新卒で社会人大学院一年生になってみて

この記事は九州大学医療管理・経営学専攻22期Advent Calendar 2022 10日目の記事です。

こんにちは。22期のYと申します。
私は新卒産業保健師として働いています。働きはじめてから8か月ほど。まだまだ仕事にも慣れきらず、レポートや課題に追われている毎日です。
せっかくなので、なぜ、大学卒業後すぐ大学院に行くことを決めたのか、国試勉強と入試の両立、現状をお伝えできればと思います。

  1. なぜ大学卒業後すぐに大学院進学を目指したのか
    入試の際にも質問がありましたが、入学してからも同期の皆さんによく聞かれます。
    私は、産業保健分野のことを学ぶために大学に行きましたが、コロナ禍ということ、看護師免許と保健師免許を4年間で同時に取得することもあり、充分に産業保健を学べたとはいいがたい状況でした。
    また、実習では保健師毎の経験に基づいて話していることが多いのではないか、という考えから、客観的なデータを扱えることでより具体的に、かつ、直感的にわかりやすい産業保健が実践できると思いました。
    そのためには、もっと実践的な統計の知識や手法を知る必要があると思い、大学院という選択をしました。
    また、経営のことを学ぶことができれば、産業保健師として、視点がより広がるのでは、という気持ちもあり、MHAを受験することにしました。

  2. 入試に向けた勉強
    前期入試を控えた約一年半前、私は看護実習と保健師実習、看護研究、国試勉強に追われていました。そのため、看護研究と国試勉強を後回しにしながら入試に向け、過去問を解いていました。なんとか前期で合格ができたのがせめてもの救いです。
    入試の当日、英語が全然できなかった記憶しかありません。もともと英語は不得意なのに、辞書の持ち込み可だから、と高をくくったのが良くなかったのでしょう。その分、日本語で書ける小論文だけは、と思い、めいっぱい書いたので面接のときには腕が疲れてました(笑)

  3. 入学してからの勉強や学生生活について
    22期の同期の皆さんは、とっても優しくて素敵な方ばかりです。授業やディスカッションでは知らないことの連続!視野が広くなるのはもちろんのこと、人脈が広がることも魅力です。
    課題は量・質ともに求められるものもあって大変ですが、土日の講義で学校に行った際に同期の皆さんとお話をしたり、お昼ご飯を一緒に食べることが楽しみです。

おわりに
社会人一年目から大学院で学びながら現場で実践する、という、本当にありがたい、贅沢なことができています。これには、職場の理解や家族の支援があってこそ、やっと成り立っています
そしてなにより、同期の皆さんや秘書さん、先生方のおかげで楽しい学生生活が過ごせています。これからもよろしくお願いします!

今回、このイベントに参加できうれしく思います。あらためて発起人の山口先生、ありがとうございます。

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