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ほろにが千歳飴

あなたの人生で最初の記憶ってなに⁇
当然だけど答えは人によって違うと思う。
内容はもちろん、年齢だってバラバラだろう。
もしかしたら胎内記憶があるよって人もいるかもしれない。

わたしの最初の記憶は3歳1ヶ月の七五三だ。
3歳0ヶ月の誕生日ケーキと一緒に映っている写真を見ても、他人事としか思えない。
でも、その1ヶ月後の七五三の記憶はありありと蘇ってくる。
普段は着ることのできない着物を纏うことは子どもながらに心が踊った。

けれど、最高潮のテンションを爆下げする出来事が起こる。
もらったばかりの千歳飴をお母さんに取り上げられたのだ…。

わたしは幼い頃から虫歯の多い子どもだった。
頻繁に歯科に行っていたし、治療が怖すぎて、歯科衛生士さんを蹴散らしたこともある。
歯科衛生士さんは目の前で愚痴を言っていたらしい。
我が家の本棚には歯磨きしないと虫歯になっちゃうぞ系の絵本が2冊くらいあったことからも、お母さんの苦労がわかる。

今思えば、子どもの健康を思った行動なんだけど、当時のわたしには理不尽でしかなかった。
楽しくて仕方のないイベントに水を差された気分になった。

成長してアルバムを見返すと微笑ましい思い出でしかないんだけどね。
その当時のわたしにとっては、ほろにがい千歳飴だった。
ま、食べてないけどなwww

歯磨きの大切さを教え込もうとしてくれたお母さんには申し訳ないんだけど、わたしは未だに歯磨きが苦手です。
虫歯の痛みが原因で仕事中にぶっ倒れたことある。
そして最近、左上の歯がうっすら痛い。
来週、歯科受診の予定だけど、また歯磨きヘタクソって怒られるのかな⁇
残り24本の歯(矯正のため8本抜歯済み)を健康に保てるよう、歯磨きがんばれ‼︎

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