リーグ戦に行ったら、彼女にそっくりな女流プロがいて心臓が止まりかけた話@リーグ戦記、第壱話。
※麻雀を知らない方にも配慮して書きましたので、どなたでもお楽しみいただけます。
こんにちは、最高位戦のミリオネアこと、よっしーです(笑)
今回は、私が所属する団体のリーグ戦について書かせていただこうと思います。
実は、今までこの手の記事は書いたことがなかったんですよね~。
よくプロ雀士が対局後に書いてるやつです(笑)
特に、麻雀プロの対局ってどんな感じなの?という方に向けて書きたいと思います。
先輩方の記事には遠く及ばないと存じますが、精一杯書かせていただきますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。
リーグ戦とはなんぞや?
ザックリと説明申し上げますと、一年かけて団体における選手達の順位を決めましょうやって戦です。
前年度、D1リーグでブービー賞をいただき、プロになって初の降級をしてしまいましたorz
ちなみに最高位戦のリーグは、
A1リーグ
A2↓以下省略
B1
B2
C1
C2
C3
D1
D2←今ココw
D3
このままでは、周りに示しがつかないので、そろそろCリーグあたりには昇級したいところです(笑)
下位リーグは前期後期の半年制になっており、1日4半荘×5日=20半荘で順位を決めます。
3/21(日)第46期最高位戦D2リーグ開幕
開幕戦でまずやることは卓組抽選。卓の牌を使って、前年度の順位順に引いた牌によって組み合わせを決めます。
なので、初日は卓が決まってないので、バラバラに座って定刻を待ちます。
まず、対局場についたら席を陣取り、お手洗いに向かうのが定石となっています。
お手洗いから席に戻ると、とんでもない人が座っていた
ひと目見るなり、ドキッ!
(えっ・・・なんで彼女がいるんだよw)
・・・・・・・・・。
んっ?
何か違うな・・・。
(あー、梶田さんじゃないかw)
全くの人違いでございました。
いやぁ~、一瞬凍りついてマジで心臓が止まるかと思いました。
以前、おススメ麻雀YouTuberという記事で梶田さんの事を紹介させていただきましたので、気になる方はチェックしてみてください。
ちゃんとご飯食べてるのかなぁ?
ってくらい華奢な体と目元がソックリです。
立ち姿なら背格好でわかったと思うんですが、座っていらっしゃったのと、同じ色のマスクをされていたので、余計に見分けが付きにくくなっていました。
定刻になり卓組抽選スタート
えっ、まさか梶田さんとこれから同卓になったらどうしよう・・・。
めっちゃやりずらくね?w
そんな思考が、ふとよぎりました(笑)
ちなみにこの日のD2リーグは40名開催です。
※コロナの影響で次節以降から参加される人が除かれています。
梶田さんと同卓する確率はどれくらいなんだろう・・・。
麻雀プロなので、ついつい確率で考えてしまいます。
答えに窮した私は、ここで使うしかない!と、テレフォンを選択。友達に助けを借りることにしました。
この日、私と梶田さんが同卓する確率は7.7%くらいだそうです。
そして、みのもんたならぬ、会場係の大平プロに呼ばれて引いた牌は發。
おっと、数牌ではなく字牌だなんて。
なんとも縁起が良さそうじゃないですか。
まてよ・・・。
發って女性の髪を表してるんだよな・・・。
ないないw
7.7%ですよ?
ない。ない。ない。
ナナナナは、ないっ!w
※麻雀の点数で7700点という数字があり、通称ナナナナと呼ばれています。
確率論など、なんの意味もないのがこの世の摂理
立会人の粟野プロの号令と共に一斉に移動が始まります。
(えっとー、發は10卓だから・・・)
立ち上がって歩き始めると、梶田さんも同じ方向に歩いて行くではないですかっ!w
この時、ようやく悟りましたよ。
麻雀も人生も確率じゃねーって。
見事7.7%を引いてしまい、梶田さんと同卓することに相成りました・・・。
対局前に必ず、する事
それは、牌チェック。
マンズ、ピンズ、ソウズ、字牌を4人で各自担当を受け持ち、傷がないか、枚数は合ってるか、などの確認を行います。
実はこの行程で暗黙のルールというものが存在します。
それは、誰がどの牌の種類を担当するのか。
若手からマンズ→ピンズ→ソウズ→字牌の順でやるのが慣例となっています。
そして、決め方はまさかの挙手制。
これが毎度ながら恥ずかしいんですよね(笑)
若手から「マンズやります!」と、元気良く言わなくてはなりません。
そして、高確率で挙手が被ります。
誰が先に一声をあげるのか。
卓内に謎の緊張感が生まれ、4人が様子を伺い始めます。
まさか、発声が被ったときに「ハッピーアイスクリーム!」というわけにもまいりません。いつか言ってみたいけどw
追記※2022年度より座席順(東南西北)でマン、ピン、ソウ、字を担当することになりました。もうハッピーアイスクリームを言えない・・・。
こうなったら奥の手を出すしかない
よく見れば、三人とも後輩じゃないか・・・。
まてよ・・・これは・・・。
先輩風をふかせるしかないw
安直な作戦とは重々承知の助で、沈黙を決め込みます。
相手がこちらを先輩と認識していないかもしれないですからね。
首尾よく字牌を担当し、先輩風を吹かせた結果は・・・
暫定13位、+61.0p!!
完全勝利・・・とまではいきませんでしたが、まずまずの好発進となりました。
苦節6回目のリーグ戦で初めてプラススタート。
いつも初戦で借金を作ってからスタートし、返し終わった頃にはリーグが終わっている。そんな展開が常でした。
見事、先輩風を吹かせることに成功?しましたが、梶田さんに+2.0p及ばなかったのは、やはりやりずらさを払拭できなかった己のメンタルの弱さにあると分析しています(笑)
白鳥プロの気持ちが少しわかったような1日でありました。
似てるだけならまだしても、本物の彼女とテレビ対局を打つとか、想像するだけでゾッとしますw
結局麻雀の内容は?
最近、ネタバレに気をつけなければならい記事を作成していたので、つい内容に触れることを躊躇ってしまいました(笑)
こんな一介のプロでも、リーグ戦の速報を逐一チェックして下さるファンの方々もいらっしゃいますので、次の記事で書きたいと思います。
もちろん、麻雀を知らなくても楽しめる内容にしていきますので、引き続きお付き合いいただければと思います。
~リーグ戦記②につづく~
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