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freee アドバイザー通信 8月号 |決算書のプレビュー機能等アップデート5選|L&C税理士事務所 柏村 光洋さん|セミナー各種

今をときめくアドバイザーさんの活躍にフォーカスするアドバイザーさんのためのお便り、「アドバイザー通信」。

01. Pick Up Advisor_L&C税理士事務所 柏村 光洋さん

認定アドバイザー 個人の活躍にフォーカスする本企画。第2回目は2021年に開業からすぐ認定化アドバイザーになられた、東京都のL&C税理士事務所 代表の柏村 光洋さん。会計業界にかける熱い想い、freee カスタマーサクセスマネージャー荒井とともに開始したプログラムについてお話伺いました。

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-freeeとの出会いといま

-2021年5月28日に開業後、翌月6月1日には認定アドバイザーへ。どうしてfreeeの認定アドバイザーに?

柏村さん:開業前からfreeeの利用を検討して、より成熟度・理解度を高めるために認定アドバイザーとなることを考えていました。

税理士業界は今後、従来の労働集約型の仕事から、創造性が求められる仕事にニーズが切り替わっていくと考えています。従来のやり方からの脱却を図るためにも、(そのほかのツールと比較し)まずは知名度や昨今の勢いから、freeeを選びました。

-柏村さんはさまざまなご経験がおありと伺っております。そういったご経験を経てどうして会計業界を選んだのでしょうか?

柏村さん:いろんな経験を積むうちに、この業界に対する疑念を抱くようになったからです。もちろん、知識の習得や正確無比な仕事は大事です。ですがそれは手段であって、提供するサービスの本来の目的ではない。

変化の激しい時代だからこそ、ニーズに合ったサービス提供・本質的な課題解決を実現するために、クライアントの環境や状況に合わせてアドバイザー自身も変わっていく必要があるのではと感じていました

現在の環境下で再認識された方も少なくないと思いますが、ファイナンシャル領域のプロフェッショナルって圧倒的な力があると思っているんです。

税理士の受験者数は年々減少していて、決して人気の高い職業とは言えないかもしれませんが、お客さんに対する影響度合い・貢献度合いで考えたときに、もっと誇っていいし、実はもっとかっこいいものだと思っています。

経理業務の効率化・精緻化が実現できれば、アドバイザー側もクライアント側も、より重要な仕事にリソースを充てられる。

freeeのサービスを通して、より付加価値の高いサービス提供が可能と考え、この業界でのチャレンジを選択しました。

-熱い想いにとっても共感です!認定化まで導入3件という課題、難しくなかったでしょうか?

柏村さん:税理士事務所の開業と同時にコンサル会社も設立したので、あと1件お客さんへ導入すれば3件到達という状況でした。

freeeでは毎月新しいサービスが追加・アップデートされるため、最大限活用するためには自社利用が一番と考えていました。自社利用を1件にカウントしてくれるので、実質2社ですよね。

クライアントへは、「導入することで何がどう変わるか」を具体的に説明できれば、それほど難しい課題ではないかなと思います。

-実際に集客面ではどんな工夫をされていますか?

柏村さん:今は対面でお会いできる機会も限定的なので、色んなサービスを、まずはトライアルで少しずつ利用してみています。

開業直後は、多くの企業から様々なご提案を頂きました。そのうち、お互いのサービスの相関性や費用対効果を考えて、いくつかに絞って利用しています。

あと、自社のHPをリリースする前、まずはランサーズに登録しました。そこで集客するのではなく、名刺代わりにしてましたね。どんな人なのか知ってもらってからの方が、少しでも話を聞いてみよっかなと思ってもらいやすいと考えたからです。

今後の御社経由での集客も、期待しています!(笑)

-その期待受け取りました!ちなみにお客さまへはどのような気持ちを持ってご提案されていますか?

柏村さん:そうですね、「最初はできなくて当然!でも必ずできる!」くらいの気持ちで提案しています。

正直、freee会計への理解度はまだまだだと思っています。でも実は、今その瞬間に知っているかどうかって、あまり意味がないのかなとも思っています。

freee会計の機能も、需要に合わせて日々アップデートされているので、常に最新情報をキャッチアップするのは相当難しいことだと思っています。
ただ、「知らない・やったことがない」=「できない」では、これからの生存競争に勝ち残れないと思っています。

僕たちの仕事は、「お客さんができないこと」をしてあげること。ならば、変化に対しても僕たちが最初にチャレンジすべきというスタンスです。

変化へのリスクをこちら側が負ってしまえば、お客さんもそこまで抵抗感を感じずに済むと思うので。もちろん、お客さんの業種・業態によって課題はあると思いますので、そこは柔軟に対応していくつもりです。

-認定要件の1つ、資格合格について

-認定要件には資格もありますが、合格までの道のりはいかがでしたか?

柏村さん:いま考えると、資格直前研修を受けてすぐ受験したのが、ちょっと失敗でした。研修って能動的ですし、時間も1〜2時間くらいなので情報量も限られてます。そのため、問題文を見て初めて疑問に思うことも多々ありました。

一度研修を受けて、自分なりに振り返りをしてから受験すれば一発で受かったかなと思いました。

-プログラムへの期待

-認定アドバイザーの方にはご状況にあわせたプログラムをご提案しています。柏村さんがはじめたきっかけはなんだったのでしょうか?

柏村さん:いや~~荒井さんに口説かれて…笑。

※ 柏村さんのプログラムを担当しているカスタマーサクセスサクセスマネージャー

-ご契約にいたった期待値・背景もぜひ教えてください!

柏村さん:言葉選ばず言うと、純粋に僕はもっとfreeeを使い倒したいと思っていますし、freeeさんはそれに応えてくれると思っています。

今、開業直後で多忙な日々を送っています。freeeの動画を視聴する時間も惜しいですし、新しい機能の追加も多い。それに、初めから自分にとって何が課題か・何が疑問かなんて分かりませんでした。

であれば、やりながら解決し学んでいくことで、効率的に進められると考えました。

僕たちはあくまで会計税務のプロであってシステムのプロではないので、
荒井さんと二人三脚の方が効果的・効率的と考えました。

-実際にスタートしてみていかがですか?

柏村さん:どんな課題・疑問にも、建設的に対応してくれるところがありがたいです。

特に、営業面での課題を相談したところ、「あっ、こういう資料あるんで応用できるんじゃないですか」と(担当の荒井から)提案いただいた点は、
非常に助かりました。

僕がfreeeへ、疑問点を迅速かつ明確に対応してくれることを期待している一方で、freeeさんは僕らのような税理士を、ある意味では「営業担当」として使ってもらいたいと思うし、そのために僕たちに色んな情報・アイディアをインプットしてもらいたい。

限られた時間の中でいかに効果的にインプットできるかが、お互いの相乗効果を高めるための課題。そんな話もしています。


-これからの抱負

-今後の抱負を教えてください。

柏村さん
僕たちは、この業界のプロフェッショナルをかっこいい、そして憧れられる存在にしたいという大きな目標を掲げています。

お客様が税理士を変えようと思うきっかけは様々だと思いますが、「何が不満か」の本質を捉えることが重要だと考えています。

例えば「顧問料が高い」といっても、実はそれは本質的な不満ではないかもしれない。「外部の作業者」としての役割に留まっていて、別の相談に乗ってもらえないことに対する不満が、結果として価格への不満につながっているのかもしれない。であれば、提供価値の最大化が重要であると考えています。

僕たちは、あくまでもビジネスパートナー、お客さんをリードしていくようなリーディングパートナーを目指しています。

freeeを利用することで経理支援業務を効率化・簡素化し、より高付加価値な分野にリソースを投下できれば、それが実現可能だと信じています。

それには、認定アドバイザー制度やコーチングプログラムの利用は、大きな助けになると考えています。
効率的に学び、協業し、クライアントを獲得することで、認定会費以上の効果が得られると思っています。

-柏村さまありがとうございました!フレンドリーなお人柄の中に熱い想いあふれる素敵なアドバイザーさんでした。ぜひ一緒にかっこよくしていきましょう!これからも応援しています!

■Pick Up Advisorインタビュー募集のご案内
現在、”認定アドバイザーの事務所で活躍されている方”を募集しております。インタビュー・掲載ご希望の方は以下よりご応募ください。お申し込み多数の場合は、抽選となる場合がございます。ご了承くださいませ。
お申込みはこちら


02. お役立ちセミナー

アドバイザーのみなさまへセミナーをご紹介する本企画。

-(1)顧問先向けfreee導入支援セミナー

freeeの基本的な概念と、記帳・経理の各業務でfreeeを活用することで業務がどのように変わるのか、デモンストレーションを交えたセミナー。

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開催予定日

8/27 (金) 15:30~17:00

参加対象

・freeeをまだご利用でない顧問先の方
・freeeのミニマムプランをご利用で今後より広い範囲でfreeeを活用したいとお考えの顧問先の方

お申し込みはこちら

03. Pick up Product update

「freeeのプロダクトマネージャーイチオシのプロダクトアップデート情報」をおとどけします!そのほか8月のプロダクトリリース情報はこちらも併せてご参照ください。

プロダクトアップデート/【2021.8月度】新機能情報

(1)決算書のプレビュー機能

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リリース情報

決算書プレビュー画面で実際に出力されるデータと同じものが表示されるようになりました。

対象者

freee会計を利用するユーザー

対象機能

決算書の作成

(2)固定資産台帳のPDF出力

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リリース情報

これまでcsv出力のみ対応でしたが、今回のアップデートで固定資産台帳のPDF出力に対応しました。

対象者

freee会計を利用するユーザー

対象機能

決算申告の固定資産台帳

(3)所得税申告 取引自動取り込み機能

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リリース情報

これまでfreee会計に登録した源泉徴収された事業所得を手入力する必要がありましたが、今回のアップデートでfreee申告のステップUIで、freee会計に登録済みの所得を連携&選択し、取り込むことができるようになりました!

対象者

freee申告所得税

対象機能

申告書作成

(4)タグ 非表示

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リリース情報

今回のアップデートで取引先・部門・品目タグの非常に対応しました!
※ 各タグインポート時に表示・非表示を選択する必要があります。詳細はヘルプページをご参照ください。

対象者

freee会計を利用するユーザー

対象機能

タグ

04. おすすめ機能

過去リリースの中から「アドバイザーさんがアドバイザーさんにすすめたいプロダクトアップデート情報」をおとどけします!

-(1)打ち消し仕訳(赤伝)

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リリース情報

マイナス金額の取引および赤伝用の相手勘定科目設定を利用することで、適切に一連の取引を管理できるようになりました!

対象者

freee会計を利用するユーザー

対象機能

登録

-(2)月次推移レポート スマホ対応

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リリース情報

スマートフォン上で月次推移レポートが確認できるようになりました。ユーザインタビューでも関心が高い機能の一つで、場所を問わずいつでも手軽に経営状況が確認できます。

対象者

freee会計を利用するユーザー

対象機能

月次推移

-(3)固定資産台帳インポート進化

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リリース情報
固定資産台帳のインポート画面が刷新されステップ形式の案内が追加されました。これにより、迷わずに固定資産を取り込むことができます

対象者
freee会計を利用するユーザー

対象機能
固定資産台帳

-(4)重複チェックの期間変更

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リリース情報
チェック可能期間が最長1年間の任意で設定可能になりました。

対象者
freee会計を利用するユーザー

対象機能
重複チェック

-(5)事業概況書の次年度繰越項目を追加

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リリース情報
法人税 事業概況書の次年度繰越項目を追加され、法人事業概況書の赤色の部分について前年からコピーする処理を入れました(青色の部分は既に繰越処理が入ってい箇所)。

対象者
freee申告

対象機能
事業概況書





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