7/3（水）池袋西口パレスチナ連帯アクション告知「優生思想とシオニズムの廃絶」
「優生思想、人間動物、そしてシオニズム」
今週のテーマは「優生思想とシオニズムの廃絶」です
今日の日本においても優生思想はいまだに生きています。
相模原障害者施設殺傷事件の犯人である元施設職員は「障害者はいなくなればいい」と主張しました#パレスチナ連帯Wednesday池袋西口中央
今週7/3（水）の池袋駅西口の🇵🇸連帯アクションは19:00〜21:00に開催します。
「優生思想、人間動物、そしてシオニズム」
今週のテーマは「優生思想とシオニズムの廃絶」です
今日の日本においても優生思想はいまだに生きています。
相模原障害者施設殺傷事件の犯人である元施設職員は「障害者はいなくなればいい」と主張しました。
7月7日は都知事選です。
小池都政は犬猫の殺処分に関して独自の東京ルールでカウントしています。小池都政は犬猫殺処分０を宣伝していますが、実際には先天性の障害、病気、成育環境が悪く里親になつかない動物を殺処分をしてもカウントしていません。すなわち障害や病気のある動物や人間にとって有用でない動物は存在しなくても良いという思想です。
これこそが優生思想です。
本題を逸れますので、この文章において具体的な投票行動にまで言及することは控えますが、私たちはこのような都政がこれ以上続いて良いとは思いません。
優生思想とは、優れた人間が劣った人間よりも価値があり、社会にとって有用か否かで人間を評価し、有害な人間や不用な人間は 排除してよい、ゆえに障害者などは人間社会もしくは社会参加から排除されても仕方がないとみなす思想です。当時のダーヴィンの進化論の論理を人類および人類社会にまであてはめようとしたものであり、２０世紀初頭には精神障害者などに対する強制不妊が複数の国々で法制化されるまでに至りました。日本でも同様であり旧優生保護法のもとで障害などを理由に多くの人が不妊手術を強制されました。そして7月3日は、実際に不妊手術を強制された人々が国に賠償を求めている、旧優生保護法裁判の最高裁判決が出る日でもあります。
そしてナチスドイツは、子供の障害者に対する強制安楽死、そしてT４作戦と呼ばれる精神障害者や身体障害者に対する大規模な強制的な安楽死を行いました。そして最終的には優生思想と人種主義を結びつけ、ユダヤ人やロマ族などに対するホロコーストを行います。
ナチスドイツはユダヤ人を亜人間と呼び、民族浄化を行いました。
現在ガラント国防相をはじめイスラエルの政治家達はパレスチナ人を人間動物と呼び民族浄化を行なっています。
かつてホロコーストを行ったドイツ国家は頑なにイスラエルを支持し、現在市民権申請者にイスラエル支持を宣言させています。
ドイツ内相はイスラム主義のレジスタンスのことを「精神的に石器時代を生きている」と呼びました。
彼ら白人種中心主義のシオニスト達にとってみれば、パレスチナのレジスタンス達は、そして子供を含む市民は、同じ人間ではなく、
「動物人間」であり、害獣と同様に駆除の対象なのです。
他民族を動物や虫として表象することは、今日でもレイシズムに広く見られる手法ですが、それは簡単に「殺していい、駆除していい」という地点にまで達してしまいます。
二度とホロコーストを繰り返してはならないという言葉を、シオニスト達と、それを支持するドイツ国家は間違えて理解してしまっているようです。
ホロコースト、優生思想、そして民族浄化は全ての人類に対して繰り返してはいけません。にもかかわらず、彼らはパレスチナ人に対するジェノサイドを行い、またそれを支持してしまっています。
そしてここでもう一歩踏み込んで考えようと思います。果たして、動物であれば差別し、人類にとって有害であれば殺して駆除してよいのでしょうか？人間は特別な存在であり、動物であれば殺しても致し方がない、獣性を持った存在であれば駆除もやむを得ないという思想が、結果人間に対する暴力をも助長しているとも言えます。現在、動物の解放と権利を求めるアニマルライツの思想はヴィーガニズムとも関連し、少しずつ市民権を得てきています。
そしてそれはイスラエルでも同様なわけですが、近年イスラエルにおける動物の権利の運動は、ジェンダーセクシュアリティの領域におけるピンクウォッシング同様に、「テロリスト達の獣性」と対比し、イスラエル国家の「倫理性または先進性」の宣伝に利用されるという倒錯が起きているとも聞きます。これに関してはピンクウォッシングほど資料がなく今後継続して注視していきたいと考えています。
現在ガザ地区全体、特に北部では飢餓が蔓延しており餓死者が続出しています。これはイスラエルが援助物資含め、水、食糧、燃料などの物流を意図的に閉じているために起こっている意図的な飢餓です。イスラエルは飢餓を武器として、ジェノサイドの手段として用いています。私たちは日本を含めた国際社会がイスラエルによる民族浄化をとめるため、イスラエルに制裁を加えることをもとめます。その上で停戦だけを目標とはせずに、パレスチナの本当の解放、そして日本の文脈における脱植民地主義、世界のすべての地域における植民地主義の、そして優生思想と人種主義の廃絶を求めて連帯を今後も続けていきます。
場所:池袋駅西口中央
The West Exit（Central)of the Ikebukuro Sta.
＊原則雨天中止（小雨程度は開催）
情報保証:UDトーク、筆談
以下グランドルールです
