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なぜ陰謀論者が標準治療を受けたのか①

病気が判明した頃は病院嫌いで医療不信だった私ですが
乳がんになり、あれこれ迷った結果選んだのは代替療法ではなく
結局、標準治療でした。

(※元々医療不信だった訳ではありませんが、
医療不信に至るまでの経緯は別の機会で話せたらと思います。)

標準治療を選ぶまでの道程はありましたが
これまでの経過をすべて時系列で書いていくのは効率が悪いので
先に結論から申し上げます。
結果、非標準を選ばなかったのは、


コスパが悪くて体にとっても悪くて不健康

と思ったからです。


病気が判明する前の私は陰謀論者で所謂自称目覚めてる系だったと思います。
以前から特に抗がん剤に関しては悪い話を刷り込まれていて
三大治療はいかに悪で、
それらが癌患者を殺していると本気で思っていました。
なので代替療法で治るという幻想を抱いたこともなくはありませんでした。

しかし代替療法の幻想からも後に目覚めるのでした。
きっかけは多々ありましたが(それも別の機会で♪)
いろいろと調べていく中で
他の乳がん患者さんのブログを読むということを徹底したのです。
(その全てが事実という訳ではないかも知れませんが)

私が知る限りになりますが
無治療(非標準)で治そうとしていた方は結構いらしたのです。
ですが残念ながら、


全くの無治療で完治している人が

ほぼいなかったのです。


いや、無治療で治ったでっていう人がいたらどうか名乗り出て下さい。
私は何十人という方のブログなどのSNSを確認しましたが
殆どの方が悪化していたり、
既にお亡くなりになって更新が途絶えている方ばかりでした。

勿論、標準治療が絶対とは思ってもいなく、
また代替療法の全てを否定するつもりもなく東洋医学や自然療法などは私も好きですが、
癌患者に至ってはそれだけで治そうとするのは逆効果だという結論に至りました。

一見とても体に良さそうで
もしそれで治せるなら最も美しく理想的な治し方なんだろうなとは思います。
しかしながら、現実はそんなに甘くはなく
非標準の道程は非常に険しく、基本的に自費なのでお金も掛かります。

そして何より、基本的には三大治療をしなければ、


癌はどんどん進行して全身に広がっていくもの


ということを
改めて認識したのです。

悪化して全身に癌が広がるってとても怖いし
抗がん剤なんかよりずっとずっと体に悪い気がしたのです。
以下に続きます。



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