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【2022年振り返り】思うようにいかなくてもきっとなんとかなる

12月31日、普段は体調管理のために20時就寝だけど「今日ばかりは・・・」と紅白を家族と見ながら夜更かししてこのノートを書いている。

(いや、ほんとは一旦次男と寝落ちしてしまい、長男に起こしてもらった笑)

年を越す前に、今年の仕事の振り返り、そして来年の豊富をまとめておこう。

引っ越し、病気、待機児童、不登校etc仕事がしたくてもできないジレンマ

未経験からフリーランスwebデザイナーとして開業し、今年で早いもので5年目になった。

昨年2021年は、産後うつからの体調不良が続き仕事をかなり控えていた。

今年はだいぶ元気になり、やりたいこともあり、頑張りたいと1年前の年明け時は思っていた。

しかし、3月頭に夫の転勤が決定し、3月末には引っ越し。
引っ越し先で保育園が見つからない。
さらには、小学生になった長男が学校へ行けなくなってしまった。

そして追い討ちをかけるように、自分自身も難病を患っていることが検査で発覚。

正直、2022年前半は絶望感に浸っていたのかもしれない。

何よりも自分を大切に、1日2時間でなんとかするしかない

以前は、家庭のことで仕事ができなくなると睡眠を削ってなんとか仕事をしていた。

でもこれまでの経験上、もう私には無理ができない、無理することは最悪の結果を招くとわかっていた。
少しでも睡眠不足になると持病も悪化するのがわかった。

「自分を大切にする」とはどういうことなのだろう。

もちろん色々な考え方があるが、今の私には「自分の身体を大切にする=しっかり身体を休めること」
一番簡単にできること、それがちゃんと寝ること、だった。

2022年は平均睡眠時間は8時間、いや9時間かもしれない・・・。

ほぼ毎日子供達といっしょに20〜21時には就寝、朝も自然に目が覚めたら起きる、という全く無理のない生活をしていた。

と、なると日中でなんとか仕事をこなしていかないといけない。

そして次男は7月から保育園に無事入れたものの、長男はずっと家にいる。
小1、6歳はまだまだ甘えん坊、そして不登校になってしまったのはメンタル的な要因が多く、長時間放っておくことはできなかった。

少しでも外の空気を吸わせよう、運動させよう、楽しいことを一緒にしよう、と公園に行って遊んだり、息子が好きな映画を見に行ったり、タピオカを飲みに行ったり。

長男の大好きなゲームもたくさん一緒にやったし、「見てみて〜」というYoutubeがあればできるだけ一緒に見る。

そして少し学校に顔を出したり教育センターにも通ったりも。

もちろん、全然うまくいかないことも多々あり、さらに甘えん坊になってしまった長男の相手をしながら悶々としていた日々もあった。

色々試行錯誤した結果、1日2時間ならなんとか確保できる(といっても細切れの時間をつなぎ合わせての2時間)!
なんとか2時間でやるしかない!という超時短集中型労働に切り替えることで今は乗り切っている。

もちろん仕事を増やすことはできないし、制作スピードも速くはない。

でもそんな状況を理解していただける、長くお付き合いいただいている温かいお客様に囲まれてお仕事ができる環境。
本当にありがたい、感謝しかない。

個人で小さく活動するフリーランスがいたっていい

こんな状況になってしまい「仕事を一旦辞める」という選択肢もあったのかもしれない。「もうできないかもしれない」とも思った。

きっと2年前までの私だったら、「やりたい」<「やらねば」という焦りで判断していただろう。

でも今年の私は「それでもやりたい」「数少ない大切なクライアントにしっかり貢献したい」という気持ちが強かった。

もちろん数はかなり抑えたけれども、だからなんとか1日2時間の中でも仕事をすることができたのだと思う。

今の仕事は、

・Webサイト保守+運用+更新+新規追加
・販促品の企画と制作
・講座作りサポート(資料、テキスト作成など)

こんな感じ。

なんでこの仕事を続けているの?と聞かれたら
「人の役に立ちたいから」
「クライアントの素晴らしいサービスを必要な人に届けたいから」
と迷わず答えることができる。

フリーランスがチームとなって動いたり、外注化、法人化などで拡大するという動きも増えてきた。

でも私はそんな流れに反して今はたった1人で動いている。

もちろんメリットもデメリットもあるけれど、こうして1人で小さくやっているのでクライアントに寄り添うことができていると思う。

でも1人ではなくて、クライアントとチームとなって一緒に目標に向かって進んでいる、こんな感覚でお仕事をさせてもらっている。

そんな仕事は本当に楽しいし、月に1度のミーティングの時間がモチベーションを高めてくれる。

このスタイルが自分には合っているのだと思うし、こうしてお仕事をさせてもらっていることが改めてありがたいと感じる。

発信活動を「仕事」として、取り組み方を大きく変えた

フリーランスとして開業したのと同時に、インスタグラムを始めとする発信活動も開始した。このnoteもしかり。

もちろん発信活動も本気でやっていることには変わりはないが、でも去年までは「本業の傍で」という感覚が強かった。

去年にいたっては、ほとんど発信活動を休んでいたし。

でもフリーランスを5年やってきて、私が一番好きなのは、やりたいことは、自分でコンテンツを作って発信すること、特に文章を書くことなのだとずいぶん前から気づいていた。

この発信活動をちゃんと「仕事」にしたい。
2022年は強くそう思ってずっとストップしていたインスタを再開させた。

数ヶ月準備してスタートしたこともあり、最初は毎日投稿で順調に伸び、PR関係のご依頼も毎日のようにいただいた。

しかし、ここで1日2時間労働が大きな壁となる。
2時間の中でクライアントワークと発信活動をこなすのはさすがに厳しかった。

次第にインスタ、発信活動の優先順位はまた下がってしまい投稿もできなくなった・・・。

しかしそこで見つけたのが「音声配信」という新たな発信方法。

スタンドfmの週5配信がいつの間にか自分の中で当たり前になり、ラジオ収録をしないと落ち着かない、早く収録したい!そんな風に毎日思うようになった。

気がついたらVoicyのパーソナリティになるという夢が叶い、今は毎日Voicyでの配信に奮闘している。

Voicy「おうちではたらく笑顔のママになるラジオ」

音声配信、Voicyは間違いなく私の2022年ナンバーワンのできごととなった。

スタンドfm時代からももちろんそうだが、Voicyというプラットフォームに立ってからはより気を引き締めて1回の収録をしている。

正直毎回反省だらけだが、これまでの「仕事の傍、発信活動」という感覚は大きく変わり、この発信活動もしっかり「大切な私の仕事」となった。

2023年、きっと大きく変わる年

来年も、まずは今の環境で仕事をしていくだろう。
デザイナーとしてのクライアントワークは、半年先まではありがたいことに埋まっている。

そして一旦クライアントワークが落ち着いた頃に「仕事のバランスを変えていきたい」と心に決めている。

数年前からずっと考えていた「発信活動、自身の制作活動をメインにしていく」ということ、これを来年中に実現させたい。

具体的には「Voicy」「インスタ」「Kindle」これがキーになっていくかなと。

子どものことなど、もちろんまだまだ先は見えない。
また予想外のことも起こるだろう。うまくいかないこともあるだろう。

でも、言わないと叶わないのでここで宣言(笑)。


2022年、本当に予想外のことばかり。
たくさん悩んで泣いて笑った年だった。

支えてくれた家族に
そしてこんな状況の中、温かいお声をかけてくださりながらお仕事させていただいているクライアントの皆様
SNSやラジオを聴いてくださり、フォローしてくださった皆様

本当にありがとうございました。
この場をお借りして感謝申し上げます。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

#2022年のわたしと仕事

未経験コネナシスタートのフリーランスwebデザイナーからのリアルを赤裸々に綴っています。ご支援いただけましたら幸いです♡