見出し画像

「よく」眠るための3要素

人間、しいては動物は、毎日寝て起きてを繰り返しています。当たり前のように寝て起きてを繰り返していますが、その眠りの様子が変化し、ひいては現代は眠りの「質」まで問われる時代になってきました。

眠っている間、夢をみています。起きてしまうと忘れることも多いのですが、起きる直前、うつらうつらしているときにはぼんやりと自分が夢を見ていることを感じることがあることが多いと思います。その夢を見るという行為が自分自身が感じたり経験すべきことでもあることが多いのです。

身体を休める、心を緩める、本来の自分、すなわち自分の魂のおさまりの良い場所に行く&帰る、そういうのがよい眠りではないかと思います。よい眠りのための準備について、今から私の体験をもとに、つらつらと書いてみようかと思います。


眠るための場を作る

眠りのための場、すなわち寝室や寝具を整える、ということ。
香りや照明などでリラックス、ということも一般的ではありますが、一番大事な寝具について目を向けてみるのもいいです。

寒さや暑さに応じて寝具を調整することです。できているようで、意外とできていないことがあります。少しの工夫で快適になることがたくさんあります。
寒いときには厚めのかけ布団などを用意することはあると思いますが、それだけではまだ寒いことが多いのです。ベットなど床から少し高さがあるときにはあまり感じないかもしれませんが、畳や床に直接布団をひいている場合は、マットレスなどをひくことで寒くならないことが多くあります。
また、布団乾燥機などで寝る前に布団を温めておくことも大事です。布団に湿気が溜まっているようなときは、布団を昼間に干すということも大切。
また、暑いときには、シーツをサラサラ仕様のものにしてみる、麻素材にしてみる、など工夫してみることです。

眠るための体を作る

眠っているときの体を想像してみると、身体の力は抜けている、と想像できます。ですが、実際は固まって寝ていることも多いそうです。そうならないためにも、寝る前に体を緩めておく、ということをお勧めします。

具体的には布団に横になって、息を「大きく長く」吸って吐く。呼吸に合わせて脇を延ばす、ということをします。もっと簡単なものであれば、呼吸に合わせて伸びをし、そのまま脱力するということ。何度か繰り返しているうちに身体が緩むことが心地よいことに気づいていきます。で、そのまま入眠となることが多いです。

また、バランスの良い食事をとる、ということも眠りに関係があるように思います。これは、糖質、脂質、タンパク質のバランスがとれた食事を指します。しっかりと糖質(米だけではなく、芋、豆類など食物繊維の多い糖質=体内への吸収がゆっくりで血糖値が急に上がることが少ない)を取ることで血糖値も安定し、ぐっすりと眠ることができるのではないかと感じています。
余談ですが、とある研究で、睡眠が少ないと甘いものを欲しやすくなり、太りやすくなる、というのを聞いてからというものますますバランスの良い食事を意識するようになりました。

眠るための心を作る

これは誰しも経験があるかと思いますが、悩みごとを考えてしまうとなかなか眠りにつけない、もしくは眠れない、ということがあると思います。これを避ける、ということです。…これができれば誰でもやっている、ということになるのですが、考えない、というのは本当によく眠ることができます。

一方、自分にとって楽しいこと、幸せ感を感じるようなことを想像しながら眠るというのもよく眠ることができます。ですが、想像が過ぎると興奮のほうに偏り、眠れなくなることもあります。

なので、考えないというのをやってみるのが一番いいとは思います。
方法としての一例は、ヘミシンクの技法が参考になるかと思います。ヘミシンクの導入部分では、今頭の中にある様々なものをいったん箱にしまうという儀式(?)のような方法を取ります。そのようなことを眠る前の儀式として頭の中で行ってみるのもいいと思います。起きたらその箱の中のものは自分の中に戻ってくることを約束しておけばいいのです。(悩みごとを忘れる、というのはいいことのように思えますが、自分の成長のためには必要なものであるものが多く含まれていますので必ず戻ってくることにするが肝要です)

あとがき

いろいろと書き連ねましたが、少しの工夫で「よく」眠ることができます。ほとんど自分の経験からの話になりますので、読まれた方に合うものがあればご参考にしていただけると嬉しいです。「よく」眠ることができるようになると、夢はのびのびと見ることができてくるかと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?