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【予定】シンポジウム「これからの幼児教育について考える」_2023年4月20日(木)

 日本の国内総生産(GDP)に占める教育機関への公的支出の割合は2.8%(2019年時点)と加盟37か国中36位であった一方で、子ども一人にかかる教育費は、1970年の2.4万円から2017年には37.1万円と16倍にまで増加しています。このように、少子化の進行とともに教育の重要性が増しているなかで、2015年4月に施行された子ども・子育て支援新制度において、教育・保育の質の向上のために特に必要なものについては、保護者から「実費徴収」ではなく「上乗せ徴収」するものと整理されました。これにより、保育事業者と自治体が協議した上で、対象年齢児全員が質の高い幼児教育を受けることが可能となりました。
 東京都においても、2023年4月から保育所における幼児教育費の取り扱いについて新たに方針を定めたところです。そこで、今回のシンポジウムでは、東京都が新たに示した付加的保育のガイドラインに沿って「これからの幼児教育」をテーマに、東京都福祉保健局、幼児教育の研究者、幼児教材の実務者をお招きして、都内の保育事業者向けにシンポジウムを開催します。本シンポジウムでは、これからの幼児教育の重要性とその在り方について、日本と海外の取組みを比べながら多様な観点からのご意見とご考察をいただき、理解を深めます。

開催日程: 2023年4月20日(木) ※受付開始9時30分
      10:00~11:00 シンポジウム
      11:00~11:45 交流会
会  場: オルクドール・サロンTOKYO
      東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋高島屋三井ビルディング
      31階セミナーホール
会  費: 無料
定  員: 30名

【パネリストプロフィール】
榎本光宏氏:東京都福祉保健局少子社会対策部保育支援課統括課長。東京都の付加的保育のガイドライン作成の実務を引き継ぎ、担当する
中坪史典氏:広島大学大学院教授。国際幼児教育学会会長。博士(教育学)。保育実践のフィールドワークを中心に、保育者の専門性の探求、保育カンファレンスや園内研修のデザイン、子どもの生活や遊びに関する研究を行う
バジル・トンクス氏:1966年生。トロント大学卒、コロンビア大学院アジア学専攻。1992年に来日以降、英語学校の統括責任者、教材開発者、教師養成トレーナーなど幅広く教育に携わる。現在は教材会社と教育コンサルティングを提供しているMaxwell Education Groupの代表を務める

【参加希望問合せ先】 ※締切4/19(水)12:00
 佐藤 090-2659-9869 info@recent1010.space



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