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『シン・エヴァ』を観る前に気をつけて欲しいこと。

※作品の内容には触れず、ネタバレしないように気をつけて書きました。

どうも、最高位戦の碇シンジことよっしーです(笑)

先ほどようやく『シン・エヴァ』観てきました。
内容も凄まじかったんですが、これは安易に観に行っちゃダメだと。
これから観に行く人に強く警鐘を鳴らすため、キーボードを執った次第でございます。

前日までに準備しておくこと

①まず睡眠をたっぷり取りましょう。
本作の上映時間は2時間35分。ただでさえ長いんです。
そして、内容がとにかくボリューミーでした。
炊飯で例えるなら業務用の炊飯器レベルです。

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合宿とかで見かけるやつです。
何合炊きなのかと。
人間、飯を食っても二合半ですよ?
まず1日では消化しきれないので二泊三日くらいの箱根旅行へ行くらいの感覚で行きましょう。

特にテレビ版からの根強いファンの方は、25年間分の思いが詰まっていると思うので、見終わったあとの疲労感がハンパないと思います。
私の場合、朝に観に行って、昼飯を食べる気力もなく真っ直ぐ家に帰りました。その後、数時間放心状態であったことは想像にむずかしくないでしょう。

②大きめのバックを持っていきましょう。
映画館内のチケット売場で、目の前に並んでる男性が謎に大きめのエコバッグのような物をしょっていたんです。しかも中身が空。
まぁいいかと、チケットを書い売店へ向かいました。
するとあるじゃないですか、

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もうこれは買うしかないと。

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よっしー「袋お願いしますw」
店員さん「袋はあるんですが、入らないと思いますよ」
よっしー(おいっw)

容易に想像がつくだろw用意しとけよw
と、心で突っ込みを入れていたときに、ふと思い出しました。
チケット売場の男性をっ!!

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「そうかそういうことかリリン!」

という叫びも虚しく、初号機の腕をダフィーちゃんのように小脇に抱え、恥ずかしそうにスクリーンに向かうのでした。

周りにも初号機の腕を小脇に抱えてる人がいると思うじゃないですか?
もちろん私、一人だけでした(笑)

③劇場版『序破Q』三作品は観ておきましょう。
テレビ版までとは言いませんが、劇場版『序破Q』は観ておくことを強く推奨いたします。

間違っても『鬼滅の刃』のノリで、初見で行っては行けません。鬼滅は子供から大人まで楽しめる作品です。私も鬼滅は最初に映画から見始めたのですが、何の違和感なく作品に入っていけました。
しかしエヴァは大人のアニメ。庵野監督いわく、推奨年齢が30歳だそうです。
背伸びして子供が見る分にはいいですが、前ストーリーを知らないとまったくついていけません。前作を観ててもちんぷんかんぷんな人がいるくらいですから(笑)
テレビ版、旧劇場版、序破Qを二周は観てから行くくらいでちょうどいいです。

④リアルタイム世代の方は25年越しの卒業式だと思って臨んでください。
テレビ版が放送されたの1995年。主人公の碇シンジくんが14歳で私が11歳でした。そんなシンジくんに自分を重ねてながら観ていたことを思い出します。
思春期のなんとも言えない心境を巧みに表現されている所がエヴァの一番の魅力であり、一言でいうなら青春です。
そんな青春が未完のまま25年も待たされたんです。もはや呪縛でした(笑)

映画館に向かう道すがらはまさに卒業式当日。
上映中は25年分の想いが何度も蘇ってきました。何度泣いたかわかりません。そんな万感の想いなくしては観ることのできない、シン・エヴァを卒業式だと思って臨んでください。

最後に

さてここまでご覧いただきありがとうございました。
以上、4つのポイントを押さえておけば心配することはありません(笑)映画館があなたを導いてくれるでしょう。

そしてこの場を借りて、庵野監督に御礼申し上げたいと思います。僕を大人にしてくれてありがとうございました。

さらば、全てのエヴァンゲリオン。

あとがき

ちなみに、初号機の腕ですが・・・。
未だに使い道がわかりません(笑)

Love is destructive

彼女で遊ぶのだけはやめておきましょう。

終文


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