見出し画像

大好きなキミへ-わたしが束縛しない理由について-

大好きなキミへ

おはよう。今日はいい天気だね。
空が高くて透き通っていて
秋の空ってすごくいいよね。

今日は大好きなキミに話したいことがあるんだ。

わたしはキミを束縛したくないし
キミがわたしを束縛するのを嫌がるけど
そのことについて話したいの。

キミがわたしのことを好いていてくれて
とってもありがとうって思う。
それにわたしもキミのことが大好きだよ。

だけどそのことは
キミの身体や心をわたしが所有することとは
全くもって違うんだよ。

キミの身体や心はキミだけのものだし、
わたしの身体や心もわたしだけのものだ。

それを何か約束みたいなもので
縛ることなんて到底できないと思うんだ。

もしもキミが、
他に素敵な人と出会って
わたしよりもその人を大切にしたいと思ったら
それは仕方のないことだなあって思う。

他の素敵な人と出会わないように
キミを縛って、視野を狭めて
“比較的“わたしを好いてくれるとしたら
それって虚しいことじゃない?

沢山の素敵な人と出会うけど
それでもわたしのことをもしも、
好いてくれるなら
それってとびきり価値があるんだよ。

そうじゃないなら別にいいの。

ただ、いまこの瞬間
わたしはキミが好きで
いまこの瞬間
キミがわたしを好き。

それだけでいいの。
それだけが今ある事実なら
いま、すごく世界が綺麗だし愛おしいような
そんな感じがするよ。

キミのことが大好きなわたしより


注釈
・この手紙には、わたしを束縛してくれるなよという牽制と、価値観を押し付けるエゴイズムをふんだんに盛り込んだ。
・こんな手紙を人に渡すやつはマジで割とだるいのでやめておこうと思う。
・こんなポエミーな文章を書いているわたしは結構浮かれているのでちょっと自重したほうがいいよなって気持ちでいる。
・先のことなんか誰も分かんないんだからさあ、心は縄で括れないんだからさあ、いまこの時キミが好き以外に信じられるものなんてねえよな。
・ともかく束縛されるなんてファッキューだし、わたし自身も相手を自分の“もの“にしようなんて盛大なお門違い勘違いをしないように生きてえよな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?