書評:オダカマサキ ダンボール アートワークス 2
うーん,久しぶりの投稿.
前回の御高著はその表紙を見てシビれて真っ先にダンボールアートに挑戦したものだった.読者一番乗りで難題のドラゴンを発売日の夜に作りあげたのだった.前著はそのように読者を熱くさせる,かなり勢いとハイテクニックの連続で,まさに「熱のこもった」本であった.
今回の新刊の表紙からもわかるように,ロボットの作品かと思うと,その中にちゃんと人が操作している,細かい作りがにくい.この新刊は,テレビチャンピョンで優勝したような著者の勢いをいったん冷静に見直し,読者の手のどどくところから手の込んだ作品までがちゃんと一続きに繋がるような,配慮がされている点で大きく評価できる.これならできるかもと,やってみようとさせる筆者の口車にうまく乗せられそうになる,面白い本に仕上がっていると拝察した.
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