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ママは歯育係❤5果物は虫歯になるの?

全力で愛💓ラブミー!愛の自給自足で不食ライフを目指す♪そんな日々の記録を書いているともりんです☺

さて、歯育係のママから果物って虫歯になるの?というご質問はわりとよく頂きます。果物って甘いし、いかにも歯に悪そう。とか、糖質が気になるから太る。とか、体を冷やす。などなど、果物の評判ってあまり良くないですよね。。。

でも、個人的にはどちらかというと果物裁判で陪審員を頼まれたら、果物を擁護する側に回ると思います。

歯育係❤ママからの質問・果物って歯に良い悪い?

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♠︎ブログ拝見致しました。分かりやすく、気持ちも少し整理させることができました。方向性を定めていきたいと思います。ありがとうございます。

5歳の息子の奥歯の歯茎はパンパンに膿をもちはじめました。レメディで膿を出すよう対応しながら、昨日膿袋に穴が開いていました。まだなくなってはいませんが、少し小さくなりました。


この状況を見守るだけではこれで、良いのかは非常に不安ですが、、

こちらの小児歯科にいき、根管治療、抜歯をしない方向を目指したい旨を説明し、経過をみていただこうか、、と考え中です。

ここ数日、果物、糖質使用のお菓子類はやめて、野菜をいままでより増やした(魚肉類はとっています)食事にしています。

幼稚園のランチはベジタリアン用ですが果物(オーガニックのりんご、バナナ、オレンジ、パイナップル、洋梨)は出ており、その制限はしておりません。

ある意味、中途半端な状況なのかもしれません。現状、ひどい虫歯がある状況でも、徹底的に口腔内をアルカリ環境に保ち、果物等の糖質と出会っても酸化しない状況にするか、果物もふくめた糖質をとことんまで断つか、、

どちらかで自然治癒で治る可能性があるのかな、、と自分なりに頭にあります。(自信はありませんが)次回のブログを心待ちにしております。

果物って歯に良い悪い?回答編

この質問を読んでみて改めて果物って本当に誤解が多い食品なんだなぁって思いました。それに私たちは自分たちの本来の食性を忘れています。(という事はもしかして、元々はプラーナ食だったのか?)

でもそんな私たちに対して動物は自分たちが何を食べる生物なのかに関しては全く迷いがありません。

コアラは毒があってもユーカリを食べるし
パンダは笹。。。
ライオンはシマウマなどの獲物を襲って食べて。。。
ゴリラは果物を食べます。

そうした野生動物に共通しているのは餌があるときにすぐに自分で道具を使わずに捕獲ないし採取して、調理せずに、時を待たずして
そのまま生で食べるって言うことです。

私たち人類も自然の一部として作られたのであれば、野生動物と同じようにデザインされているのではないかと思います。

そう考えると、私もお米は好きだけど少なくとも数ヶ月待って、収穫して脱穀して、浸水して炊飯してやっと食べられる食べ物は
私たちの本来の食生ではないなぁと思います。

また、肉に関しても道具を持って獲物を捌いて、調理して味付けしてやっと食べられるものも本来の食生とは程遠い。。。

まあ、卵、貝くらいなら生でそのまま食べられるけど
それにしても調味料がないと美味しくはないよね・・・

そう考えると調味料もなく生のまま美味しく食べられる
食べ物って実はそんなに多くはないですよね!

それに比べて生でそのまま美味しくすぐに食べられる果物は、私たちにとってはスーパーナチュラルな食べ物だとは思いませんか?

で、どうして私が果物の弁護人をしているかって?それは、色々実験をしてみた結果、加工した果汁は歯を溶かすけど生の果物の果汁は歯を溶かさないって確信したからなのです。

生の果汁は歯を溶かさない!

その実験はこちら♪

この実験は4〜5年くらい前にやったものだと思うのですが、
当時は果汁が虫歯に本当にならないのかどうか?
確信がなかったので、検証してみました。

ちょっと写真が見にくいと思いますが
乳歯の抜去歯を半分に割ってフレッシュな果汁(左)と、
市販の果汁100%ジュース(右)につけてみました。

1ヶ月後みかん果汁に漬けた方は柔らかくならなかったのですが、市販のジュースに漬けた方は歯が溶け始めた。

そして3年後・・・

生みかん果汁の方の乳歯は黒くなっていません。
しかしながら、市販のジュースの方は歯の表面が黒くなり、
表面に黒カビみたいなのが付着していましたが、
みかん果汁の方には黒カビが付着していませんでした!

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生みかん果汁恐るべし!やっぱり抗菌力があるのですね~🍊
(余り美しくない写真で申し訳ない…でもカビの写真だからお許しを~笑)

生の果汁にはミュータンス菌も寄り付かない?

そしてもう一点(^_-)-☆

以下の実験は今度は虫歯のミュータンス菌をたくさん持っているスタッフさんの唾液を採取して、ミュータンス菌をフレッシュなみかん🍊果汁(右)と市販のジュースで培養。

フレッシュなみかん🍊果汁にはミュータンス菌は繁殖しなかった。一方市販の100%ジュース(左)にはミュータンス菌がびっしり繁殖した。

そして以下はその3年後の写真

市販のジュースにはミュータンス菌の上に黒カビが付着。
一方生みかん果汁(右)には黒カビは着いていない!🍊
(こちらも余り綺麗じゃない写真で申し訳ない…でもカビの実験だから御堪忍を~笑)

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新鮮な果物の果汁恐るべし!
という事でね、市販のジュースと新鮮な果汁は抗菌力からして全く別物です。

私もこの実験結果を見て生の果物や果汁は虫歯にならない!という確信を持ちました。安心して食べても良いと思います。

それにしても、3年も黒カビをも寄せ付けないミカン果汁の抗菌力って凄くない!!!

果物は虫歯になるの?まとめ


ということでね、虫歯の容疑者とされていた果物さんですが、実はそれは冤罪だった!ということでしょう。

それにね、ここでよく考えてみて欲しいのは口腔内では、PHが酸性の果物を食べてもあっという間に唾液で中和されて
健康な唾液を持っている人なら歯に溶ける隙は与えません。

ましてや今回の実験に使った、生のみかん果汁等にはこのように抗菌力があるしね〜

それに食べ物の酸性、アルカリ性の尺度は単純いPHの高低ではなく食品に含まれているミネラルの違いを尺度にして、酸性アルカリ性の負荷を計測するPRAL値(Potential renal acid load)を
参考にすれば良いと思います♪

それについてはまた時間がある時にでも書いてみますね。今日の記事が歯育係のママたちに少しでも役立ったなら嬉しく思います💖

それで歯育係の皆様ごきげんよう✨

*この記事では個人的な臨床経験に基づいた一般的な視点から書いております。他にも治療の選択肢はあると思われます。


記事の内容に記載された方法が「唯一の方法ではないこと」
「個人的なアドバイスではないこと」等をご理解いただけると幸いです。


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