自由な日01:Notionを導入してみた

一日の時間がフルに手元にあることに感動して始まった一日.

考えてみれば普段の週末だって同じな筈だけど,いつも全然うまく活用できず,月曜日に憂鬱になるのは,仕事が始まるからではなく,週末を無為に過ごしてしまったから,というのがルーティーンになっていたので,なんとかうまく活用しようと,たまたま見かけたNotionというアプリを導入してみた.やり方は,スワンさんという方のものを参考に.

今までも平日は一日の最初にその日にやりたいことをリストアップして頭を整理するというのはやっていた.Notionを使うやり方の違うところは,

・週の初めに一週間分のやることを一度にリストアップして日ごとに割り当てること
・さらにその日の始めに,どの時間に何をするかまで細かく計画すること(タイムボックス)

計画を立ててその通りに実行できると充実感も高まるのだとか聞いたこともあるし,まずはやってみた.

実行する前にまずよかったのは,中期でやるべきことを洗い出してみると,やるべきことの総量・全体像が実感として見えたこと.今まで一日分しか書き出していなかったが,もう少し長いスパンでの予定を立ててみると,中期的な生活の全体像が少しイメージできる.時間はたっぷりあるイメージだったけど,意外に忙しそうだということがわかった.これは粛々と進めねば.
因みにこれは,勤務していた時には,そもそも無理なことだった.というのも,行き当たりばったりで,チームの仕事を計画するということをしない組織だったから.フレキシブルなことがよいこととされ,他のメンバーの為にも改善を何度か試みたけれど,上の人は面倒がって機能しなかった.日々その日に指示されたことを,できる範囲でやるのがよしとされるやり方.それだと自発的な工夫ができないので,やっぱりよくないと自分は思う.自分の頭で自発的に考えられる方が,モチベーションが上がる.

さて,実行結果は....,全く計画通りにいかず.原因は,

・ふらっと思いついて行動したくなってしまう
・やり始めてみると計画時には見えなかったものが出てきて,予想より時間がかかってしまう

ただ,いつもの週末に比べれば遥かに有益な一日だった.いつもだったら腰が重くてなかなか始められないような税金関係の雑務を,ある程度の区切りまで進めることができた.部屋の片付けも進んだ.引越し先候補の内覧も一つ申し込んだ.
だから,充実感は結構ある.悪くはない.中期で予定を立ててみることは,確かに有用である.

自由な時間なんだもの,気まぐれをしたい.それは結構譲れない所.計画を立ててそれを着々と進めていくのが得意だったり好きだったりする人もいるんだろうけど,自分の場合は,例え自分で立てた予定であっても,窮屈に感じる.何かを思いついたらその時にやりたいし,やり始めたらじっくりやりたい.(例えば台所を片付けている時に気づいたステンレスの変色を落とそうと手を尽くしてみたりする.他人からは完璧主義者の傾向があると言われるのはこういう所なんだろう.)
さらに,勤務をしている時に比べればその日のタスクが突然増えることは少なめであるが,それでも不測の事態は起こる.例えば素人のピアノの練習のような比較的想像のつく繰返し動作ではなく新しくやることなのであれば,不測の事態が起こるのは当たり前だ.

ただ,予定していた仕事の半分以上は先延ばしになっている.更に,新しく明日期限の仕事が入ってしまった.これは解決した方がいいのは間違いない.

上に挙げた二つの要因を繰り込んだ計画の立て方を見つけられたらいいのではないだろうか.
自分の気まぐれを外部要因と同じように捉えてバッファを設定してみるのはどうだろうか.
自分が楽しく生きる為の計画なんだから,自分が窮屈に感じるんじゃ意味がない.予定に間に合わないかもしれない,という恐怖を動力にするんじゃなくて,時間に追いかけられて支配されながら動くんではなくて,自分が時間の前を歩いているようなイメージで,時間をコントロールしながら生きたい.

まずは記録するところから.


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