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僕は君と麻雀を打つために生まれてきたのかもしれない@リーグ戦記、第参話

今期のリーグ戦はここまでノーラス。ノンラス打法の申し子、よっしーです(笑)たかが12半荘ですが…。

さて、2節までの順位から見ていきましょう。

なんとか、2節終了時点で5位と、リーグ戦において初めて好スタートを切ることができました。

そんな絶好調の中で去来する想いは「そろそろまぐれも通用しねぇ」という焦り。

何か新たな秘策を用意せねば…と、街中を歩いていると眼にとあるポスターが入ってきました。

「…!!」

©カラー/Project Eva.

エヴァYシャツに、エヴァネクタイ!!

これは買うしかない!!
気付けば店内で物色をしていました。

ネギを背負った鴨をみつけた店員さんが寄ってきます。

店員「今、大変人気なんですよ~、特に数字の刺繍されているものが売れてます」

なるほど。

腕の所にある刺繍の数字が、各パイロットをモチーフになっています。↑画像は01なので碇シンジモデルですね。

やたら数字の刺繍を推してくる、店員さんのセールストークをガン無視して購入したのがコチラ↓

初号機モデル。

これは、一択でしたね。もろエヴァって感じに抵抗感を感じる方も多いかもしれませんが、よっしー=エヴァなので問題ありません。

初号機を纏いリーグ戦に臨む。勝機が見えてきました。

5月5日、D2リーグ第3節

同卓者は、久田賢太さん、山中北斗さん、柴田恵里さん。
3人とも後輩で、初手合わせのメンツ。どんな麻雀を打つのか、手探りをしながらのスタートになりました。もちろん顔を合わせた、その瞬間から対局は始まっています。

いつものよう牌チェックを済ませ、正午の対局開始まで各自休憩に入ります。

私はタバコを吸わないので、対局中にトイレに行きたくならぬよう用を足し、おしぼりを取りに向かうのが定石になっています。

席に戻るとサイドテーブルにおしぼりが置かれていた

©カラー/Project Eva.

(ちょっと待って、変だ…おかしい…)

リーグ戦に雀荘のようなおしぼりサービスは存在しません。

©カラー/Project Eva.

(そうか…そういうことかリリン!!犯人は同卓者の山中くんだっ!)

もちろん現場を見ていたわけではありません。なぜ彼が犯人なのか。

実は第1節で、彼が同卓者におしぼりを配っている所を隣の卓から見ていたからです。

さすが、健康マージャン店の店長ですね(笑)常にフロアの状況を見る癖がついています。と、自画自賛はこのくらいにして。

しかし、山中くんは、なんて親切な奴なんだと…。

なかなか出来ることではないと思います。同卓者におしぼりを配るなんて。

だってちょっと恥ずかしいじゃないですか。それにもう既に持ってたらどうしようとか、おしぼり使わない人かなぁとか考えたら、私なら躊躇してしまいます。

もちろんそんなことは百も承知で、行動に移せてる所が素敵だなぁと感心しました。

案の定、卓に戻った時には自分でおしぼりを持ってきているので、おしぼり二刀流にはなってしまいましたが。

まぁ、多いに越したことはありませんからね。

最高位戦事務局の方がもしこのnoteを見ていたら、おしぼりの使い過ぎで山中くんを責めないであげて下さい(笑)

いよいよ1回戦も大詰め、あの山中くんが対局中にある一言を発します…

山中くん「トイレに行ってもいいですか?」

さて、リーグ戦の対局中にトイレに行きたくなった場合どうすればいいのか。

もちろん、代走を頼むことはできません。

その場合は、対局者に確認を取り立会人を呼びます。

立会人が、

©カラー/Project Eva.

立会人「問題ない」

という許可を下せば、無事トイレに行くことができます。

ただ、これもなかなか言えない一言なんですよ。対局を止めなくてはいけませんから。同卓者に迷惑をかけると思うとつい言えなくなってしまいます。なので、私の場合、今まで全て我慢してきました。

しかし、一打一打、大事なリーグ戦だからこそ、ちゃんとトイレに行きたいと言わなければいけませんよね。

なので、山中くんの発言に呼応して、私も勇気を出して言ってみました。

よっしー「ついでに行ってもいいですか?」

晴れて、山中くんと連れションと相成りました。

対局中の二人がダブルエントリーで用を足してみると

最高位戦道場のトイレには男性用の小便機が2つあるのですが、ここで誰かと同時に用を足してると、何とも微妙な雰囲気が流れます。

ましてや、今回は対局中ですから。何とも言えない沈黙の中で用を済まし、そそくさと洗面台へ。

(よしっ…)と、気合いを入れ直し、タウパーに手を伸ばすと…。

ドンッ!

山中くんの手があるじゃないですかっ(笑)

道場のトイレには洗面台は1つしかないのですが、実は隣に流し台があるんです。

ちょうどその中間にタウパーが置かれていたのが、事の顛末でありました。

手が触れた合った時の、山中くんのハニカンダ顔は今でも忘れられません(笑)

初号機のプラグスーツを身に纏い、対局に挑んだ結果は…

現在、2位!!

いやぁ、初号機Yシャツ様々ですね。安心感に包まれながら対局に臨めました。

そして、12半荘ノーラス。ほんの少しではありますが、師匠のノンラス打法を理解できるようになってきた感はあります。

ここまできたからには、リーグ戦優勝を狙ってみたいと思います。

実はあの後も…

山中くん2度目の「トイレに行ってもいいですか?」に、もちろん便乗して連れションをしに行ったのですが、その後の展開は、ご想像にお任せしたいと思います(笑)

しかし、ここまで山中くんとのシンクロ率が高いことを鑑みると、

©カラー/Project Eva.

彼となら13号機に乗ってみてもいいかもしれませんね。


終文

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