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アメ1つでモチベーション解決『キャンディー効果』

知られているにもかかわらず、否定的な印象を持たれがちなキャンディー効果について説明してみます。

ビジネスのシーンではモチベーション以外の副次的な効果もあるので、ご紹介します。

キャンディー効果とは

心理学者ショーン・エイカーは、心理学者3名の実験を通じて、ある結論を出しました。

それは、

モチベーション上げるには『いい気分』が作用する。

ということです。

いい気分を作るには、たったひとつのアメをあげることでも良いという理論です。

キャンディー効果の実験

医師たちには、架空の病名と症状を伝えられます。

その際、3つのグループに分け、次のような実験を行いました。

①なにもしないで診断する。

②診断前に医療関係の記事を読んでから診断する。

③キャンディをあげてから診断する。

その結果、グループ③の医師たちは2倍の速さで診察を行いました。


ショーンエイカーはポジティブな状態の脳は、ネガティブな脳よりもはるかに機能すると説明しました。

ポジティブな状態にある場合、ネガティブな状態にあるよりも31%も生産性が高くなるとのことです。

販売実績では37%も上がるという調査結果がでています。


甘やかしとキャンディー効果のバランス

部下や自分自身にとっても、ポジティブないい気分を作り出すことはむずかしいことです。

純粋に甘やかすという方法ではすぐにネガティブになってしまいます。

継続的なポジティブ状態を作り出すにはどうしたらよいのでしょうか。


ポジティブ①ファン化

日々の仕事の中で、マネージャーや上司のために部下が働こうと思ってくれる状態を作り出すことが重要です。

正当な評価、細かな指摘と訂正、相手の意向に沿った持って行き方をできることで、自分のために働こうと思ってもらえる状態をいかに作るかがポイントになります。

飲み会で部下のやる気を作っても、次の日に嫌なことがあった場合には無駄になるという考え方があります。

飲み会でも、職場での仕事上のコミュニケーションでも、自分のファンになる方向や、言うことを聞くとどれくらいフィードバックが自分のためになるのかを実感することで、楽しくなってもらうことができます。

こうしたことを通じてファンを作り、モチベーションを維持します。


ポジティブ②キャンディーコミュニケーション

アメをあげることだけではなく、お菓子を通じてコミュニケーションを取ります。

食べ物の好き嫌いや、色の好き嫌い、他にも細かな人間性や趣向に触れることができます。

そうしたショートトークを通じてコミュニケーションをはかり、人間関係としてポジティブな関係を維持するという方法もあります。


キャンディーでなくてもプレゼントを用意

この案件が上手くいったら焼肉いこう!とか、

この件をうまくいったら、この評価を上げる!とか、

相手が小さい頑張りを見せたときにキャンディーとか、

報酬バランスが大切です。


報酬をベースにモチベーションを維持するのはむずかしいことですが、ちらつかせることで継続的な意識(コネクト状態)を保つ方法には利用できます。

そもそも給与が出ているわけですから、最大パフォーマンスで働く必要がありますが、その最大パフォーマンスを出さないといけないと感じる根拠をどこに見せてあげるかということが、

長期的なチーム作りのポイントになってきます。


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