独白。

ずっとあの家から出たかった。
自分を腐らせる場所だと分かりきっていた。

それでも、自分の力じゃ何処かに行く事も出来ないほどに私は非力だった。心を鍛える方法を知らなかった。たとえ知っても、実行することすらできなかった。続ける事ができなかった。

心の底から自殺を考えて、死にたくても死ねない日々の中で「生きているならどうせ楽しむしかない」と悟った。

そこから運動を続け、メンタリストDaigoの動画を見て小さな習慣を作り、それを継続した。小さな小さな成功体験を積む事ができた。

自分は好奇心が非常に強く、それに従えば間違いないのだと気づく事ができた。それを信じ続けるのは難しいが、更なる自己効力感を作る為にすべきことは分かっている。今は稼ぐこと。

そして自分が住む環境を自分自身で選び
カスタムし続けること。

今迄できなかったことを少しずつ出来るようになっても「そんなもの社会は誰も評価しない」と言われた。

それがずっと頭の中を巡っていたそれでも小さな習慣は続けた。それが自分自身を定義していたような、そんな気がしたから。

あんな言葉は無視していい、そんなことを言う人間は幾ら金を積まれたところで1秒も関わらない方が良い。そう思うことに決めた。

あの人自身が俺に対して強烈なコンプレックスとバイアスがかかりまくっているし、俺自身も同じだと気付けたから。

———————————————————

色々あったが気付けば今。自分で選んで、自分で決めて、自分で準備して、新しい場所に向かっている。今の私は好奇心で満ちている。

何があったって楽しんでみせる。なぜなら死の淵から掴んだ生きる理由がそれだったから。適応せざるを得ない、稼がざるを得ない環境を自分自身の手で選んだから。

やっと、自分の力で決めた事だから

まぁ、楽しんできます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?