見出し画像

オリジナル曲「悩天気」制作裏話


[オリジナル曲] 悩天気 feat.花隈千冬

よかったら先に曲を聴いてから記事を読んでくれると嬉しいです!
音楽知識ゼロから始めた作曲初心者なのでクオリティはアレですが…

なぜロックか

 何となくです。今「は?」って聞こえた気がしますのでちゃんと書きますね。
 元々は2作目として作っていた曲がありましたが、あまりにも上手く作れず、ボカロックの作り方みたいなチュートリアル動画を参考にしながら作ったのが「悩天気」ということになります。なので参照先の曲構成とほぼ同じだったり、一部リズムも同じだったりします。
 実は最初に作ろうと思った曲もロックだったんですよね。だけどギターの打ち込みがよく分からなかったため断念していたんです。リベンジできて良かったなーと思ってます。

曲名はどうやって決めたか

 これは割と適当だったりします。曲全体で天気と心情をリンクさせている歌詞になっているので最初は「心模様」なんて曲名を思いついたのですが、すんごい似ている響きでEveさんの「心予報」があるものですから…。そこで、「悩む」という漢字を使った曲名に出来ないかと読み方を調べてみたら「のう」とも読めるらしいんですよね。それで「悩天気」と書いて「のうてんき」と読ませることにしたわけです。

歌詞のテーマ

 聴いてくれた人は分かると思いますが、全体的に暗めな歌詞だと思います。最後はポジティブに捉えられそうな感じ、というぐらいですよね。実は曲全体はそこまで暗いテーマにはしていないんです。端的に言えば悩みは時に気持ちを暗くさせるけど、悩みがあるからこそ人生は彩っていくものだみたいな感じです。つまりただの一般人の日常を描いたものと言えるでしょう。気持ちを暗くさせるけどの部分が前に出すぎていた感は否めませんね。

作曲者の経験や感情も入っているらしい

 これは私が都内で仕事をしていた時に適応障害になって仕事を辞めたり、その後実家に帰ったものの周囲の理解を得られずに1人悩んでカウンセリングに行っていたことが関係してますね。カウンセラーの先生からは「躁鬱の傾向があります」と。つまり病気と判定するほどではないが傾向はあるから対策しなければならないという、所謂グレーゾーンというものなのでしょう。(グレーゾーンって曖昧なので分からないですが…)現在は周囲の理解を得られ、1人で悩まずにいられますが、当時は本当にすごく悩んでいました。そしてそんな悩みを持つ事で趣味も楽しめなくなったりする自分にまた嫌悪感をもって…。
 ここまでの話で分かってくることがあると思います。歌詞はかなり脚色を加えていますが、例えば「嗤った」という表現は悩みを持っている自分に対して嫌悪感、或いは自分自身を嘲笑するような意味が込められています。そしてに焦点を当てたのも悩みが絶えず降り注ぐ様子を表現したかったんですよね。
 他にも細かいところで私の感情が散りばめられています。ラスサビでのいつか晴れることを願うというフレーズは今の私の願望ですしね。
 そして曲名の「悩天気」。これは後付けの設定になりますが、能天気に見える人でも悩みを抱えて生きているんだよって伝えたかったんです。今まで私は色々な人に「病気に見えない」と言われてきましたから…。

最後に

 作曲からMV制作まで1人で行い、達成感がやばかったです。まだまだ初心者丸出しの曲ですが、それでもしっかり向き合い作り上げて来たので大事な作品の1つです。色々な想いを乗せた曲に出来て良かったなって思います。
 ここまで読んでくれてありがとうございました。曲を聴いてくれた方にはもっとありがとうを送りたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?