、〇日に行こう~と予定を開けておき、その前日に暴風が吹き荒れて花がスッカスカになるなど、普通に見逃す時あります笑)


どうかたくさんの方たちに今年も弘前の桜を楽しんでもらえますように!

私も全力で楽しみます!!🌸✨


読んでくださりありがとうございました^^


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