【小1不登校】ゆっくり過ごした夏休み、少しずつ元気を取り戻した息子
完全不登校になって迎えた初めての夏休み。
実は初日は、「学童だけなら良い気分転換になるかも?」なんて思って学童に連れていった。そうしたら、到着して車の中で泣いてしまった。
(息子の学童は学校の中にある)
もうダメだ。
一切学校と関わるのをやめよう。
そう決めてゆっくり夏休みを過ごすことにした。
とにかくゆっくり過ごす
夏休み前は、学校とのやりとりだったり、息子の様子に一喜一憂したり、私自身もめちゃくちゃ疲弊していた。
だから正直ホッとした。
今日から学校のこと考えなくていいんだ!息子と完全に同じ気持ちだった。
毎日、無理に何かをさせるのではなく、できるだけ楽しいことを見つけて過ごすことにした。
佐渡島の旅で元気を取り戻す
それでもエネルギーがダダ下がっていた息子は、とにかく元気がなかった。お風呂に入るのも拒否するくらいエネルギーがなかった。(お風呂入りたくない、は以後しばらく続いた)
でも元気になるきっかけは、家族で佐渡島に行ったことだ。
(新潟県の大きな島です。「さーどーがーしまー!!!」←知ってる?w)
海が大好きな息子は、毎日海遊びをしてとても生き生きしていた。
普段、歩くのも嫌がるけど、たくさん歩いて色々チャレンジもしていた。
自然豊かな佐渡島で過ごした数日間は、息子にとっても私たちにとっても、癒しの時間となった。
美しい景色と新しい体験が、息子に少しずつ元気を取り戻させてくれたようだ。
子どもの存在自体を喜ぶこと、一切否定しない
親の対応で大きく変えたことがある。(主に私、このときはまだ夫には難しかった)
息子の「存在自体」を喜び、彼が元気でいてくれることに感謝することの大切さに気づいた。何かを「できる」ことよりも、ただ彼がそこにいてくれること、それがどれほど大切かを実感した。
とにかく元気で生きてくれたらいい!そう思った。
もう一つ心がけたのは、息子の気持ちや話を一切否定せず、できるだけ話を聞くことだった。
以前はそんなことはなかったのに「僕は足が遅い」「〇〇ができない」など自己肯定感がすごく下がっていた息子。
どんなに小さなことでも、ちょっと違うと思うことでも一切否定せず「うんうん、そうだよね」と肯定して話を聞くようにした。
大人の意見を押し付けるのではなく、息子の意見や感情を尊重することを大切にした。
親として、ついつい「こうあるべきだ」という考えを押し付けてしまいがちだが、この夏はその考えを見直した。息子が自分自身のペースで前に進むためには、私たち親がサポートすることが一番大事だと気づいた。
息子が学校に行けなくなったことは大きな出来事だったけど、私たち家族にとっても貴重な時間となった。息子のペースに合わせて過ごすことで、彼が少しずつ元気を取り戻してくれる様子を見ることができた。
そして2学期を迎えることになる。
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