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フリーランス美容師はどうやって予約を受け付けているのか?

こんにちは、現在フリーランスとして美容師をしております加藤亮平と申します。

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簡単ではありますが僕の自己紹介と、なぜ【フリーランス美容師窓口】を立ち上げたのかについてはこちらの記事を読んでいただければ幸いです。


今回は「フリーランスの美容師の予約の取り方」についてい話していきたいと思います。


正社員としてサロンにお勤めの美容師さんの場合、電話予約はもちろんホットペッパーのようなネット予約をサロン単位で使われているところが多いと思います。

店舗に所属しないフリーランス美容師の場合、お客様に予約をしていただく方法としてどんなものがあるのでしょうか?

フリーランスに興味がある美容師さんは是非参考にしてみてください。



⬛︎フリーランス美容師は個人で予約を管理しなければならない

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正社員としてサロンにお勤めの美容師さんであれば予約管理は店舗で行うため、お客様は固定電話かネット予約などを使って店舗に予約をされる方がほとんどかと思います。

美容師におけるフリーランスという働き方の中には「業務委託」と「面貸し」という二つの働きがありますが、業務委託の美容師さんの場合も予約に関しては店舗管理をしているところが多く、ほぼ上記のスタイルに当てはまります。


「業務委託」と「面貸し」についてはこちらの記事も是非参考にしてみてください。


ですがフリーランスの中でも「店舗を持たない独立」と言われる「面貸し」という形態の場合、予約に関しては少し違います。

サロンの一角やシェアサロンを利用してサロンワークをする美容師さんのことを指す面貸し美容師の場合、お客様に予約をしていただくためには専用窓口を自分で自分で開設しなくてはいけません。


つまり美容室に予約していただくのではなく美容師個人に予約していただけなければいけないため何かしら個人の窓口を作る必要があるということです。


⬛︎フリーランス美容師の予約は「SNS」を使う

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フリーランス美容師が使うお客様の予約窓口としては一般的にSNSを使うことが多いです。

そもそもフリーランス美容師さんの多くは集客のため複数のSNSを併用して発信をしています。

SNSのいいところはInstagramやTikTok、Twitterもそうですが自分が打ち出したい技術や魅力を個人で発信をすることができるということ。

それに加え、その発信について不特定多数のユーザーからコメントをもらえたり直接ダイレクトメールのやり取りをすることができるということです。


個人でSNSを運用することで大手集客サイトのように広告費をかける必要がないだけでなく、個人の電話番号やメールアドレスも相手に開示しなくていいため仕事とプライベートをしっかりと分けることができます。


また、美容師さんだけでなく多くの方が利用しているサービス「LINE」もSNSの一つです。

LINEは携帯番号と紐づいているためキャリアメールの延長という認識の方が多いかもしれません。


とはいえLINEには他のSNSのように写真やつぶやきが投稿できる機能がついている他、タイムラインの投稿でお知らせを拡散することができます。

フリーランス美容師にとってLINEの何がいいかというと、利用しているユーザーが圧倒的に多いため多くのお客様と直接メッセージのやりとりができるということです。

また、メッセージだけでなくSNSの機能を使うことでお休みのお知らせや営業時間のお知らせ、予約状況・空き具合をタイムライン等を使ってたくさんのお客様にお知らせすることができます。


個人のLINEをお客様に伝えることに抵抗がある美容師さんであれば「公式LINE」がオススメです。
(作成方法はこちらから)


公式LINEの特徴はプロフィール画面にサロンの住所や地図、営業時間も記載できることやリンク等も貼れることができるため、ちょっとした自分ウェブサイトのようにも使えることです。

また登録されているお客様に対して一斉にメッセージを送信することができたりお客様からのお問い合わせに対し自動返信をすることもできます。


その他、予約はだけでなくお客様カルテ管理等を一括して行うには美容師さん専用のサービスである「LiME」というアプリもオススメです。


ちなみにLiMEアプリにもLINEを紐づけることができるため、お客様は予約したい美容師さんのメニューや料金、出勤日時や空き状況をお客様自身が確認することができ、なおかつLINEを使って予約をすることが可能です。

お客様がLINEでとった予約はそのままLiME上にある予約表に自動的に反映されるため取り間違いやダブルブッキングなどのトラブルを避けることができます。


⬛︎予約の窓口は一つにまとめた方がいい

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お客様に予約をしていただくためには様々なSNSを使って管理することができます。

とはいえここで押さえておきたいポイントは予約の窓口は一つにまとめた方がいいということです。


これはどういうことかと言うと、お客様に予約をしていただく窓口を各種SNSごとに分散しすぎない方がいいということです。


例えばInstagramで発信している美容師さんの場合、Instagram内のDM機能を使ってお客様と予約のやり取りをすることができます。

TikTokやTwitter、そしてLINEも同じく、それぞれの発信媒体によってそれぞれのDM機能を使って予約を取ることは可能です。


個人の発信するSNSは複数あってもいいのですがお客様からの予約窓口があまりたくさんありすぎると自身での管理が大変になり、返信忘れやお客様同士のダブルブッキングなどの危険があります。


例えば僕の場合blogとInstagram、Twitterを使って主に発信をしています。

それぞれの発信を見たお客様がそれぞれの媒体上でコメントやDMで予約をすることが可能です。

ですが僕の場合それぞれ予約専用の公式ラインを各種SNSにリンクを貼り窓口を一つに集約させていただいています。


フリーランスで一番大事なことは個人の信用です。

正社員としてレギュラーサロンでお勤めの場合、例えばお客様のダブルブッキングがあったとしても他のスタイリストさんやアシスタントさんに手伝ってもらう事でなんとか回避できる場合もあります。

とはえいフリーランス美容師のマンツーマン施術になるため予約の取り間違いは対応できない場合もあります。

こうなるとお客様からの信用を損ないかねません。


特にお客様の数が多くなってくると管理も大変になってくるため、なるべくミスがないように窓口は一つに集約することをおすすめします。


⬛︎まとめ

今回は美容師さんから質問いただいたフリーランス美容師の予約についてお話しさせていただきました。

もし「こんな事が気になる」「これについて教えて欲しい」などございましたらぜひこちらからもお問い合わせください!


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フリーランスに興味のある美容師さんの参考になれば幸いです。






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