継続してインプットする方法と考え方

この記事を書こうと思った背景について

先日、日経電子版×noteのイベントでハヤカワ五味さんが勉強術についてセミナーされていた(ハヤカワ五味さんの資料note URLは記事最後に掲載しています)のを聞いて自分のインプット方法を見直した。

結果、継続的にインプットができるようになったため、皆さんに共有して他の方がどのようなインプットをしているか知りたいと思いました。

この記事はハヤカワ五味さんがセミナーでお話されていた内容が随所にあります。完全に個人の考えから身につけた考え方ではないため、ハヤカワ五味さんのnoteかセミナー時に使用されていたハッシュタグ(#nikkeinote)を参照ください。

(聞いた話をそのまま掲載している部分もありますが、どこがどうか分けたら記事がわかりにくくなるため、分けていません。そのための前置きです。ご了承ください。)

目次

◇ セミナー前の個人的な悩み
◇ セミナー後の変化
◇ インプット方法
 (1)前提 (2)具体的な方法 (3)やる気が起きない時は
◇ 補足のためのQ&A
◇ 大切なこと


セミナー前の個人的な悩み

・勉強する時間があってもやる気が起きない。起きても、2,3日でやめてしまい、インプットが続かない

・全てを理解しようとして、読むのが極端に遅くなり1冊の本を読み切るのに2,3週間かかることがあった。(すぐに実務につなげたいと思い、整理しながら読み進めたが結局どうしたら良いか読み切った時にわからなくなる)

・積ん読が多く、それが勝手にプレッシャーになっていた

・理解しにくい本でも、誰かがおすすめしていたからと無理に読もうとして結局理解できずに途中で投げ出した本が多数

セミナー後の変化

・毎日(セミナーがあった9月26日~本日まで)インプットするようになった

・1冊の本読むのが2、3日(時間換算はまだできていない)でできるようになった※もっと早くできそう

・その結果、積ん読減った&さらに本購入して読み進められる・理解できない部分はすっとばしても気にならなくなった。理解できない本は読まない

・インプットに対する苦手意識(やらなきゃ、とか変なプレッシャー)がなくなった


インプット方法

(1)前提
続けることが大切、なるべく無理をしない。まずは成功体験を積むこと。
全てを完璧に理解しようとしないこと。

(2)具体的な方法
■STEP1
初めに本の目的を読む(意味づけ、価値を明確にする)→目次で概要を掴み(目次を見て、頭の中に引き出しを作る)→本書のポイントで最低読む箇所を決める
※事前にざっと目を通して置いて、あとから読むのでもOK。
(脳には知っていることを好ましく感じる性質がある/全体像を把握することにもつながる)

■STEP2
30分間、ポイント(見出しと話しの要点)と読みたいと思った部分だけ読む→マーカーを引く(この本、人が言いたいことのポイントはどこにあるか?とか、独り言のようにツッコミながら読む※必須ではなく、自然と思ったことがあれば)

■STEP3
読んだ次の日に、前日に読んだ箇所を5~10分程度でざっと目を通す。
※無理して整理したり、思い出したりしないで自然と思い返す部分があれば良し

(3)やる気が起きない時は
- 見出しだけでもざっと目を通す
- 読むというよりも文字を指指しながら目で追って、気になる箇所を探す
 ※具体例は読み飛ばすこと多い
- 異なるテーマかつ、読みたいと思っていた本を読む
- 読んで理解しようとしないで、目で文字を追うだけにする
- それでもやる気が起きない時は、20分程度歩きに行くか、寝る


補足のためのQ&A

書ききれない(説明しきれない)部分はQ&Aの体裁で8つ用意しました。こちらも合わせて読んでいただけるればと。

Q:完璧主義で全てを理解しようとして読むのが遅くなり、結果積ん読のままになる

A:全部正確に読まなくて良い、人間の記憶力なんて金魚よりレベル低いから(★)

Q:マーカーを引くのに抵抗がある

A:どうせ一回しか読まない本が大抵だから、マーカー引いてしまう、売っても大したお金にならない。繰り返し読みたい本は手元に残せば良い

Q:初めから全てを理解しようと思ってしまいます

A:幹を学んでから枝葉へ。ポイント、この本で最も言いたいことだけをまずは理解すること。細かい部分は読まなくても良い。

Q:見出しだけさらっと読んだとしても理解できないような気がしています

A:最初にポイントだけ理解するってのは見出しレベルのことでもふわっと頭に入れることだと。文章は具体的な話が書かれているから、注意点とか気をつけることは、枝葉の部分かも。見出しに対する答えの部分はポイントと捉えればOK
エッセンスだけを拾おうという意識が働く。意外と理解できるという成功体験が詰める

Q:アウトプットしようとしてもインプットして理解して整理できてからでないと抵抗があります

A:誰も評価しないから大丈夫。インプットに時間かけるよりもなるべく早めに振り返ったりアウトプットする方が効率良さそう。インプットに時間かけすぎるくらいなら振り返りに時間を取る、整理してアウトプットとする

Q:それでもさらっと読むことに意味があるのか疑問です

A:最悪、ここに解決策があるという安心感を得るためだけに、ざっと読んでそれを目に入れてマーカーを引いておくだけでもおっけ!確実にインプットしなくては。。。と自分を追い込まないこと。
また、モチベーション→進んでいる(読破/読もうとしているところまで進めている)という感覚>理解していることが少しずつ増えていく感覚をまずは獲得しよう。

Q:インプットを始めるまでが億劫で時間だけが過ぎてしまいます

A:これ読むのほんとしんどそー。。。と思ったら、目次と見出しだけ読むか、目次から興味あるところだけ読むとハードルが下がる。疲れて頭が働かない状態でも目で見て言葉で言うだけでもOK。ただし、やりすぎない(>消化不良になりそうなら、その日はやめて別のことをやる)

Q:読んでる途中にまとめようとすると思考が止まる、読み進むのが遅くて途中で投げ出す

A:まとめるのは思考が整理し始めてから(何度か情報に触れてから)でOK


大切なこと

ハヤカワ五味さんも最後繰り返し?おっしゃっていましたが、とにかく無理をせず続けられることが大切だと思います。常にその意識を持たないとすぐに今まで通りに戻ったりしてしまいそう。

完璧主義にならず、全てを理解することにこだわらず、まずは続けられるために自分の中でハードルを下げて取り組んでみることが大切かと思います。

ハヤカワ五味さんのnoteはこちらhttps://note.mu/hayakawagomi/n/nb5918da05d26

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