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『シャーロック・ホームズの凱旋』

みなさん、こんにちは☀️
更新が遅れてしまいました、、、。

本日は森見登美彦作『シャーロック・ホームズの凱旋』について語りたいと思います。
是非、最後までお付き合いください。

1.森見登美彦作品との出会い
私は森見登美彦さんの作品を読むのは、これが2作目となります。

前回は『熱帯』という本屋大賞にもノミネートされた作品を読みました。
その時はというと、面白かったのですがなんというか自分に合っていないというかそんな言い方しかできませんが、そんな感じがしました。
そして、今回『シャーロック・ホームズの凱旋』を見つけた時、

森見登美彦×シャーロック・ホームズ

の世界観は一体どうなるのか。
すごくすごく気になり、手に取り読みました。

2.あらすじ
舞台はヴィクトリア朝京都。
名探偵シャーロック・ホームズは難事件へ。
相棒のワトソンはホームズとともに事件現場へ奔走し、小説を書く。
そんな日々を続けているはずが、、、。
なんと、ホームズは事件が解けないスランプに陥り休業中。
果たしてホームズはスランプから抜け出せるのか。シリーズお馴染みのキャラクターたちとの出会いはホームズを名探偵へと引き戻せるのか!?

3.物語とは、世界とは。
最近自分でも思います。
考えてることが大げさというか、主語が肥大化するというか。京極先生のおかげですかね。笑
この本を読み終えた感想はというと、

世界って誰にでも作れるし、壊せるんだ!!

です。読めば意味がわかる感想だと思います。
誰にでも物語を作れるし、作れる以上壊せもする。けれど作られた世界は、作られた時点で生き始めるんです。
頑張って私も今、推理小説を執筆していますが、なんとなくそんなことを頭の片隅にいれながら、書きたいかなぁと思います。

4.おわりに
久々のミステリ以外の作品でしたが、
もの凄く楽しめました!!!
最後の方は、頁を繰る手が止まりませんでした。例の如く、作中の台詞で締めたいと思います。

〝この世界そのものが
『魔力』によって創られている〟

最後までありがとうございます😊
それでは、次こそ百鬼夜行シリーズ第3弾で
お会いしましょう〜👋👋

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