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ニンジャスレイヤーTRPGリプレイ:【シューティングスター・ギフト】より【フォールン・フラグメント】前編

この記事は、2019年5月9日に行われた「ニンジャスレイヤーTRPG」のセッションのリプレイです。

また、このリプレイでは以下の自作プラグインデータ・ルールを使用しています。ちょっと三部テイストなキャンペイグンが始まろうとしている…!

「人間性の楔」について/「アカシ・ジツ」/「ヒカリ・ジツ」

かつて、人類は宇宙へと羽ばたこうとしていた。42億の可能性を乗せたインターネット。オルハリコンの宇宙衛星。だが、Y2Kという巨大な陥穽によって全ては無へと帰した。それから時は流れ、203X年。ここは悪徳に覆われた混沌のメガロポリス、ネオサイタマ。灰色の雲を突き破り、降り注ぐ流星雨。地上に降り立った半神達は何を為すというのか。覇王と死神の戦いの裏で、運命は動き出す。

『シューティングスター・ギフト』より『フォールン・フラグメント』

#1 ダンゴウ・フェイズ 後処理課のニンジャ達

トコロザワ・ピラー、トレーニンググラウンド。血も涙もないソウカイヤの本拠地であるここに、君達4人は集められていた。君達はこれまでチームを組んだことはない、初対面の集まりである。…しかし、どことなく重いそのアトモスフィアから、それぞれの事情を何となく察した。
…そう、君達は邪悪で無慈悲なソウカイニンジャになりきれなかった者達なのである。これから君達を待ち受けているのはなんだろうか。ケジメか、困難なミッションへの捨て石か?とにかく、アイサツだ…

コールドハンド(PL…避雷針):「ドーモ、コールドハンドです」青い装束のニンジャが血の通わぬ鋼の掌を合わせアイサツする。

 ◆コールドハンド(種別:ニンジャ)  PL…避雷針
カラテ		4 	体力		4
ニューロン    	6	精神力		6
ワザマエ		6	脚力		3
ジツ		0	万札		0
DKK       0    名声        0
※ノーカラテ・ノーニンジャ適用
							
◇装備や特記事項
 ▶テッコ(【カラテ】判定+1、回避ダイス+1)
 人間性の楔…「ニンジャ耐久力への不信」(ワザマエ-1、回避ダイスを必ず使用しなくてはならない。)

情け容赦無い急所狙いのカラテを収めたニンジャ。

ヴァーハイト(PL…ytti):「ドーモ、ヴァーハイトです。まぁ、どうせ碌な任務じゃないだろうけどよろしくな。」見るからに気だるげなニンジャがアイサツする。

 ◆ヴァーハイト(種別:ニンジャ)  PL…ytti
カラテ           5 	体力		5
ニューロン    	6	精神力		6
ワザマエ       4	脚力		3
ジツ		3	万札		0
DKK       0    名声        0
							
◇装備や特記事項
 ◆ジツ:アカシ・ジツ
 ◆カタナ 
 人間性の楔…「ニンジャ耐久力への不信」(ワザマエ-1、回避ダイスを必ず使用しなくてはならない。)

ソウカイヤのニンジャ。ニンジャではあるものの、自身の力を疑問視しており、ソウカイヤの
ニンジャとしても珍しく、上昇志向の無い気だるげなニンジャである。当然、他の構成員からも
疎まれており、彼に回ってくる仕事は専ら簡単な後始末だけである。出世するつもりもないので、
今の立場に不満もない。しかし、彼自身は割と強力なニンジャである事は彼含めて誰も知らない。

ホーリーシャドウ(PL…T1000G):「皆さんドーモ、私はホーリーシャドウです」修道服を改造したアサルトニンジャ装束を着た女ニンジャがオジギした。その胸は豊満であった。「今日は戦闘日和なるぞ!だがあまりいい空気ではない……」

◆ホーリーシャドウ (種別:ニンジャ)        PL:T1000G
カラテ		5	体力		5
ニューロン    	3	精神力		3
ワザマエ		3	脚力		3
ジツ		2	万札		0
DKK       0    名声        0
							
◇装備や特記事項
 ◆ジツ:ヒカリ・ジツ
 ◆サイバーサングラス(【ワザマエ】判定+2)
人間性の楔…「ニンジャ脚力への不信」(ワザマエ-1、連続側転時、1,2が出ると難易度+1)

謎の神「ヒカゲス」を信仰するニンジャ。光を後ろ盾にするものには必ず影が立ちふさがり、
光を信仰していれば必ず後ろから影に蝕まれるという謎の教えを語っている。ヒカリ・ジツの
使い手ではあるが、黒い靄が纏われたスリケンを使用したりする。修道服をベースとした
タクティカルアサルトニンジャ装束を着ている。その胸は豊満であった。

レッドガーベラ(PL…taka):ドーモ、レッドガーベラです。よろしくな!」赤を基調としたニンジャ装束のニンジャがアイサツした。

 ◆レッドガーベラ (種別:ニンジャ)            PL:taka
カラテ		3	体力		3
ニューロン    	2	精神力		2
ワザマエ		5	脚力		3
ソウル		3	万札		0
DKK       0    名声        0
							
◇装備や特記事項
 ◆ソウル:近接武器(ハガネの系譜)
 ◆カタナ
 ●タツジン(イアイドー)
 ●ツジギリ
 ●ヒサツ・ワザ(ファイアフライ・未熟)
 人間性の楔…殺戮への忌避感(カラテ-1、サツバツのダイス出目-1)

元ジャンク屋の青年が暗黒メガコーポの廃工場で掘り出し物を探していたときに機密保持のために
そのコーポに殺された青年にニンジャソウルが憑依。しかしもともと凶暴性がない性格のためか、
非道な行為に手を染められずに今に至る。機械には詳しいが、ハッカーではなく、あくまで用途、
使い道がわかる程度である。

コールドハンド:「何にせよミッションをこなすだけだ」

ホーリーシャドウ:「皆さん……今日は我が神ヒカゲスの誕生日、即ち戦闘日和。だが今日もミッションをこなしいつものように食事する。それだけであるな!」

ヴァーハイト:「フッ……神、か。どうせそいつもニンジャなんだろ……?」小声でボソッと呟く。

レッドガーベラ:「そんなの関係ねぇよ。そいつが信じてるんだ。そいつの自由だろ」

ホーリーシャドウ:「神はニンジャではあらぬ!彼は光の友であり影の友。つまり我らをも見捨てないのだ!」

ヴァーハイト:「おぉっと、聞こえてたか。ニンジャってのは油断ならねぇもんだな……」

NM(Freikugel7):ターン!

ホーリーシャドウ:「……!?」ビクッと振り向く

コールドハンド:(来たか)

NM:「オウ、どうやら揃ってるようじゃネェか。」フスマを開けて1人のニンジャがエントリーする。「ま、時間ぐらいは守ってもらわねぇと今すぐセプクだったからなぁ!」

ヴァーハイト:「ァー、ドーモ、ヴァーハイトです」

コールドハンド:「ドーモ、コールドハンドです」

レッドガーベラ:「オット…ドーモ、レッドガーベラです」

ホーリーシャドウ:「ド、ドーモ……私はホーリーシャドウです!」

NM:姿を現したのは、ソウカイヤを象徴する最大の戦力、シックス・ゲイツが1人。濃い黒のボディスーツニンジャ装束に、全身の各所から飛び出した鋭利な刃。

【レイザーエッジ】:「ドーモ、レイザーエッジです」

ホーリーシャドウ:レイザーエッジ=サンかよぉ!!!
コールドハンド:末期 
レッドガーベラ:はじめて出涸らしの人に会った…
NM:この反応が聞きたかった…そう、もう最終盤の時系列からなのだ

ヴァーハイト:(ハー、おっそろしい装束だなぁ……なんであんなの着てんだか……)

ホーリーシャドウ:(何かすごい……冒涜的であるな……)

NM:トレーニング・グラウンドの奥壁には、ニンジャ達の競争心を煽り、ソンケイを高めるために現在のシックス・ゲイツ6人の名がショドーされている。現在のシックスゲイツは、

ヘルカイト
ウォーロック
アルマジロ
ウォーターボード
レイザーエッジ
デビルフィッシュ

であった。

【レイザーエッジ】:「さてさて、今回アンタ達が集められたのは言うまでもない。碌でなしな連中にはそれ相応のミッションと、所属するべき場所があるって事。」

コールドハンド:(所属?)

【レイザーエッジ】:「今日からアンタラは、威力業務部門じゃねぇ、後処理課よ」

ヴァーハイト:「そいつぁドーモ、自分にゃお似合いだ……」

コールドハンド:「後処理……ですか」

【レイザーエッジ】:「ま、平たく言えば屑さらいだ!良かったな、セプクさせられなくて!」

ホーリーシャドウ:「……!」悔し気な顔をする。だが自分にはそこが相応だということもわかっていた。

レッドガーベラ:「ヘェ…元ジャンク屋の俺にはちょうどいいですよ」

ヴァーハイト:「まったくです。命あっての物種ですわ」

コールドハンド:(なんでもいいさ……死にはしないだろう)

レイザーエッジは無気力にそれを受け入れるヴァーハイト達に明らかな侮蔑の眼差しを向ける。

NM:「オイ、早く入ってこないか」「アッハイ…」フスマの奥から現れたのは初老の男。しかし、丸まった背、白く染まった髪などが彼を実年齢以上に老けて見させていた。

【ガベージ】:「ドーモ、後処理課の…一応、課長という事になっております。ガベージです」一見して分かるが、彼はモータルである。

コールドハンド:「ドーモ、ガベージ=サン。コールドハンドです」

ヴァーハイト:「ドーモ、ガベージ=サン。ヴァーハイトです。アンタが上司ですかい。ヨロシクオネガイシマス」

ホーリーシャドウ:「ドーモ、ガベージ=サン。ホーリーシャドウです」

レッドガーベラ:「ドーモ、ガベージ=サン。レッドガーベラです」

【レイザーエッジ】:「ヨシ、じゃあ引き継ぎ終了だな。で、あんたらには早速後処理のミッションに行ってもらう。シケた遺跡に巣食ったシケた連中の討伐…あんたら碌でなしにはお似合いの任務だな。」

NM:ガベージがあなた達のIRC端末を登録し、位置情報と地図を送信する。

【レイザーエッジ】:「場所は、ネオサイタマの北の端。中国地方との境の名もねぇ荒野だ。そこにぽつぽつと遺跡が点在してるんだが、その1つにウチが始末を頼まれたカジキ・ヤクザグランの残党が逃げ込んだ。…そういうわけでそいつらを皆殺しにしてこい、以上!」

コールドハンド:「そうですか」端末の方を見ながら返答。

【レイザーエッジ】:「なんならその遺跡をあんたらのアジトとして使ってもいい。」

ヴァーハイト:「なるほど、『後処理』か……」

ホーリーシャドウ:「なるほど非常に分かりやすい任務!」

レッドガーベラ:「ヘェ…遺跡ねぇ…」

【レイザーエッジ】:「じゃあな、俺は忙しいんだ」

レイザーエッジはこんな所にいるのは時間の無駄だとばかりに去っていった。後に残されたのは、1人もモータルと、4人のニンジャ。

【ガベージ】:「アー…後処理課には、車などは無いので、移動は脚か電車でオネガイシマス」ガベージが卑屈そうな目で言う。

ヴァーハイト:「面倒くせぇな……わかりましたよ、ハイ」

【ガベージ】:「終わったら、IRCで報告。それでオシマイ。まぁ適当にこれからも駆り出されると思うよ…」

コールドハンド:「了解。族かなにかから足を奪えればいいな」

ホーリーシャドウ:「アー、今日は戦闘日和なるぞ!何とかなるだろう!」

レッドガーベラ:「悲観してって始まらねぇ!なんであろうと今できることをする、手を動かす。それだけだぜ」

ヴァーハイト:「ドーモ。アンタも大変ですね、こんな課に送られて。」

【ガベージ】:「無理しなくていいさ、ウチらは職があるだけで満足なんだ。上を目指すだなんて、月を捕まえるような話さ…」

ヴァーハイト:「ハハッ、違いないな。気が合いそうだよ……」

【ガベージ】:その目は空洞のように光がない。「では、オタッシャデー」

ホーリーシャドウ:「貴方に光があることを。オタッシャデー」


#2 クエスト・遺跡の入り口

NM:数刻後。君達は荒野の遺跡に辿り着いた。半球状の建物であり、ドアは蹴破られている。空を見上げると、重金属酸性雨に覆われたネオサイタマでは考えられない、星空が広がっていた。だが、それがどうしたというのだろうか。

ヴァーハイト:「さすが、辺境だな。夜空が綺麗だよ、まったく」「夜空眺めてるだけでいいならどれだけ楽な事か……」

ホーリーシャドウ:「綺麗……ヒカゲスもこれを見せたかったのだろう」

コールドハンド:「今初めて星が見えていると気づいたよ。確かに綺麗だ」

ヴァーハイト:遺跡に寄りかかって煙草をふかす。

レッドガーベラ:「あぁ…いいもんだな。いつかあそこに行ってみてぇな…」

NM:かつて感じたニンジャとしての全能感。しかし、それはソウカイヤでの日々によって摩耗した。君達の人間性は、邪悪を愉しむ事を受け入れられなかったのだ。

しばし遺跡の側で佇むPC達。

NM:突入は好きなタイミングでどうぞ

コールドハンド:「とりあえず始めるか?」

NM:もうちょっとRPしてからでもいいけど…

ヴァーハイト:突入するようなロールが思いつかねぇ……やる気ないからなぁ……

ホーリーシャドウ:「同志にヒカゲスの加護があらんことを。頑張るしかないとはこのことだな……」

レッドガーベラ:「さぁ…やってやるか!」

ヴァーハイト:「ン、おぉ、行くか」煙草を捨てる。もちろん携帯灰皿に。エチケットは大事だ。

コールドハンド:「気負わず行こう」

ホーリーシャドウ:遺跡に二回オジギし、手を合わせて天を仰いだ。彼女が信仰するヒカゲスへの礼儀だ。

NM:では突入だ!

遺跡の内部は、無機質な白い壁、白い床が広がっている。金属製か?
妙な綺麗さを疑問に思うが、考えている暇は無いようだ。『ザッケンナコラー!』扉を守るようにクローンヤクザが陣形を組んでいる!

ヴァーハイト:「お出ましかい。なんだってこんなところにこんなにいるかな……」

NM:戦闘開始です、コールドハンド=サンから行動どうぞ。

ホーリーシャドウ:「さあ、これもヒカゲスの試練。とりあえず突破せねばならんのだろう」

コールドハンド:O4へ移動しO3にカラテ

カラテ:`5d6>=4[=6]` = (3,3,6,4,4 :成功数:3 , サツバツ![=6]:1) = 4

コールドハンド:「イヤーッ!」クローンヤクザの喉元にチョップ!

NM:「アバーッ!」撲殺!白い床に緑の血が散る!続いてヴァーハイト=サンどうぞ

ヴァーハイト:「残党が逃げ込んだだけじゃなかったのかよ……ッチ、面倒だ……」O6へ移動してO7へカラテと行こうか

カラテ`5d6>=4` = (1,6,4,1,2 :成功数:2) = 2

ヴァーハイト:「イヤーッ!」膝蹴りがクローンヤクザを直撃する!

NM:「アバーッ!」ではホーリーシャドウ=サンだ。

ホーリーシャドウ:P6へ移動してO5のクローンヤクザにカラテ!

カラテ`5d6>=4` = (1,2,5,6,1 :成功数:2) = 2

ホーリーシャドウ:「イヤーッ!」ヒカゲス流カラテパンチ!

NM:クローンヤクザ無残!

レッドガーベラ:O5に移動してN5のクローンに精密攻撃

ワザマエ:`9d6>=4` = (5,5,5,1,6,6,4,6,6 :成功数:8) = 8 サツバツ発生!
サツバツ:`1d6` = (5) = 5 「人間性の楔-殺戮への忌避感」によって-1 =4

4:「逃げられるものなら逃げてみよ」敵の脚を粉砕!:本来のダメージを与える。
さらに敵の【脚力】がD3減少する(最低値は1)。残虐ボーナスにより【万札】がD3発生。
この攻撃を【カルマ:善】のキャラに対して行ってしまった場合、【DKK】がD3上昇する。

ボーナス:`1d3` = (3) = 3

ヴァーハイト:ワオ!

NM:「アババババーッ!」足を切断されたクローンヤクザはのたうち回って惨死!

レッドガーベラ:「……!クソ!」自らのカラテに、嫌悪感を感じた。

今回のプレイで導入しているルール「人間性の楔」は、「ニンジャソウルの闇」と対になるようなルールであり、能力低下と人間的な心から来るペナルティを得る。レッドガーベラの場合は、「殺戮への忌避感」を持っており、サツバツのダイスが減少する。

NM:近接距離に踏み込まれたクローンヤクザはヤバレカバレの突撃だ!

クローンヤクザカラテ`1d6>=4+1d6>=4` = (3 :成功数:0) + (6 :成功数:1) = 1
一体のみ成功、ヴァーハイトへ

ヴァーハイト:全力回避だな

回避:`6d6>=4` = (3,3,6,5,6,1 :成功数:3) = 3 カウンター発生!

ヴァーハイト:「っと、イヤーッ!」クローンヤクザの突撃を横にかわしてカウンターで殴り込む!

NM:「アバーッ!」

ヴァーハイト:「ハーやれやれ。荒事はごめんだよ……」

残った1体のクローンヤクザも、次のターン始めのコールドハンド=サンによる6サツバツ(心臓抜き)によって撃破、戦闘終了となった。部屋にあるコモントレジャー2つからは【万札】:1ずつを回収。

#3:クエスト・各部屋の探索

NM:とりあえず部屋に番号を振ったので、どの部屋のドアを調べるかって感じです。手番は引き継いで、ヴァーハイト=サンから。

ヴァーハイト:では順当に2の部屋を見てみよう。

NM:白く無機質な床には、いくつか足跡があり、正面の大扉へと向かっている。この小部屋のスライドドアは…どうやら鍵はかかっていないようだ。

ヴァーハイト:「奥の扉にはなんかありそうだな……とりあえず情報収集からだな。いきなりあれだけのクローンヤクザがいたんだ。事前情報と食い違うぜ……」

NM:入ります?

ヴァーハイト:入るー

NM:小部屋の中は、雑然とした倉庫である。様々な機械の部品のようなものが詰め込まれていた。奥には金庫が見える。…さて、あの中になにが入っているのだろうか。

ヴァーハイト:「胡乱な部屋だな……」

NM:金庫に行こうとするなら、【ニューロン】判定NORMALお願いします。

ヴァーハイト:なるほど。

ニューロン `6d6>=4` = (1,3,5,6,3,2:成功数:2) = 2

ヴァーハイト:「とりあえず、あの金庫を調べるか……ンッ」

NM:ヴァーハイトは気づく。ウカツに近づけば左右の荷物が崩れてくるだろう。慎重に行こう。ワザマエ判定とかは必要ないです。

アンコモントレジャー `1d6` = (4) = 4 万札5入手。

ヴァーハイト:「……金があるだけか。まぁ、金庫だしな」

NM:以上です。あと、金庫は最近置かれたように感じました。では、ホーリーシャドウ=サン。

ホーリーシャドウ:では3の部屋行くぜ「私も務めを果たさねばならぬな。」

NM:スライドドアをチェックする…どうやら論理錠前がかかっているようだ。ハッキングHが必要。

ヴァーハイト:……ガンバレ!

ホーリーシャドウ:「む、鍵がかかっているな」

ハッキング `3d6>=5` = (3,1,1 :成功数:0) = 0 失敗!

NM:攻性防壁によるカウンター!精神力-1です。

ホーリーシャドウ:「ンアーッ!? ……ムゥーッ!同志よ、任せたぞ!」丸投げだ!

レッドガーベラ:4の部屋に入ります。

NM:ここは…トイレだ。個室が1つ、誰かが入っているようだ。どうします?

レッドガーベラ:ノックします

【???】:「アイエッ!?」中から男の声!「だだだだだだだだ誰だ!?ボスか?もう大丈夫なのか?機械は?」

レッドガーベラ:「機械?詳しく聞かせてくれよ!」開けます

【レッサーヤクザ】:「ウワーッ!?」個室の隅で震えるレッサーヤクザ!「ニンジャ!?ニンジャナンデ!?」

レッドガーベラ:武器を持っていますか?

NM:どこかで落としたのか、丸腰です。

レッドガーベラ:じゃあ首にカタナを近づけてインタビューします。「持ってる情報をすべて吐け。そしてこの遺跡から出ていくんだ。そうすれば生かしてやる」

【レッサーヤクザ】:「アイエエエ…」震えながらも彼はこれまでの顛末を話し始めます…

ソウカイニンジャに事務所を焼かれたカジキ・ヤクザクラン。ほうほうの体でオヤブンと何人かのヤクザは逃げ出し、この場所へと辿り着いた。クローンヤクザを見張りに残して自分たちは奥の部屋へ向かったのだが…

【レッサーヤクザ】:「突然、ボスが『声が聞こえる』って言い出して」「ついにヤバくなっちまったかと思ったら、奥の部屋にはでっかいUNIXがあって」「それにオヤブンが直結したら・・・近くで動かなくなってた機械兵器っぽいのが動き出したんスよ…!」

【レッサーヤクザ】:「慌てて逃げて隠れたけど一体全体なにがどうなってるのか…!これ以上の事は知らないっス!」

レッドガーベラ:「…そうか。サンキューな。じゃあとっとと逃げとけ。ここから入口までは何もねぇからよ」

【レッサーヤクザ】:「アイエエエ…」レッサーヤクザは逃げ出していった…

ホーリーシャドウ:「機械……遂に古代兵器でも見つけたのか……?」

ヴァーハイト:「どうも、余計な面倒が増えてるようだな……」

レッサーヤクザは皆の横を通って入り口へ逃げていったが、全員これをスルー。やさしいね!

NM:では、コールドハンド=サン、ドーゾ。

ヴァーハイト:コールドハンド=サンなら3の部屋を開けられるであろう。

コールドハンド:「開かなかったのか?少し見てみよう」3の部屋を開けます。

ハッキング `6d6>=5` = (6,3,4,1,4,1 :成功数:1) = 1 成功!

コールドハンド:「……よし、開いたぞ」

ホーリーシャドウ:「うむ、同志よ流石である!」

NM:中は仮眠室のようだ。何個か固定されたベッドがある。長く使われていないようだが、埃ひとつない。奥には金属製のチェストがある。

コールドハンド:「ヤクザが掃除したのか?綺麗なものだ」

ホーリーシャドウ:「掃除は大切であるぞ同志よ。私も掃除をしなかった日はヒカゲスに嫌われた」

トレジャーチェスト `1d6` = (4) = 4

NM:これは…「生体LAN端子」のキットだ。然るべき場所に持っていけば埋め込みができるだろう。売れば5万札

コールドハンド:「おや…サイバネパーツだ。ちょうど欲しかったやつだな」

NM:そしてふとコールドハンドは気づく。サイバネパーツの刻印が、聞き覚えのない社名であることに。ケーブルに刻印されていた文字は『MEGA-Torii』


コールドハンド:「メガトリイ……?どこのメーカーだ?」

ホーリーシャドウ:「メガトリイ……と言ったか? 何だ、その社名は。私も知らぬな」

ヴァーハイト:「アー……?」(どっかで聞いたような……いや、気のせいだな。)

レッドガーベラ:「?そんなの聞いたことないな…」

疑問を抱えながらも、ヴァーハイトは6の部屋へ向かう。

NM:奥の部屋は大型のスライドドアで区切られている。中からは何かの駆動音。…1人で入るのは危険かもしれない。

ヴァーハイト:ロックではなかったか……おっけい「……何かいる、な……後に回すか……」

ホーリーシャドウ:ではEの部屋へ。

NM:ウィン。軽快な音でスライドドアが開く。人の侵入に合わせて、明かりがつき、鍵盤楽器の音が流れ出す。いくつかの机と大型の冷蔵庫が2つ。食堂だろうか?

ホーリーシャドウ:「ここは食堂か……?食事は好きだ!」

NM:コモントレジャーはそれぞれ「オーガニック・スシ」と「トロ粉末」です。

ホーリーシャドウ:とりあえず取っておきます。「ここにはスシとトロ粉末があったぞ」

ヴァーハイト:「そうか。任務終ったら結成祝いにみんなで食うか」

コールドハンド:「悪くないな」

レッドガーベラ:「賛成だ!」

ホーリーシャドウ:「そうであるな同志よ!私は食事が好きだ!」

NM:ちょっと和やかなアトモスフィアだ!

レッドガーベラ:Fの前に行きます

ヴァーハイト:「ン。来たのか、レッドガーベラ=サン。ちと面倒そうだぞこっちは」

レッドガーベラ:「面倒上等ですよ!やることをやるだけだ」

ヴァーハイト:「……そうか。」カタナを構える。

レッドガーベラ:続いてカタナを構える。

ホーリーシャドウ:「そちらも何かありそうであるな!」少し離れた場所から手を振る

NM:ではターン回ってコールドハンド=サン…の前に。

ホーリーシャドウ:の前に…?

コールドハンド:

各自の視界が突然ぼやける。ニューロンに直接なにかが語りかけて来るような…?『・・・― ― ― ・・・』『・・・― ― ― ・・・』『・・・― ― ― ・・・』

#4 クエスト・謎の声、旧型機械兵器


ヴァーハイト:モールス信号か。SOSだな。(ンンッ……何だこりゃ……?)

ホーリーシャドウ:ナルホド

NM:さらに奇妙なことに、あなた達のハンドベルトUNIXに何かのデータが送信されてくる。リアルタイム同期されるそれはこの遺跡の動的反応データのようだ…

◆フライソプター(種別・戦闘兵器)
カラテ 1  体力1
ニューロン 3 精神 3
ワザマエ 4 脚力 3
「レリック・マシンガン」小銃、連射2、ダメージ1
◆モーターマシン(種別:戦闘兵器)
カラテ 5 体力 10
ニューロン 2 精神  2
ワザマエ 4  脚力 3
「レリック・カタナ」近接武器、ダメージ2
「レリック・マイン」遠隔武器、手榴弾、自分中心8マスに火炎1ダメ

●リミッター解除 体力4以下で「連続攻撃2」修得

レッドガーベラ:((なんだよこれ…オカルトかよ))

ヴァーハイト:「オイオイなんだよこりゃ……?ハッキングか?」

コールドハンド:「どうなっている……?」

ホーリーシャドウ:「ヒカゲスの声……ではないな。我が神はそもそもこんなことをせぬ」

レッドガーベラ:「俺らのニューロンなんかヤバくなっちまったのか!?」

ホーリーシャドウ:「おそらくここが何らかの古代の秘密を抱えた遺跡なのだろう……? 同志よ、我らがニューロンがおかしくなった訳ではなさそうだぞ」

NM:全てのデータ送信が完了したようだ。めまいが収まる。

レッドガーベラ:「中の情報だ!誰かが助けを求めている!」

ヴァーハイト:「……何だってんだ……」

コールドハンド:「……さっさと終わらせた方が良いな」

ヴァーハイト:「あぁ、同感だ。ここに長居するのは危険な気がするぜ……」

ホーリーシャドウ:「……うむ、私にはあまりわからぬ! 同志よ、頼んだ!」

ここから全員は「モーターマシン」の反応がある部屋Fの前に集結。一斉にカチコミをかけた!

NM:大型スライドドアが両側へ開く。中は畳敷きのドージョー。その中央には無骨な二足歩行型の戦闘兵器が鎮座していた。そのカメラアイに光が宿り、ゆっくりと立ち上がる。

ヴァーハイト:「……何だこりゃぁ……オムラのロボニンジャとも違うぞ……」

`enemy 4 in ``target ninja`

ヴァーハイト:「……ッ!来るか!」

コールドハンド:「だが叩けば壊れる!」

レッドガーベラ:「ヘッ!来るなら来やがれ!」

ホーリーシャドウ:「な、なかなか面白そうな機械戦士であるな。同志よ、今日は戦闘日和であるぞ! ヒカゲスの加護と共にあれ!」

戦闘開始!

コールドハンド:P10へ移動しカラテ

カラテ:`5d6>=4[=6]` = (4,~~3~~,~~2~~,~~3~~,5 :成功数:2 , サツバツ![=6]:0) = 2

コールドハンド:「イヤーッ!」テッコ掌打を打ち込む!

【モーターマシン】:`damage`

ヴァーハイト:「……効いてんのかこれは……?」

コールドハンド:「叩き続ければ壊れる」

ヴァーハイト:「……まぁ、どちらにせよ殴るしかねぇか……」Q9へ移動しマシンに強烈斬撃

強烈斬撃 `2d6>=4` = (~~3~~,~~2~~ :成功数:0) = 0

ヴァーハイト:クッソ!

【モーターマシン】:`avoid`高速スライド移動!

ヴァーハイト:「ッチ、イヤーッ!」刃を抜かずに殴りかかるも当たらず!

ホーリーシャドウ:ではP9へ、モーターにカラテ

カラテ `5d6>=4` = (3,3,6,5,5 :成功数:3) = 3

ホーリーシャドウ:「イヤーッ!」影のカラテ!機械には容赦のない掌打!

NM:ひるむ!しかしここで鋼鉄のカタナを構えたマシンが動く!

`counter Bomb`

NM:装甲の各所がスライド!中から対人爆発物が飛び出す!レリックマイン起動!

ヴァーハイト:「……ッ、おいおいこりゃぁ……!」

MAPと効果範囲

コールドハンド:「何!?」

ホーリーシャドウ:「ま、待て!?」

レリックマイン `4d6>=4`  = (3 1 1 3, 0 successes) = 0

ヴァーハイト:アッハイ

ホーリーシャドウ:機械戦士ィ!

NM:ポンポンと打ち出される手榴弾…しかし、それらは爆発することなくドージョーの床に落ちた。

レッドガーベラ:「危なかったぜ…もう少し状態が良ければどうなっていたか…」

ヴァーハイト:「……こけおどしか……脅かしやがって……」

ホーリーシャドウ:「お、驚いたぞ!」

NM:ではレッドガーベラ=サン!

レッドガーベラ:Q11に移動して精密攻撃します

精密攻撃 `9d6>=4` = (3,4,2,3,6,2,4,3,4 :成功数:4) = 4

レッドガーベラ:サツバツもなし…

NM:`damage 3`装甲にヒビが入るが動きは鈍らない!

ターン2

MAP

コールドハンド:「イヤーッ!」ヒビに向けてテッコ殴打を打ち込む!

専念カラテ:`5d6>=3[=6]` = (4,5,5,1,6 :成功数:4 , サツバツ![=6]:1) = 5

【モーターマシン】:`damage 4`

NM:ヒビが広がる!

レッドガーベラ:「目に見える損害になってきたぜ!このままやっちまえるか!」

ヴァーハイト:「効いてるっぽいな……!なら、やるか……」

ヴァーハイト:「……イヤーッ!」カタナを持ち替え突きを繰り出す!(なおまだ抜かない)

専念強攻撃 `2d6>=3` = (1,2 :成功数:0) = 0

ヴァーハイト:はぁ!?

【モーターマシン】:`enemy rank level up`突然動きが素早くなる!

ヴァーハイト:「ッチ、気持ち悪い機械だぜ……」

ホーリーシャドウ:「ちょっとまずいのではないか……?」静かに一歩引く。

専念カラテ `5d6>=3` = (2,4,4,4,1 :成功数:3) = 3

ホーリーシャドウ:「イヤーッ!」アサルトスーツの棒を引き抜き素早く突く!

NM:装甲各所のヒビが広がる!これで半壊か!モーターマシンはもう一度爆発物を投射!

レリックマイン `4d6>=4`  = (1 3 3 1, 0 successes) = 0 失敗!

NM:しかしそれも不発!`Bomb can't use`

ヴァーハイト:「あぁ、やっぱり劣化してるみたいだな」

レッドガーベラ:「こんな古い機械で動くだけでもすごいよ」

コールドハンド:「助かるな」

ホーリーシャドウ:「……機械戦士が心配になってきたぞ。最早笑うこともできぬ……」

レッドガーベラ:専念精密攻撃!

専念精密 `9d6>=3` = (3,3,~~1~~,6,~~2~~,6,3,3,3 :成功数:7) = 7 サツバツ!
サツバツ 1d6` = (3) = 3 「人間性の楔-殺戮への忌避感」で-1 
ボーナス `1d3` = (2) = 2

2:「イヤーッ!」頭部への痛烈なカラテ! 眼球破壊もしくは激しい脳震盪が敵を襲う!
:本来のダメージを与える。さらに敵の【ニューロン】と【ワザマエ】がそれぞれ1ずつ減少する
(これによる最低値は1)。残虐ボーナスにより【万札】がD3発生。
この攻撃を【カルマ:善】のキャラに対して行ってしまった場合、【DKK】がD3上昇する。

レッドガーベラ:「まずはメインカメラだ!イヤーッ!」

NM:`FCS damage`メインカメラ損壊!

ヴァーハイト:次ターンから手番も代わるな。いいぞ。

ホーリーシャドウ:「機械戦士に心の目は……ないな。だがセンサーがあるか? むぅ」

ここで体力が4となり、リミッターが解除。しかし…

3ターン目

コールドハンド:「仕留めよう」

専念カラテ `5d6>=3[=6]` = (5,6,4,6,1 :成功数:4 , サツバツ![=6]:2) = 6 
サツバツ!:`1d6` = (4) = 4
脚力ダメージ・万札:`2d3` = (1+3) = 4

4:「逃げられるものなら逃げてみよ」敵の脚を粉砕!:本来のダメージを与える。
さらに敵の【脚力】がD3減少する(最低値は1)。残虐ボーナスにより【万札】がD3発生。
この攻撃を【カルマ:善】のキャラに対して行ってしまった場合、【DKK】がD3上昇する。

コールドハンド:「イヤーッ!」マシンの膝関節部にテッコチョップ!

NM:脚部装甲破砕!もはや機動は不可能か?

ヴァーハイト:「ちと様子がおかしいか……?何かされる前に倒すべきだな」専念強烈。流石に行けるべ

専念強烈 `2d6>=3` = (3,4 :成功数:2) = 2

ホーリーシャドウ:よし!

レッドガーベラ:やった!

ヴァーハイト:「イヤーッ!」膝から崩れ落ちた戦闘機械に上段から大きく振りかぶって一撃!

NM:`emergence emergence emergence`胸部装甲が切り裂かれる!もはや稼働停止か!

ヴァーハイト:しかし3,4かぁ。出目酷くない……?
レッドガーベラ:成功すれば全部一緒ですよ
ヴァーハイト:66ならサツバツが(
ホーリーシャドウ:66とか真実とれたりアーチ級になれるくらいじゃないか!

ホーリーシャドウ:では専念カラテ行くぜ!

専念カラテ :`5d6>=3` = (2,3,6,2,5 :成功数:3) = 3

ホーリーシャドウ:「ハッ、イヤーッ!」アサルトスティックで殴打!

NM:「ビガッ…」モーターの軋む音!ではレッドガーベラ=サンだ!

この時全員が計算をミスっていたようで、本来はここで体力0だったのだ。ケジメ!

レッドガーベラ:専念精密攻撃

専念精密攻撃 `9d6>=3` = (5,3,1,5,1,1,5,5,3 :成功数:6) = 6

コールドハンド:出ないときは出ない

ホーリーシャドウ:でないね…

レッドガーベラ:「イヤー!」一文字を描くようにカタナを振るう!

NM:「ビ、ビガーッ…」`broken`胸部装甲の割れ目から機関部を含めて切断!上下に分かたれて機能停止!

戦闘終了。 後編に続く。

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