**「私の想いを受けてください」**

4月～5月に咲くイメージの花。

桜が散ったら、桜なんていなかったかのように咲く花のイメージ。

ここ毎日聴いているコラボがある。

個人的に感動したのはピアノの演奏とミックスの素晴らしさだった。

決してお世辞ではない。

歌い手は優しいまっすぐな声で、きっとその声を好きだと言う人はたくさんいるし、きっとあのコラボを聴いてあの歌い手のファンは増えたに違いない。

あの声をよく理解して、あの声が最高になるように包み込んだピアノの演奏とミックスにあると個人的には思っている。

ピアノの種類を変更しようと判断し、ミックスも当初思い描いていたものと変えたと仰っている。本当に素晴らしい。自分のピアノの演奏をアピールしたいが故に歌い手のことを考えない演者や、ミックスも自分の好みで貫き通すスタイルの人も多い。

でも、この人は違う（違うし、特別だってことは知っている）

優しい歌声を、強くて優しいピアノの音で見事に包み込んだひとつの楽曲だった。これをコラボと言うのだとわたしの身体は知っている。

本当に素晴らしいアーティストだとこのコラボを聴くたびに思う。このアーティストとわたしもコラボをしたい。

優しさは、言葉で表現することも大切だけれど、本来はこう言うところに出るんじゃないかと思う。たまには言葉も必要だけど、わたしのように言葉のコミュニケーションが少し苦手な人間がその人の優しさを感じ取るのは、こう言う部分なのだ。

素晴らしい時間をありがとうございます。

"Am I indifferent to you?"　～In the language of flowers, Hanamizuki～