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住宅地にあるパワースポット

あっ! 今、神様が聞いてくださった!!
って思えた不思議な体験談です。
少し長くなりますが、お読みくだされば幸いです。

今まで、パワースポットって言われている所に何ヶ所か行きましたが、正直ピンと来るモノがありませんでした。
私は、そういうモノを感じるアンテナが低いのかな? とも思ってました。
だって、感じる方は感じてるのですから。

まず、行ったことの無かったその町を訪れることになった経緯です。
愛猫の治療のために、紹介されたからです。
その動物病院を訪れると、検査に数時間かかると言われました。
ただ待ってるのも不安だし、知らない町を、ふらふら歩いてみよう、と。
妻も同意してくれたので、散策開始です。

4月の良く晴れた汗ばむ日でした。
「ここは車がないと、生活できない町だね」
妻に初めての、その町の感想を伝えました。
スーパーも外食するお店も見当たらなかったからです。
緑は豊かですが、古くからの町を壊して、新たに住宅地を造ってる途中って感じ。

歩き回って、ふと横を見ると鳥居が見え、神社があります。
病気の愛猫のためにも、神頼みってしたくなるじゃないですか。
で、妻とその神社を訪れることにしました。

不思議を感じ始めたのは、ここからです。
軽い上り坂を上がりながら、頭がというか、体がフワフワする感覚。
なんでもない所で、何度かつまづきます。
「大丈夫?」
妻に心配されましたが、ここ数日、愛猫の心配をしてたからかな、なんて思ってました。

風化しかけた狛犬とは対照的に拝殿は新しい神社です。
神社の歴史を見ると、火事で焼失して、町の人々が新しく建て替えた、とありました。
古くから地域の人々に大切にされてきた神社のようです。
「御利益ありそうだね」
妻に言って、二礼二拍手一礼。
初めての神社ですから、まずは、
はじめまして、
から始まり、自己紹介。
次に、愛猫の状態を説明して・・・。
なんてしてると、参拝も長くなります。

するとその時、背後で、じゃっ! と小さく足音が。
白髪のお爺さんが立ちました。
次のお参りの人を待たせても悪いので、本当はもっとお願いしたかったのですが、仕方ありません。

妻と同時に回れ右すると、あれ? 誰もいない・・・。
参道を戻りながら、妻にそれを伝えます。
「わたしも! お爺さんかは分からないけど、後ろに誰か立ったよね!?」
鳥肌~~~、って妻の表情が変わります。
よく考えると、お参りをしてて、後ろを見てないのに、なぜお爺さんだと分かったのか?
不思議ですよね。

あのお爺さんは、神様か神様の眷属みたいな存在なんだろう、って思いました。
神様に、願いが届いた、って感じた瞬間です。

原因不明だった愛猫の病気の原因が分かり、治療方針が固まりました。
結局、その神社には計3回訪れることになります。
都度、不思議な体験をしたのですが、それはまたの機会にしたいと思います。

ちなみに、貼ってる画像は、その神社です。

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