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**identity **

who a person is, or the qualities of a person or group that make them different from others:
〜From Cambridge Dictionary〜

日本語にすると
「人が誰であるのか(ということ)、または他のものとは異なるものにしている個人やグループの性質」

と訳すことができる。
わからない

カタカナで辞書をひくと・・・
・あるものが環境や時間の変化に影響を受けず、連続する同一のものであること
・主体性、自己同一性、自己の存在証明
何となくだが、わかる

1.自分(私)というものが存在していることへの認識
2.自分らしさやその個性など
(つまり、自分自身を表現できるもの・自分が自分に対して持っている考え方と言う表現になるのかな?)

決して不幸自慢ではないことだけは先に言っておくね。

日本にうまれて、日本で育ち、日本の教育を受けていれば「identity」等と言う単語に苦しむことはないのかも知れない

日本にうまれて、日本で育ち、日本の教育を受けながらも諸外国の人々と生活をし、共通言語は曖昧な英語だとすると話は変わってくる。
誰も正解を持っていない。
両親の温もりも知らない。
朝、起きるとテーブルの上にお金が置いてある生活。
「ただいま」「いただきます」「ごちそうさまでした」を言う相手もいない。
曖昧な英語(あえてそう言う)と「話さなければいけない日本語」を行ったり来たり。

その状態のまま、アメリカへ渡り「わたちたちの家族」と言われたら、何が正解か?自分は何者か?家族って何?だなんて沢山のピースのパズルを組み立てるようなもの。

誰から愛されて、自分のかえる場所はどこで、常識とはどんなものなの?
苦しみ続けてきた。

ある時全てがバカらしくなった。
「これが自分なんだ」と思ったら、楽になった。
そんな自分が嫌なら、人生を終わらせてしまえばいい。
それができないなら、この自分を受け入れるしかない。

「愛されたい」ではなくて、
「愛していたい」と思う気持ちが大切なのだとある日ストンと落ちてきた。
何がきっかけだったのかはわからない。

笑っていなければいけない。
楽しんでもらわなければいけない。
愛される存在でいなければいけない。

「〜しなければいけない」が、こんなにも長い時間自分を苦しめていたのかと思うと、自分がただただ愛おしくなった。

Stand Alone Complex
劇中のセリフ
「私みたいに全身を義体化したサイボーグなら誰でも考えるわ。もしかしたら自分はとっくに死んじゃってて、今の自分は電脳と義体で構成された模擬人格なんじゃないかって。いえそもそも初めから『私』なんてものは存在しなかったんじゃないかって」

嗚呼、この思考の感覚。。
これ、腑に落ちる
そう、考えても仕方のないことなのだ
でも、不安を言葉にすることで言いたくなる「違う、そんなことない」
そうやって自分を維持する

何が言いたいか?
自分はどうあがいても自分
自分を抱きしめてあげられるのは自分

何となくそんな気持ちになった深夜
もう眠らなくちゃ






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